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S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

後炭所望のお稽古 半田が出てきました

2020-12-03 21:30:47 | 稽古
 

今の時期ではないかもしれませんが 炉の時期ならいいでしょう

今年は 秋のお茶会もなかったし

お稽古に 少し余裕ができて

お茶事3回 お道具を片付けていて 半田が目に入りましたので

後炭所望のお稽古をすることにいたしました

 

半田の中に 乾いた灰をたっぷり入れて 巴を書きます

長火箸とそこ取りを 組んで

炭斗は 後炭の用意

灰器に 匙香

水次は 茶巾をしっかり湿らせて

 

 

炭所望も 風炉は初炭しかありませんので

お稽古するなら 炉の時期の後炭がいいでしょうね

 

普通のお炭なら 20分ほどですが

意外に 出入りが多く 時間がかかるものです

 

初めに 炭斗で お炭直させていただきますのご挨拶

 

お釜を上げて 初掃きをすると

 

 

 

羽を炭斗に載せて 炭斗を最初お釜を上げた位置に移動

 

 

半田を持ち出し 炭を上げます

胴炭を最初にあげ 順番に大きな炭から上げます

 

 

細かい炭は 火箸で集めて そこ取りで 2回に分けてあげます

時計の針周りで 底取りを回し すくい取ります

 

 

中がきれいになれば 胴炭から 順番に戻します

 

灰器を持ち出し 定位置に置くと

炭斗を元の場所に移し 羽を下ろします

 

炭斗を 少しついて 灰器を取り 灰を撒きます

 

灰器を戻し 中掃きをし 炭斗を元の位置に戻し 羽をのせておきます

 

灰器を 釜のほうまで下げて 茶道口に座り

お申し合わせの上 お炭を ・・・ とご挨拶

 

客は 炉正面に座ると 羽を下ろし 炭をつぎ 

後掃きをして 羽をすみとりにのせておきます

 

客が戻ると 亭主は 炉正面に座ります

 

どうぞお直しを のあいさつを受け

結構に入れていただきありがとうございました と 礼をのべ

 

灰器を 元の位置の戻し

釜をはじめの場所まで移動させ 水をついでおく

 

最後 釜をかけ 手で蓋を切り 炭斗を持ち帰ります

 

炭手前をたくさんしたので 炉中の灰がすごいことに

来週は 少し灰を上げて お掃除してからお稽古ですね

湿し灰もたくさん使ったけれど 来年の4月までは 多分あるでしょう

やはり 作っておくものですね


方円流 お煎茶のお稽古 棚茶碗飾り煎茶手前

2020-11-17 23:34:12 | 稽古
 
 

可愛らしい 棚のお点前 中には茶碗 上に茶芯壺

お抹茶の棚からすると ずいぶん小型 かわいらしいです

 

先生も出げいこで お道具の持ち出しが大変なのに

いろんなお点前を 教えてくださいます

 

出来の悪い生徒は 何回しても その都度新たで

覚えきれません

 

 

4本柱と 2本柱があります

2本のほうが 茶碗のお盆が出しやすいです

 

 

まだ茶巾がはいっていませんが ・・・

 

初めに 巾筒を 水注の横に出します

茶托を均等の手前 2~3センチ明けておきます

急須を盆の右手前 端に寄せ

 

棚の中の 茶碗を 盆ごと右手前におろします

左上から 1 2 真ん中が3 左下が4・5

 

お茶碗を 1から順に お点前のお盆に出し

からのお盆は 元の棚に返します

 

水を入れ 茶碗を清め 茶金で拭いて

湯を 茶碗と急須に入れます

 

茶合を取り左手に持たせ

右手で 茶芯壺を盆手前 中央に置き

蓋を開け 壺の右側に置きます

 

茶合に茶葉を落とし

茶芯壺は蓋をして元の位置に戻します

 

右手で 急須の湯を捨て

茶合を右手に持ち替え 左手で急須の蓋を開けます

 

茶葉を急須に入れると 茶合はすぐに茶芯壺にかけておきます

 

ボウフラを右手で取り 急須に湯を入れ 蓋をします

 

茶碗の湯を捨て お茶を注ぎます

茶托を盆手前 中央に置き 急須を外に出し

そのあとに 盆巾を半分に折っておきます

 

茶托を取り左手に持ち お茶碗の糸尻を盆金で拭いて

のせて 出します

 

お茶を出した後 盆金でお盆をふいておきます

拭いた後 急須を盆の上 元の場所に入れておきます

 

1煎目のお茶碗が戻ると

お菓子をどうぞのご挨拶

茶碗を元の場所に置き 茶托を定位置に

茶碗に湯を入れ 急須にも入れておきます

 

急須に 水を入れてから 涼炉に戻します

 

茶碗の湯を捨て お茶を注ぎ 2煎目を出します

 

同じように 盆を清めておきます

 

茶碗が戻れば 水を入れ 茶巾で拭いて片付けます

棚のお盆を下ろし 茶碗を入れ 棚に返します

 

盆をふいて 急須 茶托 巾筒を元の場所に戻し

お点前終了 

 

私の覚書です

わすれるといけないので

きょうのおけいこの 覚えていた部分ほど

違っているかもしれません

 

お煎茶は 果物 野菜 文房具などを飾ります

お花もカラフルで たくさん

 

今は お花の少ない時期です


茶壺の飾る場所は 床の 上座 ? 下座 ?

