ジュリー立川ライブ その1

最近ライブが立て込んでて大変だけど、ジュリーは元気ですよ～

26日はアミュー立川でコンサートでした。
前日の大宮が大きかったから、ちょっとこじんまり
この日は19列の右手。またまたカズさん側です。よくカズさん側になるなぁ いや、けっしてイヤなわけではありませんので
ジュリーがこちらにいないときにはわたしはいつもカズさんを見てしまうきょうこの頃です


さてさて、

最初からみなさんテンション高く、19列という微妙なお席にもかかわらずみなさん総立ち


最初のご挨拶

みなさん、こんにちは蒸し暑いなか、日曜日の昼下がり、きょうもたくさん来ていただいてありがとうございます。
きょうでツアーの折り返し地点、後半戦のスタートをここでむかえられましたことは…なんとも思っておりません
いえいえ、いつもよりがんばってやりたいと思います。


あとは、ありがとうね～の連呼だけど、このご挨拶のどこかで「立川」を「国立」と言い間違えたみたい。あとのMCの時に、訂正してたけど、わたしはぜんぜんきづかなかった

初めての人が多そうで「Pleasure Pleasure」のチャッチャッも最初はやってない人が多かったの。でもバラードになっても座ってコールもなく、ただ、前にも書いたように「明星」で後ろの方々のおしゃべりが多かった
あの歌いいんだよ、特に歌詞が。カズさんのアコースティックギターの音色も。わたしはカズさんのアコースティックギター見ると、C.C.レモンの初日にアコギなトラブルがあって、急遽エレキで演奏したことを思い出してしまう。あれからはちゃんと本来のアコースティックでやっているけど。
曲を知らない人も一度歌詞をじっくり聞いてみてほしいな、と思います。
この日のジュリーは「僕は歌うよ」の歌詞が見事にすっとんでしまったああいうときって昔ならめちゃくちゃな歌詞でもつけて適当に歌っちゃってた
一番と二番をミックスしちゃったり…。
でも最近それが空白になっちゃう
やっぱりとっさの機転が利かなくなってきてて、その辺がジュリーの言う「歳」なんだろうか…。
ああいうときは、鉄人バンドの人たちもフォローのしようがないようで…
みんな祈るような想いで見守るしかない
ジュリーご本人は、大宮で「歌詞まちがえたくらいじゃ冷や汗も出ない」みたいに言ってたけど、どこから立て直そうかと必死になってるかも。


さてさて、そんなこんないろいろあって後半のMCに進みます。

ヤバかった(^_^;)

きのうは沢田研二さんライブでティアラこうとうに行ったのですが、なんとなんと、ライブ真っ最中にブラの肩紐が切れてしまったのです

それは「単純な永遠」の時に、突然起こりました。プチって言ったのが自分でわかりました

あまり手を上げずに、次の「いくつかの場面」でトイレに行こうとしたけど、ちょっと勇気なくてひとりひそかにピンで止めようと焦ってました。でも上手く行かず

きのうはキャミソールを着てたから、ワイヤー入りのをしてたので、なんとか無事に済みました
終わってから迎えにきてくれた彼に言うと、めちゃくちゃ焦って、
「おいっ ジュリーの前で胸出したわけじゃないだろーな」

そんなバカな

でもそうなったらジュリーはどうゆう反応をするのか、ちょっと見てみたい気もするわ
あ、ないしょないしょ

ジュリー大宮ライブ その2

続きます

どこまでできるんだろうな還暦からもう一年経っちゃった。去年、これからの10年で70になった後のこと考えると言ったけど、一年じゃなにも考えつかへん。
ドームで80曲歌ったから、喉が20何曲じゃ満足しなくなっちゃった。
みんなだって鼓膜なんか消耗してるよ、聴けば聴くほど。

正月に23曲にしたら、えっやったって感じ。その次は裕也さんとやったから半分。汗かかへん。裕也さん太らへん、身に○○○○。
わたしなんか全部身に○○。ちょっとしか歌わなかったから反動きてる。ホントならここで終わり。これからまだやろうとしてる。
じじぃやで、ほとんどしゃべらへんと、「ありがとう、ThankYou ありがとうね」 外タレかっちゅーの

たくさん歌いたいからしゃべらない。喋り出すと止まらない、言いたいことが沸き上がる。
決めてしゃべらない。そのときによる。順番逆になったり逸れたり。

しゃべってるのは休憩や、他のアーティストでたくさんしゃべるのはほとんど休憩してる。
タイガースのころ、シローくん長くしゃべってたなぁ。

いろんな人が亡くなってく。阿久悠さんが亡くなって2年。思い出話をする会に誘われたけど大阪行ってて行けない。
おいくつだったのかな、90年以降はほとんど会ってない気がするんだけど。僕らより上の人が亡くなるのはしょうがない。
今一番心配なのは吉田○○さん。
ニュースで言ってた。歌ってるところの映像見ると顔しぼんでる。手術されたって聞いた。で治ってまた新しいアルバムが評判で、さいごの全国ツアーってやってらしたのに、できなくなったって。静岡に向かう途中ぐあいが悪くなってできなくなったって。
入院するまでじゃないのが辛いとこ。
あの人好きなんですよ。言うてはることがステキで、作詞作曲頼んだら、詞はできないって。

