☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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暗いところで待ち合わせ

2007年07月19日 | ★★★+

暗いところで待ち合わせ プレミアム・エディション
【2006/11/25公開】
製作国:日本
監督:天願大介
原作:乙一『暗いところで待ち合わせ』(幻冬舎刊)
出演:田中麗奈、チェン・ボーリン、井川遥、宮地真緒

交通事故が原因で視力を失ったミチル。ある日、一緒に暮らしていた最愛の父を病気で亡くし、以来、住み慣れた一軒家での孤独な一人暮らしが始まる。一方、職場の人間関係になじめず孤立していた青年アキヒロ。ある時、彼は殺人事件の容疑者として警察に追われる身となり、ミチルの住む家へと忍び込むのだった。気配を消して居間の隅にうずくまるアキヒロ。ミチルはいつもと同じ生活を続けながらも、微妙な違和感を抱き始めるのだったが…。

 

人気ミステリー作家・乙一の同名作品を映画化。
またまた友人からまわってきた~
予告編を観てちょっと気になっていたので観てみました。
大石アキヒロはずーっと最後まで日本人だと思って観てた(笑)
予告みたのになぁ、、、
たどたどしい日本語しゃべりがうまいなぁとか、中国語がうまいとか・・・
早く気付けよって話ですが。

三部構成になっていて、最初はミチルのお話。
次はアキヒロのお話で、最後に二人のお話という流れでした。
かなりスローテンポで展開されていくので、
最初は微妙な感じかなと思っていたのですが意外に集中して観られました。
いつもは急展開でアクション・ドンパチなんてもんを観てるもので、
ちょっと物足りないかな~という気もしなくもない・・・
どこかすごくよかった~とか、ここはとても印象に残る~とか
あまりないんですけど、見終わったあとにホッとするというか暖かい気持ちになります。

盲目の女性と、心を閉ざしている男性の設定なので、
ほとんどセリフがないので静か~でしたね。
音楽がいい感じに流れていてゆったりとして観るには良いのかも。

佐藤浩市がねぇ・・・嫌なやつでした(笑)
好きな俳優さんなんですが、殺そうとは思わないけどギャフンと言わせたいヤツ。
でもこういう人いるんですよね~
見下した見方して恨まれてたり、女性にだらしなくて恨まれたり。
まずはコイツを殺さないとお話は始まらないのだった!

でも、アキヒロも悪いところはあったと思う。
同僚が声を掛けてもちゃんと答えてあげないと気分悪いと思うし。
日本人と中国人とのハーフで、うまく日本語が話せないこともあるんでしょうけど、
日本にいる以上はくさってちゃだめだ!がんばれよ。
いじめは、きっと国籍は関係なくてこういう受け答えからくるのかもしれませんね。
でもミチルと出会って少しずつ心を開いていくところは良かったです。
反対に、ミチルは事故の後遺症から目が見えなくなってしまったうえに、
二人っきりの家族だったお父さんが亡くなってしまった。
二人を出会わせるにはまずお父さんをサッさと殺しましたね^^;
目が見えてた時期が長いぶん家の中のことはある程度はひとりでできるけれど、
やはり物が落ちてきた時はこわい・・・
大丈夫だからと言われてそのまんまの親戚の人は冷たいし。
昔からの友人はやさしいな~そして時には厳しく。
盲目だからといって変に気を遣ったりしない。
対等に向き合ってくれるのが良いね。

しかし、人の気配というものはなんとなくわかるもの。
目が見えないぶん敏感になってるから
最初に入ってきた段階でミチルにはわかってたハズですよねぇ。
どうして怖がらなかったんでしょー。
やさしいオーラでも出てたのでしょーか。
でも、むやみに玄関を開けたりしちゃだめですねぇ。

小説のファンの方はどう評価されているのでしょうか。
またしても未読なもので、気配を消しているアキヒロは映画では丸見えですしね。
小説とはずいぶん雰囲気が違うんでしょうねぇ。

殺人事件の真相はまぁそんなもんでしょ・・・というところ。
あの人の猛ダッシュには驚いた~(笑)

*映画鑑賞★日記・・・より転載 


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