2020-11-15 20:47:29 | 稽古
 
 

茶壺には 真壺 と 国焼があります

今の時代 真壺など 美術館か それ相当のお宅にしかないとおもいますけれど

 

真壺は上座に

それ以外は下座に ・・・


 

最近の淡交社の本には そう書いてあり

写真もそのようになっています

 

 

 

昔は みんな上座だったような ?

そんな風に習った記憶がありますけれど

 

昔の本は 上座になっています

仁清の壺が 床の真ん中にある写真も見たような ?

 

 

真壺 と書いてあります

 

 

上座です

 

 

こちらは 下座

 

昔からそうだったんでしょうか

あまり 茶壺のお稽古はしておりませんから

私が 知らなかっただけかもしれませんが ?

勉強不足でした

 

最新の本を 常に手元に置いて お勉強しないといけないということでしょうね

 

今回は 生徒さんたちが それぞれ 最新版の本を持参されていましたので

私も勉強させてもらいました

 

私の壺は 下座飾りです


お茶事の時の濃茶は 各服点だけど点て茶碗で小分けに・・・ 色々考案 試行錯誤

2020-10-29 19:05:57 | 稽古
 
 

お家元様のビデオの各服点だと 半東がいります

一人茶事で お濃茶のお点前の間で退出することはなるだけ避けたいですよね

 

そこで思いついたのが 片口の茶碗

 

 

伊賀の谷本洋さんの片口がありました

 

たくさんのお茶を練ると 茶筅が少しがさがさと練る音がしますけれど

お茶はおいしく練ることができました

 

これで 人数分プラス1ぐらいのお茶を練って

あらかじめ 下座に運んでおいたお茶碗に注ぐというのは

どうでしょうか

 

最後に 建水を持って入る前に 

あらかじめ熱い湯を入れたお茶碗をお盆に載せて

手前畳に入れておきます 灰器の場所

 

 

それから 建水を持って入って 普通の濃茶手前

お茶が練りあがったら 点て茶碗を仮座に預けて 

 

お盆を膝前に取り込み

湯を捨てて 拭かずに そのまま

片口のお茶を注ぎます

右上が 正客用の茶碗で

それを掌で回して出します

 

古帛紗不要の楽茶碗で

 

池田退助さんの黒

吉向蕃斎さんの赤

佐々木輝夫さんの赤

大樋長左衛門さんの飴

 

何故 大樋がお詰めさんなのか ?

大樋の飴は濃茶に使わないほうが良いと

言われた方がありました

 

お稽古茶事だからよいかなと 出しましたけれど

楽茶碗のオールキャスト 寄せ集めです

さすがに 本家さんの楽は出せませんね 🙇

 

 

 

 

お正客が取りに来られて総礼 

いかがでございますかのあいさつの後

残りの茶碗を 盆ごと回して出しておきます

 

その後は ビデオの通りで

 

 

お正客のお茶碗を拝見している間に

詰めが 茶道口まで お盆を返しておく

 

最後 亭主が建水をもって下がるときに

茶道口を開けて 先にお盆を外に出しておき 

建水をもって出る ・・・

 

どうかなと 試しにしてみましたけれど ちゃんとできました

お煎茶のお点前の時 茶碗に入れた湯を捨てたときは

茶碗をふきません 

粉ではなく 練ったお茶を入れるのですから大丈夫ですね

 

一碗でしっかり練ったお茶は 香りもよく とてもおいしいです


方円流 一双飾り急須煎茶手前

2020-10-20 21:39:37 | 稽古

今日のお稽古は 急須が二つで

二煎目は級数が回ります

 

初めの飾り方

 

 

最後の飾り方

 

急須の位置が違います

 

二煎目を入れた急須の底をふくときの盆巾は 衿たたみです

 

お点前は いつもと同じ流れで

巾筒を 水注の横に蓋置と並べておきます

茶卓を両手で取り 右手一手で急須盆の手前

 

茶碗を5・4・3・2・1 と上を向けて並べる

 

茶碗に水を入れ 茶巾で清める

 

茶碗・急須に湯を入れます

茶合を右手で取り 左手に持たせ 右手で茶芯壺を取り 盆の手前 膝前に

 

蓋は 壺の右側へ

茶合に茶を入れて 蓋をして 茶壺を盆に戻す

急須の湯を捨て

右手に茶合を持ち換え きゅうすの蓋を開けて 茶葉を入れる

 

茶合を戻したら 急須に湯を入れ 蓋をする

茶葉を蒸らしている間に 茶碗の湯を捨てる

 

流れは同じですね

違うのは 二煎目の急須を出すときに

盆巾を衿たたみにして 盆の上左に置き

急須を右手に持ち その盆巾の上で底をふく

初め 底を盆巾に当て 向こうについて それから 手前に拭き上げる

 

急須盆にのせて 客に出す

脚はそれぞれ 自分の茶碗にお茶を継ぎます

 

これは 私の覚書  メモ帖です