ユキだるまのつぶやき

歌う仕事の日常とインディーズならではの話あれこれ

CRAZY FOR YOU

2011-03-07 21:04:59 | 音楽
いや~。

最近はYOUTUBEという、世界の一流も、世界のニセモノも、一緒くたに映像の見られるシステムがあるので、本当に楽しい。

日本でつましく生きる私にとって、海外からの情報などそうそう必要ではないが、それでも国内で退屈しているよりは楽しいことも多く。

ララ・ファビアンという名前は昔から聞いていたし、世界のDIVAが出演したような古いダビングビデオに、何故か彼女の名前だけをメモっていたこともあり、印象は強かったのだろうがすっかり忘れていた。

しかし、このところ暇があれば彼女のライブを見ている。

世界中の天才がそうであるように、彼女も5歳の時から自分はシンガーだと言いきって、着々と成長してきた長いキャリアの持ち主ではあるが(現在40歳くらい)

何より好きなのは、涼しげなところか。

一世を風靡したマライヤ・キャリーは胡散臭くなり、セリーヌディオンはオバサン丸出しな雰囲気。ホイットニーヒューストンはやつれた。

スターで居続けることは疲れることなんだろう。


彼女について書いてあるものを読むと、常にタブロイド誌の餌食になってきた人のようだが、それは有名税みたいなものだろうか。


こういう人を見ていると、自分が歌う必要はあるのかを考えてしまう。


歌う権利と自由は誰にでもあるけれど、また、それ自体は素晴らしいことであるのだが、それを職業にするのはまた別の話で。


まあ、もちろん、日本でメジャーと呼ばれる人たちでも、この人と並べちゃ気の毒だ・・と思うわけだから、自分と比べること自体違うんだけど、やはりマジョリティを幸せにできる力を持つ人は神様からの贈り物なんだろうなあ。

前世から音楽に精進して来た魂が生んだ命だと思う。


この人に出来て私に出来ないことは山ほどあるが、ただし、私に出来るがこの人には出来ないことも少々あるような気がするので、人それぞれと言うことになるわけだが。


それは、日本の小さな場所でライブをやったり、毎週教会で歌ったり、それはこの人には出来ないことで。


「みんな違って、みんないい」ってか?

気休めみたいなものですけど。



では。

あまたある彼女の映像から、私のお気に入りをご紹介しましょう。
20代後半の頃かな。

セルジュ・ラマの作品「Je suis malade」(英語訳付)



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