オーシャンズ13

【OCEAN'S THIRTEEN：2007/08/10公開】
鑑賞日：08/11
製作国：アメリカ
監督：スティーヴン・ソダーバーグ
出演：ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、ドン・チードル、バーニー・マック、エレン・バーキン、アル・パチーノ、ケイシー・アフレック、スコット・カーン、エディ・ジェイミソン、シャオボー・クィン、カール・ライナー、エリオット・グールド、ヴァンサン・カッセル、エディ・イザード、ジュリアン・サンズ

 

STORY:“オーシャンズ”の古参メンバー、ルーベンは、これまで所有する全てのホテルで最高格付けの“５つダイヤ賞”を獲得してきた業界屈指のホテル王ウィリー・バンクと組み、ラスベガスに建つ巨大ホテルの共同経営を約束していた。しかし、突然バンクに裏切られたショックで心筋梗塞に倒れ、危篤状態になってしまう。その報せを受け彼のもとに集まったオーシャンたちはバンクに復讐を誓い、因縁の宿敵ベネディクトまでも味方に引き入れる。彼らの戦略は、この一件の発端となった超高級ホテル“バンク”のグランド・オープンに合わせ、ホテルの最新セキュリティと評判をズタズタにし、バンクを完全に破綻させること。そしていよいよオープン当日、オーシャンズの壮大なプロジェクトが始まる…

もうハッキリ言いましょうアル・パチーノが出演しているので観に行きました！！
もし出てなかったら・・・DVD待ちだったかもしれません。
「11」も「12」も鑑賞済み（DVDにて）ですが、どうもハマれませんでした。
しかし、アル・パチーノが出るなら観に行こうと楽しみにしておりましたよ。
どんな微妙な作品も彼が出てれば面白くなるハズ。
やっぱり存在感ありましたね。さすがです。
でもオーシャンズのメンバーも個性的で好きだし、
クスッと笑えるセンスの良いネタ？も好き。
そしてちょっと昔風な音楽も好き。
なのにイマヒトツ私の中ではイマイチ盛りあがらないのはなぜなんだろ。
今回も小ネタも笑えたし、軽快な音楽も良かった。
でも一番アル・パチーノが良かったのだ♪

今回は調子に乗りすぎたアル・パチーノを“ギャフン”と言わせるお話。
いや、ルーベンを裏切ったホテル王ウィリー・バンクを“ギャフン”と言わせるのだ！
普通ならこんなヤツをギャフンと言わせるのは気持ちがいいのですが、
相手がアル・パチーノだからな・・・大好きな俳優さんなのでかなり複雑な思い(笑)
セキュリティもガッチガッチ決めて隙がないように見えるホテルを
従業員の弱みを握ったり、そこまで掘るかいっの掘削機、
有害な微生物まで仕込んでじわじわっと周りから攻め込んでいくのは楽しいです。
でもお金使いすぎーっ。
しかし、友人のためにここまでやっちゃう彼らは仲間思いですなぁ。
というよりも本人たちも楽しんでる。
“天災でも起らない限り”で天災を起こしてしまえというのは笑えます。
アル・パチーノのびっくりお目々がとてもかわい(笑)

今回はテスは出てないのが残念。
忙しかったのか、それとももう出る気はなかったのか・・・
面白かったのに、、、
相変わらずメンバーが多いので、観る前にパンフでしっかり目を通して
きたのに・・・完璧じゃぁありませんでした。あとは声で判断だ！
なんだか今回は“煎茶”だの“相撲”だのと日本へのサービスが目立ちました。
観ていてうれしいけれど、最近のハリウッド作品などよく出てくるので日本の市場をかなり気にしているのかなと思ってしまった。

とりあえずシリーズを観て、今回が面白いかなと感じました。
ストーリーもわかりやすかったし。
それに今作ではじめてジョージ・クルーニーって素敵かもと感じた(笑)
今まではこれっぽちも何とも思わなかったのにねぇ。
ということは、
このシリーズは何度も観ると味が出てくるものなのかもしれない。
ファンには申し訳ないですが、「11」の印象はカジノの風景、
「12」は“オレ、５０に見えるか”“首から上だけだが…”しか覚えてないんです。
もうちょっと大人になったらまた観てみるとハマれる作品なのかもしれませんね。
ってもう十分大人なんですがね^^;

先日のテレビ出演では「14」は無いと言ってましたが本当？
「12」が成績が悪かったのでもうひと花咲かせて終わりにしたかった
ようなことを言ってましたケド・・・
あのメンバーを欠けることなく集めるのは大変そうだし
今回は前作よりは面白かったのでここで打ち止めもいいのでは？
個人的には、ダニー＆ラスティのコンビで何かやって欲しいなと思いますけどね。

・オーシャンズ11
・オーシャンズ12
・オーシャンズ13
・オーシャンズ８

*映画鑑賞★日記・・・より