今日は久々にバレエへ行った。
先月は結局一度も行けなったので、すっかり太っちゃったし。
動かなければ太る。分かりやす過ぎて腹立つ。
今日はレギュラーのクラスの先生ではなくて、手足が長くてバレリーナらしい身体をした女性。
この先生の面白いのは、若いのに何となく日本昔話みたいな掛け声をかけるとこ。
「はい。そのまま左へトコトコトコ~。エン(ANDの意味らしい) 腕を伸ばしてフ~~~ッ。」
大きな桃がドンブラコッコ~。 そこで婆さん すくいあげてフ~~~ッ。
などと頭の中で言葉を入替えながら、ストレッチをする。
ストレッチと言っても、なかなかキツイ。クラスのみなさんは皆わたくしより年上だが、みんな身体が柔らかい。開脚前屈なんか胸までついちゃう。
おばさん恐るべし。
それとここに限ったことではないが、おばさん度が高くなると、先生がどんなに大事な話してても、自分がその時思いついたどうでもいい話(靴下買った店とか雪かきの話とか)をいきなり隣の人に向かって大声でしゃべり始める。
おばさんますます恐るべし。
大事なのは、こういう会話に巻き込まれないようにする事である。わたくしの場合は目を閉じて眠ったフリをする。
1時間半ぎゅうぎゅう伸ばしたら、あっという間にぐったりしてしまった。
膝が笑う・・というのは本当だ。
肩も腰も笑っちゃって、全身大笑いである。
明日は昼からカルチャーセンターがあるから、さっさと寝よう。
昨日は朝から建築士でハトコのRちゃんと、工務店のKさんと打ち合わせ。
消費税の上がる前に建設を・・・という風潮の中、職人さんが圧倒的に足りないこともあり、結局リフォームは8月に持ち越すことにした。
その間不用品の処分やら、やることは山ほどあるので先延ばしになったのは逆にありがたい。
それから90近い変わり者の父と一緒に母の施設へ出かける。
老健と呼ばれる老人施設はどういうわけか3カ月で追い出される。にも関わらず今の施設は1年以上も置いてくれてありがたいことだった。しかしそれもいつまでもというわけにはいかない。
そこで、生涯居られる老人ホームに申し込んで置いたのだが、この度その担当の方との面談と相成ったわけ。
施設に着くと母は紙芝居を見ていた。
面接担当者に「竹下さんのご家族構成を教えてください。」と質問されると
ええと。私とこの人(わたくしのこと)です。
父のことは全く頭にないようなので、「この人は誰?」と父を指し示すと
お父さん。
と答えることができた。
時々母は「あ~あ~。何だか分からなくなっちゃった」と顔を覆うが、すぐに平気な顔をしてお茶を飲んだりしている。おやつの時間になったのだ。
隣のテーブルでは歩けるお婆さんたちが大声で話しながらおやつを食べている。
食べ終わるとどこかへ歩いて行くお婆さんあり。
もどってくるなり「どうして私にはおやつがないんだ。」と怒っている。
これか。いわゆる「嫁が私に何も食べさせない」症候群は。
母は相当トンチンカンではあるが、この種の症候群が無くて助かった。
老人ホームの入所検査結果は会議に掛けてから改めて知らせるとのこと。
このホームは家から近いので是非入所させたいところだが、結果を待とう。
それから新宿「ヴィラージュ」へ。
店内は前回同様お雛様。3月3日過ぎても関係ないらしい。恐らくここにも嫁に行きそうな人は来ないのだろう。
昨夜はイレギュラー出演で、後藤啓子さんと御一緒だった。
オーナーの目崎千恵子さんにしても後藤さんにしても、いい訳詞を書いたり歌ったりしてらっしゃるな~と思う。かと言って選曲は決して深刻ではなくポップ。
よく考えるとヴィラージュは「訳詞家のためのライブ」でありたいような気がする。
昔恵比寿に「にんじん」というライブがあったが、あの感じ。
曲を選び言葉を選んだ、翻訳音楽家にとっての真骨頂とでも言うか。
その代わり、ステージと一緒に踊ったり歌ったりするようなライブではない。どちらかと言えば「詩」を聞き、それをどう音に乗せるか・・・を楽しむ人に嬉しいライブだと思います。
三浦高広さんは誰にも弾けないような弾き方で、ある種の曲を弾く。これも名人芸。
今時珍しいこの取り組み方を、今後も死守して頂きたいと思います。
今月は3月18日(火)にもう一回出ます。ご予定ください。
昨日3月5日はキリスト教で言うところの「灰の水曜日」
時々西洋の詞の中にはこの言葉が出て来ますが、これを「灰色の水曜日」と解釈するのは間違い。西洋文化のバックボーンにキリスト教があることは見逃せません。
今年のイースターは4月20日ですが、その40日前(日曜除く)。棕櫚の葉を燃やした灰でおでこに十字を塗ってもらいます。
これからレントという季節に入り、キリスト受難を思ってクリスチャンはしばらく地味に暮らすわけです。断食する人もいるらしい。(風の噂)
そんなわけですが、わたくしの方はKAYOさんと上野「ライブスペースQUI」でライブでした。
たくさんの方にお出かけ頂き楽しかったです。 ありがとうございますっ!!
