【VACANCY】PG-12
2007/11/17公開
製作国:アメリカ
監督:ニムロッド・アーントル
出演:ケイト・ベッキンセイル、ルーク・ウィルソン、フランク・ホエーリー、イーサン・エンブリー
“宿泊料、イノチ。”
STORY:車の故障で人里離れたモーテルに泊まることになったデビッド(ルーク・ウィルソン)とエイミー(ケイト・ベッキンセイル)夫妻。何気なく見始めたビデオには残忍な殺人シーンが映し出されており、その映像が自分たちが泊まっている部屋で撮影されたものだと気づく。数台の隠しカメラを発見した2人は必死で脱出を図るが……。(シネマトゥデイより)
ケイト・ベッキンセイルが出演しているということで観たかったんですが、都合により諦めた作品・・・別に彼女じゃなくても?というところはありますがね。
でもキレイな女優さんの恐怖に怯える姿もなかなか良かったりして、、、
監督は、この作品がハリウッドデビュー作でもあるニームロッド・アンタル。
いやー意外にも面白かったです。最初から最後まで緊張感があって手に汗握る85分。離婚寸前の夫婦がもう一度やり直すきっかけにしては命がけですっっ
最初から怪しかったモーテル。もー高速なんて降りなきゃ良かったのに~。これ観た後にホテルになんて泊まれませんて。しかもホテルで観てたひにゃ・・・眠れません。
とにかく逃げられない。部屋にいてもこわいし、外に出てもやつらがやってくるし、電話も無理、全然逃げ場がないんですもん。
一難去ってまた一難・・・と飽きませんでした。
最近の大出血サービス(意味が違う)や残酷な描写はなくて、観てるこちら側を精神的に追い詰めていく感じでしたね。
でもワーワーキャーキャーと大騒ぎするもんではなく、声を出せない雰囲気もよろしいです。
ケイトがバスルームに入った時に何かが落ちるのですが、明かりがつくとそれは・・・。普通ならキャーなんでしょうけど気づかないという演出はうまいですね。たいしたところじゃないんですが妙に印象に残りました。
変な拷問器具などで脅していくよりも、どちらかというとこういう緊張感のほうが好きです。
オープニングやエンドロールがB級ただよう雰囲気もいいなぁ。
意外にもダンナが冷静でなかなか勇敢です。殺される~ていうのに、よく冷静に逃げ場を見つけたりビデオを分析したりできるなぁ。
人間、あまりに怖い目に合うと意外と冷静になってしまうのかもしれませんねぇ。
大したことないんだろうなぁと甘くみておりました。結構好みの作品でした。
レンタルでも入ってる特典映像で、もうひとつのオープニングには本編のラストにくる映像が冒頭にきてます。しかしこの映像をカットして正解ですね。あるのとないのとでは雰囲気がかなり違いますね。
あとスナッフ・フィルムと題してのロングバージョンなるものが収録されてますが・・・あまりにもリアルすぎて途中でやめました、、、
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます