「ＩＴ／イット（1990）」

【IT/ＩＴ 恐怖の殺人ターゲット・復讐の悪魔（TV）】 劇場未公開 アメリカ 188分
監督：トミー・リー・ウォーレス
出演：リチャード・トーマス、アネット・オトゥール、ジョン・リッター、デニス・クリストファー、ハリー・アンダーソン、デニス・クリストファー、マイケル・コール、オリヴィア・ハッセー

STORY:1990年のメイン州デリーで、子供だけを狙った連続殺人事件が発生する。デリーに住んでいたマイクは、事件現場近くでそこにあるはずのない男の子の古い写真を発見し子供時代にIT（あいつ）と呼んでいた奇怪なピエロ、ペニーワイズの仕業であると確信する... （allcinemaより）

Amazonプライムにて鑑賞。1990年にアメリカのテレビミニシリーズとして２回に分けて放送されたもので、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』と『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』をひとつにまとめた感じでした。

原作が一緒なので大筋は同じですが、新作とは違う部分もあって原作は未読なのでどちらが忠実に描かれているのかはわかりません。新作では“ルーザーズ・クラブ”のメンバーを個性的に描いていたのでわかりやすくなってますが、本作は新作ほど個性が強くない印象でした。

大人時代から始まりそれぞれに電話がかかってきてそれそれメンバーが過去の記憶を回想するという展開。後半は新作の2作目と同じ展開に。今観てもクライマックス前までは十分面白いし、ペニーワイズがなかなか怖いのですが.....肝心のクライマックスに登場する“それ”がなんともショボい 汗。それに結末も強引に終わらせた感がありますねぇ。原作は4冊あるそうなので時間の都合もあるんでしょうか.....とはいえ、約３時間もあるけれど飽きさせずに観せてくれましたよ。

こちらを観てみると、新作は子供時代を丁寧に描いていたことでより物語の世界に入りやすくなってたと思うので２本に分けて製作して良かったと思います。

鑑賞日:2019/11/10