3月3日過ぎているが、店内には由緒正しい感じの内裏雛が。
ここには、これから嫁に行く人は来ないと見た。
KAYOさん。「タートル・ブルース」迫力でした!
わたくしは、ロミオ&ジュリエット 忘却 UNO アラバマソング Lucy in the sky with diamonds Mistyをソロで。
KAYOさんと一緒に、黄昏のビギン 酒とバラの日々 竹田の子守唄 を歌いました。
アラバマソングとパーカッション、合うなあ~。
これにトランペットやチューバが入ったら理想的なサウンドになりそう
来月は4月2日(水)
久々にピアノ西直樹 ベース小井政都志 組の演奏で歌います。
ご予定よろしくお願いします。
本日はこれより
新宿「ヴィラージュ」でライブ。後藤啓子さんと御一緒します。7:30~
さて。
本日は上野で歌います。
3月5日(水) 上野「ライブスペースQUI」
KAYOさんとの楽しいライブ
和食やウナギが美味しいライヴ。セット料金¥5500(1ドリンク付)
19:30~2回ステージ ピアノ小林岳五郎 パーカッション阿部梓穂
03-3831-0747
ぜひどうぞ~!
きいちゃんから家に来て歌ってほしい・・と言って頂いたので、ピアノの上里さんと初めて「りょうもう号」という電車に乗って、群馬にあるきいちゃんの家に向かった。
駅に迎えに来てくれたきいちゃん&きみ君夫妻に再会するのは随分久しぶり。
駅前は静か。畑や、この間の雪にやられたビニールハウスなどを横目で見ながら、突然現れるオレンジ色の大きなおうち。
きいちゃんのおうちは爽やかでセンスよく、暖かかったです。
こんなイーゼルがお迎えしてくれた。お部屋の中も色んな飾り付けが。
歓迎のレイを掛けて頂いてまずは写真撮影。
さっそくくつろぐ上里さん。
何と、わたくしのためにバースデイケーキを特注してくれていた。この街にはセンスのよいケーキ屋さんがあるのだ。
ご両親の住む階には3匹のわんちゃんが。(1匹はケージの中)
その他猫も10匹以上居る。うらやまし過ぎ。
その後上里さんはきいちゃんのローランドを弾いて伴奏。わたくしは数曲歌う。
さっさとステージは終了。上里さんを駅まで見送ってからいざ、イベント開始~!!
これはわたくしが先日のライブで左党さんから頂いた「歌舞伎役者 市川染五郎 監修」の「歌舞伎フェイスパック」。
何を思ったか、歌舞伎界はこういう手に出た。
15分も顔に乗せたまま、飲み食いもできない退屈なフェイスパックの時間の解決方法は
ズバリ!「歌舞伎役者になりきってヒマをつぶす!」である。
いったい誰が考え付いたものなのか、今や売れ筋でなかなか手に入らないとか。
一人でやってもつまらないのできいちゃんを道連れにしようと持って来たわけ。
がはは。
お顔も綺麗になって一挙両得!!
お土産もらって帰宅すると、こんな細やかなプレゼントでした。
きいちゃん、ありがとう!
また会いましょう!!
T子さんのお誘いで、朝新宿から貸切バスで出発。
目指すは河口湖畔の「文化交流サロン」へ。
談合坂のドライブイン
まだまだ雪が残っている。
T子さんのご学友で、俳優の故小澤栄太郎氏の夫人「小澤優子」さんが主宰するサロンでは、その時々に応じて世界各地の知られざるカルチャーが目の前で実演される。同時にそれにちなんだお食事も。
今回はアルビオンアート株式会社の「有川一三」さんを講師として、総額何百億円というアンティークジュエリーを目の前で見るイベント。(中には触っていいもの、身につけてみていいものもある)
窓の外は雪
既にテーブルセッティングが済んでいた。
優子さんは皇后陛下と電話するくらいのハイソな方だが、気さくなおしゃべりが楽しい。本日のお料理もすべて彼女の手作り。
出し物が飛び抜けた贅沢品であるので、お料理で対抗するつもりはありません。むしろ、フランス革命あたりのヨーロッパの家庭料理をお出ししますと。
アンティークジュエリーということで、首飾り事件など醜聞に事欠かなかったマリーアントワネットの時代をイメージして、彼女が政略結婚のためにウイーンからフランスへ嫁いだ頃のロシア、アルザス地方、ローマ・・などの家庭料理を頂く。
ピロシキ。野菜や魚が入ったあっさりした前菜。
ロシア式スープ。やはり魚が入って濃厚なお味。
アスパラガスで有名なアルザス地方のサラダ。
料理に金粉を掛ける習慣が、黄金色のカツレツに移行したとか。ミラノ風。焼いたマッシュポテトを添えて。ボリューミーで食べきれなかった。
いちごをバレンシアオレンジのシロップに漬け込んだもの。
