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S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

5月限定 鯉桶の水指

2022-05-12 09:35:44 | 道具
 
 

今月しか出番のないお水指です

毎年の5月の子供茶会に使うつもりで用意しておりましたが

コロナで この3年 中止

出番がなくて お稽古に出してみました

 

 

自分も 先生宅で習ったわけではないので

扱いが いまいちなんですが ?

 

違っていれば 御指導をお願いいたします

 

御手前の初めは 横に結んで置いて

前に茶入れを飾り付け

お薄は この状態で お運び

 

置き水指ですね

 

これは 学園のお茶会で見ましたので

あっていると思います

 

拝見のお道具を出した後で

 

お水を注いで

蓋をすると

紐をほどいて

 

 

 

どちらでもよいようですが

結んでおきます

お客様が退席されるときは

紐は この状態だと思います


湊焼の交趾の香合 大阪堺の焼き物です

2022-04-23 21:03:40 | 道具

 

 
 
 

菊蟹の型物香合

 

 

顔の付いたものは 顔が正面です

 

 

交趾の香合

菊蟹は型物香合番付で前頭です

 

 

小判割型の湊焼印です

 

湊焼は楽三代 道入の弟 道楽が始めた窯で

幕末ごろに廃窯になっています

 

 

この人形も 湊焼

 

 

二重〇に湊印

 

 

本湊焼と書いてあります


花筏になってしまいましたけれど お道具はまだ桜です

2022-04-13 20:43:13 | 道具
 
 

 

花の命は短くて

 

あっけなく みんな散ってしまいました

 

それでも 4月のお稽古は 桜

 

何年振りかで 吉野棚を出しました

 

吉野の桜かと思えば

この丸窓が吉野大夫さんのお好みで

違芳庵の吉野窓から 考案された

園能斎のお好みの棚です

 

それでも 吉野という言葉は 桜を連想させます

 

 

しだれ桜の棗

 

私のお道具にしては カラフルな

田中寿宝さんの黄安南の蓋置

 

お茶碗も 桜3個と

手前は 清水焼の 少し古い小さなお茶碗

 

 

行く春に 遊句春耳

 

 

和歌の浦にて 和歌の浦尓て

追いつけり  追飛徒希り

 

芭蕉さんの歌が書かれています

 

芭蕉さんが追いついたのは

もう終わってしまったと思っていた

春が和歌の浦にあったという事かな ?

桜でしょうか

 

吉野のほうが桜が遅いから

これから 吉野に行くのかな ?

 

芭蕉さんがこの歌を詠んだ1688年は

芭蕉さんが 初めて吉野の桜を見た年ですから

和歌の浦から 吉野 100K以上 遠いですね

山登りだから 何日かかったのか ?

 

茶碗一つで

色々と 思いを巡らしております 


旅箪笥 出してみたら壊れてました 蓋置は五徳で

2022-03-27 09:48:59 | 道具
 
 

 

先日の 表千家さんの趣味どきっ を見ていて

旅箪笥が出ていたので  うちにもあることを思い出して

倉庫の中を探して

 

引っ張り出したのはいいけれど 中板の桟が外れていて ・・・

お稽古道具だと しまい方が雑になって ちゃんと棚板を外して 

プチプチにくるんでおけばよかったと 反省

 

蓋置もサザエを出して 使いかけたら

 

 

サザエは 使うときは 尻炙りで 裏返して 炉のほうにお尻が向きます

窯の蓋が重すぎて 不安定で

 

 

いつものお釜なら 蓋が小さくて軽いので

問題なく使えるのですが

 

 

 

 

五徳を出して

ちょうど 炉中に五徳がないので 重ならないです

 

五徳は 初めから この状態で建水に入れて

置くときは 爪2本が炉のほうに ・・・

 

 

サザエは かざるときは 上向けて

 

 

五徳も上向けて 爪2本が手前 ・・・

 

と 習いましたけれど

ずいぶん昔で 変わっているかもしれません

 

最近 ところどころ代わっていて

教える側としては 教則の新しいのが必要で ・・・

是で 教則三代目です

習い始めたころは左端 最新が右端

 

 

 

最新の入門の本の冒頭に

お家元さんがとても良いことを書いてくださっています

習うものの 心構えというか ・・・

 

コピーして生徒さんたちに配りたいぐらい

 

年をとると 字が大きくて 写真が多いほうが楽ですね


昨日のソラの置き土産で茶入れ用の羽箒できました

2022-03-21 09:17:09 | 道具

なくさないうちに 貴重な羽を

 

 

 

茶入れの中のお茶を落とすのに 

羽が便利です

 

作った材料は

 

羽と 竹の皮と 紐と キッチンペーパー

キッチンペーパーは紙ではなく スポンジ状のものを

この紐は 南三陸にボランティアに行ったときに いただいたもので

漁師さんが網を修理する糸 とても丈夫です

 

 

竹の皮は虎屋さんの羊羹の包

 

 

水につけて やわらかくして 伸ばしておきます

もし 縦に裂けていたら そのままにせず その部分はハサミで切りそろえておきます

作業が小さいと 小さい切れ端でも 十分使えますので 捨てずに置きましょう

 

竹の皮は お茶道具の修理に重宝ですよ

 

今日のソラは 今横で 私の作業を見てました

 

片羽は まだ 骨から外れていないので ソラにバラバラにしてもらおうかと思ったけれど

もう 見向きもしません 仕方ないから 自分で外しましょう

 

今日は お疲れ様で 1日ぐうたらかな ?