シャンソニエとは「シャンソン」を聞く「ニエ(店)」である。(たぶんね)
今は時代が変わったので何とも言えないが、そもそもは、自分の世界を持った歌い手が一晩に2,3人出演し、その2、3人に共通して適した伴奏者(ほぼピアニスト)一人がサポートしつつ、客席とステージが仲良く時間を過ごす・・という場所であります。
共演する歌い手はだいたいキャリア順列で、出発した時点が何歳であろうとキャリアの長い方が先輩と呼ばれる。
まあほぼ年功序列に近い。
それぞれキャリアを積むと「ゲスト」と呼ばれるいわゆる「トリ」になり、「前歌」と呼ばれる後輩の後で歌うようになる。だいたい年を取るとゲスト格になる。
取りあえずその晩のゲストは一人だから、ゲスト同志が一緒にステージを踏むということは少ない。(私が上野のQUIでKAYOさんと御一緒しているようなパターンは希少)
なわけだが、昨晩は四ツ谷三丁目のウナカンでは異例の組み合わせ。
日本のファド歌手の代表格と言える香川有美さん、独特の世界観で人気絶頂の花木さち子さん、それにわたくし。
香川有美さん
花木さち子さん
わたくし
信じられないかもしれないけれど、我々の間には10年の年の差はない。
(撮影:コイさん)
こういう顔合わせは滅多にないのでお客さんもたくさん見えたし、我々も楽しい思いをした。
やんや。やんや。(撮影:Uさん)
こういうライブは是非これからもやりたいもの。歌い続けて来た方々のステージは文句なく素晴らしいと思った。
自分もしっかり歌わないと・・とオノレに喝を入れる。
その上飲みにも行けて。
花木さんとわたくし。Sさん御馳走様!
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