素朴な素材だが、とても美味しい。満腹した面々。
さて。いよいよジュエリーであるが。
有川氏は芸大で4年間かけて教える事を今日は1時間で説明します・・と笑う。
紀元前のローマから中世、ルネッサンス、近代・・・へと、ヨーロッパの歴史をたどるような作品は,
普通美術館のガラスケースの中に入れられているものだが、有川さんはこれを買いつけして、売ったり(買う人なんか居るのだろうか)、芸能人の結婚式などに貸したりしていらっしゃるらしい。
もちろんガードマンも付いている。ものものしい雰囲気ではあるが、お客さんの面が割れているからか、ガードマンさんも一緒にテーブルを囲んで食事したり、不思議な雰囲気でもある。
ヨーロッパではアーティストが大事にされるが、それ以上にコレクターの待遇はいいそうで、取引相手(貴族の末裔やら現役やら)との謁見は随分厚遇されるそうだ。
作品は紀元前3000年くらいのメソポタミアのオブジェや魔除け、印鑑などから始まって、古代ローマ時代の指輪やブレスレット、紀元後になるとキリスト受難や天使をかたどった宗教的な作品が多くなるし、サファイア、ダイヤモンドなどの豪華な宝石がふんだんに使われる。
ロシア皇帝エカテリーナのエメラルドのペンダントなども見る事ができた。
写真撮影は許可されたが、ネットに載せるのはNGだったので、残念ながら画像はありません。
いやはや凄まじい宝石の数々です。
わたくしもその中の一つを首の周りに置いてもらいました。完全に宝石に見劣りしますわ。
何せ、何億もするようなものなので、通常の宝石商のように「お似合いですよ。お安くします。」なんてことも言わないし、誰も買わないので、実に爽やかなひと時だった。誰も買わないものでどうやって商売が成り立つのか、想像もつかない。
こういうものをポンと買う人も世界中には居るんだろう。
ルパン3世に教えてやりたいくらいの話だ。
そもそもは魔除けだったり、お清めの意味合いの強いジュエリーだが、その美しさと高価さで、数々のスキャンダルも通り抜けて来たはず。
いまだにその呪縛は解けないのだろうな。
最後にお口直しの泡だてた卵の白身のお菓子と紅茶を頂く。
帰り道に見た河口湖は綺麗に凍っていた。
わたくしには生涯縁のないものでしょうが、大変結構なものを見せて頂きました。
T子さん、優子さん、ありがとうございました。
早いものでもう3月。
うちの近所には、春になると蛙が草むらから池を求めて渡る道路があるんだが、その道路はスクールバスや自家用車が頻繁に通るもんだから、蛙は毎日何匹となく轢かれてしまう。
わたくしはそこを自転車で通りますが、夜など薄暗いものだから、つぶれた蛙の上を走ってしまうこともあり、本当に申し訳ない。
春が来たな・・・と思うのはそんな瞬間なのだ。
さて。
本日は朝から河口湖周辺へ遊びに行く。雪に閉ざされるようなことがありませんように。
3月5日(水)
上野「ライブスペースQUI」 KAYOさんとの楽しいライブ
上野「ライブスペースQUI」 KAYOさんとの楽しいライブ
19:30~2回ステージ ピアノ小林岳五郎 パーカッション阿部梓穂
和食やウナギが美味しいライヴ。セット料金¥5500(1ドリンク付)
03-3831-0747
3月6日(木)
新宿「ヴィラージュ」
新宿「ヴィラージュ」
19:30~30分ステージ。後藤啓子さんと。ピアノ三浦高広
チャージ¥5000(1ドリンク+ボリューミーなお通し付)
今月のライブチラシをTOMINAGAさんが色々作ってくれました。
改めてご紹介しますが、こんな感じです。
ご予定ください。
昨夜は銀座BONBONで歌う。
色々なお客さんが登場。
久々にお会いしたH枝さん。お嬢さんと来てくれた。
予め頂いていたリクエスト「ロミオ&ジュリエット」と「黒い鷲」を歌いました。
何と言ってもビックリしたのが、大学時代の聖歌隊の先輩M氏がお友達と突然現れてくださったこと。
20年ぶりくらいか。
こういう時はつくづくブログとかHPとかあってよかったと思う。
世界中どこに居ても様子が分かるから。
昨日の続きみたいに学生時代の話が出来るのもすごい。
聖歌隊のリーダーだったM氏は責任感に溢れた人だったから、合宿帰りのバスに隊員全員を乗せていざ出発!という所で、自分が旅館の下駄をはいていることに気付いた。
そんなこともわたくしはハッキリ覚えている。まだボケてない証拠だ。
こんな再会があるなんて嬉しいなあ!
コイさんが1日遅れの誕生日ケーキをプレゼントしてくれたので
みんなで頂きました。
幸せな一日でした。みなさん、ありがとうございました!!