57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

コロナの時代の夢と未来とモータースポーツ

2020年04月18日 | 日記
どこを向いても、自粛、自粛で、息が詰まりそうですね。僕らが対峙している『新型コロナウィルス』
こいつは『見えない敵』であるために、余計に不安や、心配事が増えるわけですね。

こいつを封じ込める、確実な方法が、ただひとつだけあります。

そう、自分以外の人間と接触しないこと。

ウィルスは、人間にちゃっかり、便乗して、それこそ世界中を旅します。
人間が移動しなければ、ウィルスも一歩も動けない。
それは分かっているけれど……。

だれかと一緒にいたい。
恋人に会いに行きたい。
人間って、群れを作る動物だからなぁ~。(フーテンの寅さん流に)それを言っちゃぁ~お仕舞いよ。

さて、人の流れを止めると、当然、お金の流れも止まってしまいます。
個人商店や、中小企業、さらには大企業から、ヘタをすると国家の屋台骨さえ、危なっかしい。
それが世界規模で広がっている。
僕のような、ボンクラ人間には、テレビを通して見る世界の様子が、

『今、起きていることって、本当なんだろうか?』

『テレビの中だけのお話じゃないの?』

信じたくはない。でもこれが現実です。
紛れもなく、『世界史』『人類史』という、あまりに巨大な歴史の1ページに記録される事件が、今現在進行中なのです。
そんなとてつもない事件の、真っ只中。
その非日常を僕らは生きているんですね。

***

さて、こういう国家の非常事態で、真っ先に切り捨てられるものがあります。
そう、文化、芸術、スポーツ、エンターテイメントの分野です。
僕たち現代人が生きてゆくのに、どうしても必要なもの。
それは、水、食料、エネルギー、着るもの、寝るところ。それらを運ぶ、流通。
最後に情報・通信でしょうか。

さて僕の大好きな『モータースポーツ』
クルマという『道具』を使うスポーツです。
その道具であるレーシングカーはほとんどの場合、一人しか乗れません。
災害時に必要な荷物なんて、全く積めません。
それでいて、いざ走らせるとなると、多額のお金が必要です。
車の世話をするメカニックも必要。
さらには、広大な面積のサーキットが必要。(仮設住宅なら何千軒と建てられるでしょう)
そして災害時には極めて貴重なエネルギーである、ガソリンをガブ飲みするのがレーシングカーです。

まさに、究極の無駄使いスポーツと言えるのです。
緊急事態の世の中で、まず、真っ先に切り捨てられる存在だと言えましょう。

***
以上の事実を自分なりにお腹におさめた上で、あえて……。

『キレイゴト』を言わせていただきたいのです。

『人間は夢を食べる生き物』なのだ、ということを。

そして、いま、子供たちが夢中で夢を追いかけているのなら……。
その背中を『黙って押してあげる』ことこそ、大人として、最高の仕事ではないでしょうか?
ましてや、子供から、夢という『可能性のつぼみ』を大人が摘み取ってしまうこと。
それだけは、絶対、大人としてやってはいけない、と僕は思うのです。
***
僕のブログでは、たくさんの『カートを学ぶ子供たち』に登場していただきました。





彼らを取材するにあたって、ご承諾いただいた、ご家族の皆様に篤く御礼申し上げます。





サーキットをレーシングカートで走り抜けてゆく、子供たち。




彼らのひたむきさに、もうすぐ還暦のおっちゃんである僕が、胸を熱くし、生きる勇気をもらっているのです。
目の前の、ホームストレートを走り抜けていったのは、



子供達の姿を借りた、紛れもない『夢』や『未来』

そのものなのだ、と気付かされるのです。
どうか、この『夢』や『未来』を取り上げないでほしい。
僕はそう思います。
モータースポーツを愛してやまない皆さんへの、連帯と共感の拍手を。
そして、今日も自らの感染の危険を感じつつ、コロナウィルスと懸命に戦っている、医療従事者の皆様に感謝の拍手を送りたいと思います。👏👏👏👏👏


***写真、動画及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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