ユキだるまのつぶやき

歌う仕事の日常とインディーズならではの話あれこれ

無言の行

2016-10-30 21:54:15 | 音楽

さて。

本来今日は日曜日なので、教会に行きたいが、行けば絶対喋るので断念。

友達の家にマッサージチェアをもらいに行くのもキャンセルし、家族以外には会わない一日が始まった。

同居する下の男子は昔から「我が家のお地蔵さん」の異名を取る(わたくしが勝手に思っている)ほど無口なので、仕事に行ったのも帰ったのもよくわからないくらい静かで問題ない。

警戒するのは、まもなく90の変わり者の父で、何でもわたくしに質問する習慣だ。

やれ、電話の子機がどうしたの、エアコンのリモコンがどうしたの。

いちいち質問するのを止めてもらいたい。どうでもいいことに賛同を求めるのも。

戦後の教育も悪いかもしれないが、戦前の男子の教育はもっと悪いとわたくしは思っている。

だから戦争も起こった。

昔のお父さんは威張っている・・とよく言うが、それは立派だから威張っていたわけではなく、そのように甘やかされたから威張っていられたのだと思う。

もちろん偉人は今以上には居たかもしれない。

しかし、民度というのは底上げされないと上がらないものなのだ。

などと、考えながら一日を過ごしました。


歌を歌わないわたくしなど、ただの偏屈でちっとも楽しくない。


そこで歌わなくても出来ることをすることにした。

まずは極端な朝寝坊。早く寝て遅く起きる。当然導眠剤は服用します。

それからブックオフに古本を取りに来てもらう。

本は古本をたくさん買う主義で、どんどん溜まる。

それもラインマーカーを引いてしまうので、転売するのも難しい。捨てるに捨てられない。

それでも中には全然興味を持てずにそのままのもあるし、流行り本もあるので、そういうのはキレイなまま転売。

何十冊で何百円くらいにしかならないのだが、捨てるよりは罪悪感がなくてよいと思います。



それから衣替え。これはホコリが立つのでマスクをしながらなるべく息を止めて行う。

今年はバザーに何も出品しなかったから、余計なものが随分ある。

衣装類はそうそう同じものを着られないのでどうしても増えます。

来年のバザーに回すには場所ふさぎなので、これもブックオフに取りに来てもらうかな。

声を出していいようになったら電話してみよう。


音も聞かない。聞きたいCDは山ほどあるのに。



そうこうしていると、自分が随分忙しく生きて来たんだなあ・・という気がしてくる。

動員数を気にしなければならない仕事が多ければ多いほど、疲労は深まる。

実際くたくたなのだ。

集客した時点で仕事が終わったような気分になるのも大きな間違いで、実は責任というのはその後から問われるわけです。

責任の在りかを取り違えちゃいけない。

1人の人間の中に何十という役割が待っている。

人気商売だから当たり前と言えば当たり前なのだが、もっともっと生活をシンプルにしないと、加齢と共に収拾がつかなくなるに違いない。

これからどうやって生きていくのか。

そんなこともこの際だからこそ考えられるだろう。

ある意味楽しみ。



まあ、こんな感じでわたくしの無言の行は始まったわけです。


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