つれづれのままに 辰

1日の出来事(家族について.読書.料理.お花、めずらしいこと)

「東京家族」の映画鑑賞

2013年01月30日 18時35分46秒 | 日記

友達に誘われマイクロバスで13人女性ばかりで滋賀県の映画館に東京家族の映画を見に行った。

私は、本当に何年振りかの鑑賞であった。

この映画は山田洋次監督の「家族」映画の集大成で2012年に世界の映画監督が選ぶ最も優れた映画第1位にえらばれた「東京物語を」をモチーフにした今の家族の物語です。

老父母が東京に暮らす子らに会うために広島県から上京するという設定です。子供は3人いますが

それぞれ自分の生活に追われ最後はホテルにとまらなくなりおいだされてしまったが、最後の日に長男の家にに戻ってきたが、母親が突然なくなり長男の医師がみとり、父親が遺骨を持って広島に帰る寂しいおはなしです。子供には、あまりいいように思われない父母でしたが、同じように

子供を育ててもそれぞれ生育途中にしてきた父母のことは、子供たちにとっては、忙しさのあまり思いをつうじることなく逝ってしまった親が何とも言えないくらいに寂しくかんじられ涙がとまりませんでした。できない子供ほど子供が親をおもっているんだなともおもいました。次男のとこに泊まった母親が最後に次男と仲良くなって嫁さんのこと快く思って突然死んでいったことがこころにのこり、人の死のはかなさをかんじました。

人間生きているうちになんでもしないといけないなとも感じました。私も先が見えてきたこの頃

何かを思うこのごろです。60年をえてこの国の家族構造はおおきくかわった。この作品で突き動かせる感情は、何も変わらぬものがあることの証しでもある。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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