57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

2020 JAFジュニアカート選手権 西地域第3戦 FP-Jr 決勝

2020年08月25日 | 2020年レース
8月23日の日曜日、神戸スポーツサーキットにて『JAF全日本カート選手権西地域第3戦』および『JAFジュニアカート選手権西地域第3戦』が開かれました。

コントロールタワー上には『JAF』と『日の丸』の旗。
これが『全日本選手権』の格式ですね。
パドック内は、暑さと緊張の『ごった煮』状態です。

この屋上が観客席になっています。そこで地元の女子レーサー、佐藤こころちゃんのお父さんに遭遇。
この日のレースでは、FP-ジュニアクラスに『チームナガオ』からエントリーしています。

ボクは
『予選ヒート、大変でしたね、決勝頑張ってください!』

とお声かけするのがやっとでした。
さて、何があったかと言うと……。
***
佐藤こころちゃん、朝の練習走行では1位のタイム。44.425-を記録。

しかし、油断は禁物。
参加者5台とはいえ、全員が44秒台を記録しています。
神戸スポーツサーキットのジュニアクラスで『44秒』というのは、実は驚異のハイペースなのですよ!!
ちなみに、神戸スポーツサーキットのコースレコードを見てみます。

全日本のジュニアと、ほぼ、ほぼ、同じカテゴリーなのが『YAMAHA SSクラス』
津端剣心 選手の 『44.462-』がコースレコードです。
佐藤こころ選手は『44.425-』
えっっつ、😲😲❗️❗️
こころちゃん、コースレコードより速いぞ!!

この要因は、オフィシャルからジュニアの選手へ、平等に配布されている
『ダンロップタイヤ』の食いつきの良さではないか、とボクは思うのです。
***************
そして、予選ヒート16周。
2020 ジュニアカート選手権 西地域第3戦 FP-Jr 予選


タイムはダントツ、44.412-のファーステストラップ!
途中の接触で、いったん最後尾にポジションダウンしましたが、その後、怒涛の追い上げ。
見事、1位でトップチェッカー! これは見応えありましたね。
ところが……。


******************
なんと、ゼッケン16番、佐藤こころ選手。
プッシングのペナルティを受けて10秒加算! これは痛い!!
めちゃくちゃ、痛い。
この結果には、正直、外野である、ボクの方が、ガックリきてしまいました。
というのも……。
いくら小学生、中学生が走る、ジュニアのカートレースとはいえ、
『カートレースは、そんなに甘いもんじゃない』からです。

カートレースに『サヨナラ逆転、満塁ホームラン』
は、あり得ないのです。
(これについては、また別の機会に語りたい、と思います)
これはボクがカートの取材を始めてから足掛け4年間。
その間に学んだことなのです。

さて、決勝レースは20周の長丁場です。
佐藤こころ選手、再び、最後尾からガンガン追い上げるのか?

2020 ジュニアカート選手権 西地域第3戦 FP-Jr 決勝


リザルトは以下の通り

************
佐藤こころ選手。
なんと、カートレースにおける

『逆転サヨナラ満塁ホームラン』

をやってのけました。
若干12歳の少女がです。

高速4コーナー、およびヘアピンコーナーでの切れ味鋭い走り、ライバルたちを次々、パスして行きました。

また、決勝レースでも、参加者全員が44秒台を記録する、ハイレベルの戦いでした。
優勝に輝いた、佐藤さんファミリー、チームナガオの皆様、本当におめでとうございます。


写真および本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
PVアクセスランキング にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村にほんブログ村 車ブログ 車 モータースポーツへにほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