57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

2018年 SL神戸シリーズ 第4戦 SSオープンクラス 予選ヒート

2018年07月12日 | 2018年レースレポート
2018年 SL神戸シリーズ 第4戦 SSオープンクラス 予選ヒート


6月23日の土曜日、神戸スポーツサーキットでの「SLレース」決勝の前日は……。
土砂降りの雨。
そんなお天気の中、パドックで僕が、”ぼぉ~っ”とうろついていると(あのね、言っときますけどね、こういうオトナにだけは、なってはいけませんよ、”よゐこ”のみなさん)

『おっっ、だぁ~れだ?!』

はい、昨年のカデットクラスチャンピオン、中村海斗くんでございました。

まだ、小学校6年生。ぼちぼち思春期に入ってくる頃。
親御さんとしては、なかなか、難しい年頃でしょうね。
そんな中村海斗くんパパの「短パン」にご注目。


ムムムッッ!!(ここは川平慈英さん風ですよ)
世界一有名な、あのリボンをつけた、ネコちゃんキャラクター。
ちなみに、海斗くんパパはこんな感じの人。


ギャップ『半端ないって!!』
しかも、とってもフレンドリーなところが、これまた、いい雰囲気のパパなのですね。

中村海斗くんの乗るマシンはこちら。

今年から「SSクラス」のマシンになりました。
昨年まで乗っていた、カデットクラスと違い、もう、大人たちとおんなじサイズのマシンです。
それを小学6年生が操るわけです。
もちろんウェイトハンデあり。
鉛のオモリを、シートの後ろにガッツリ積んでます。

ゼッケン44番の上にさりげなく貼ってある
『JAF』のステッカー。


ある種の感慨があります。
僕は昨年からレンタルカートに乗り始めました。
カートレースの取材も、同時期にはじめましたが、そりゃもう、右も左も分からない。
でも、取材を進めるうち、わかってきたことがあります。
この小さなステッカー。
その『重み』です。
『全日本選手権』を戦う選手だけに、貼ることを許された”ステッカー”なのです。
これを貼ってレースに参戦することが、どれだけ大変なことなのか!!
それが、僕のような第三者からみても、徐々に分かってくるようになりました。
いわばこの『JAFステッカー』とは、
”水戸黄門様の印籠”
みたいなもんですよ。
***
マシンを改めてみてみましょう。これイタリア製です。
いやぁ~、いつみても、綺麗!!
イタリアの職人さんたち
『いい仕事してますネェ~』と唸りたくなります。

ドライバーの体格に合わせて、ペダル位置、ハンドル角度、シートポジション、
、もう、ありとあらゆるところが細かに調整できるのですね。

海斗くんパパによると、ペダル位置はここ。

なんと、一番うしろ。シート寄りにセットしてあるそうです。
大人の場合、左のブルーのフレーム位置ぐらい前に足が来るんだそうです。
このシャシーを操って、小学6年生がレースで戦うんですね。
***
そのレース。動画でわかる通り、ある意味、実に面白い展開になりました。
観る方にとっては、エキサイティング、そして予選ヒート終盤。
海斗くんに激震が走ります。
いやぁ~、レースって何が起きるか、わかりませんね。


***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018
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