健康についてはね、去年、6月に健診して、一年以上経ってるから行かないとね。なんか見つかるかも。でもどんどん身につく健康ってこと
なんか身長と体重をなんとかして、肥満とかね出すらしい。僕はぜんぜん気にしない。
必ず言われるのは適度な運動しなさいと。仕事は運動にはなってない。スポーツクラブの会員にはなってるけど、そういうとこで鍛えてるのは美しくない。
物欲しそうだよ。お金使って痩せるのは…。痩せたかったら食べへんかっったらいい。ちっちゃいおにぎり一個にしたら、僕だって一気に痩せますよ
慣れるまでにひとつき以上かかるかも
やりたい人はやったらええ。僕はしぜんな状態がいい。サプリなんかに頼らない。なんでもかんでも。眼にいいとか毛が生えてくるとか。ヒアルロン酸とかコラーゲンとか。必ず出てくる。効果には個人差がありますって。はっきり書いてある。わたしはこれが手放せませんって言うてるけど、お金もらってるから言うてる。
ゴマ食べましょうって言ってもそんな摂れない。でもこれならってのがあって、そしたらみんな70超えてもエベレスト登れるのかって
登れへんで～三○さんだからできる。
一般ピープルはセ○○○飲んだって…。
個人差がって効かないって言ってるみたいなもの。化粧品だってモデルさん出てきて…そんな人は努力してちゃんとなってるんや、なんかドキュメンタリー見たんや、ピアノ弾いて大阪弁喋るおばちゃん、あの人がエステテックまで撮らしてた。そうまでして綺麗になりたいかなぁ
一生懸命やせようとかせんでいいねん。親からいただいたものを。
僕は母親似なのよ、父親似としたら長生きするところやろなぁ。
もう61やで、80まで生きたってそのうちしぼんでくるって
死ぬまでこうなわけがない、この状態の時は死なないってことや。

きょうも発売からすぐに売り切れたんですよ。なんでなん
今までそんなことなかったんよ。この建物ができたのは全盛期からあとのこと。全盛期は熊谷とか浦和でやってた。
また人気が出てきたってことや、なんで 変わったことっていったら、ドームでやってそれがNHKで放送されて、CD売れてへんよ、テレビ出てへんよ。年明けてからは東京ドームの放送が、それも全部じゃないのよ。
ってことはみんなこういう体格が好きなの
こんな歳になって人気出たら血迷うよ。
もっと太ったろかな、とかね。
自分で言って爆笑

ま、今のうちだけや。テレビで見て来た方は、実物ぜんぜん違うやんと思ってらっしゃるかも
東京ドームのときまでずーっとお酒をやめてた。だからね、お酒を飲まないと食べなくて済むんだよね、でもドームのその日から、も～うどんだけ飲んだか酔わなかった 白ワイン飲みたいと思ってたけど、サ○○○ビール持って来られた。とりあえずそれ飲んで焼酎やらいっぱい飲んだ。
興奮状態だねぇ。そのときの疲れは、今まだ出ずじまい。
ってことは、ちょっとずつ小出しに出てるのか、少ししたらすごいことになるのか…わからないけど、ドーム終わってからすぐに正月コンサートのリハーサル始めた。でも一般の人たちの前には出てなかったから、「この頃拝見しませんがお元気ですか」と言われたりした。
次の日はぐたぐたやろと思われてるけど至って元気だった。これまでの、ファニーズでやり始めてからのことは、東京ドームでやるために歌ってきたんじゃないかと思う。それが終わって引退してもおかしくないよ。65になったら年金だけでやっていくとするとあと4年いる。仕事あるうちはやるやん、しばらくは年金もらわれへん。どーしよ
いつ何が起きるかわからないし、病気を防ぐ方法はないし、運もあるかもしれないけど、健やかに毎日過ごせるようやっていこうと思います。
みなさんも自分の健康管理はやって頂いて…わたしより明らかに上だという方もいらっしゃるようだけど、みなさん健康であらせられますよう


明らかに年上の人たちって～
確かにジュリーから見える範囲にはご年配の、しかも男性が多くいらっしゃいました。
最近男性ファンも多いよね

ジュリーは退場するとき、最近いつも拝みポーズをします。あれ、熊本から始まったんだったかな
お客さまを拝んでるのおもしろいなぁ

ジュリー大宮ライブ その1

きょうはまたまたティアラこうとうにお出かけするのですが、先週末の大宮・立川書いておきます。

25日は毎度おなじみ沢田研二さんライブで大宮ソニックに行ってきました。
大宮は毎年ジュリーのステージがあるので、わたしも毎年一度は訪れます。なんだか急に暑くなり、風が強くてミニスカートのわたしにみんなが「裾やばいよ」とか「見える」と大騒ぎしながら会場へ向かいました。
今回のお席は9列の右側。またまたカズさんの前くらいの席でした。

会場に入る前に「本日は完売のため、当日券の販売はありません」というお知らせの紙が。
確か去年も大宮は完売してたよね、なかなか盛況ですね～。


ジュリーは風邪気味だったのでしょうか ちょっと声がかすれたり、うらがえったりするところが何度かありました

まぁ歌詞のまちがいはよくあることですが(ごめんなさい、ジュリー)、バンビーノで男と女が逆になってつじつまが合わなくなったのはおかしかったわぁ
でもご一緒したジュリ友ちゃんたちは、あとで聞いたところ、誰も気づいてなかったわ。


最初のご挨拶はとっても簡単に、満タンシングルとDVDの紹介と、いいお天気になって、暑くなったお話。
満員御礼～と叫んでました。

去年の大宮の時はジュリーはちょっとバテ気味だった。お弁当半分残したと言ってたんじゃなかったかな

今年は大丈夫そうね少なくともごはんはしっかり食べれていそう 最近わたしはジュリーの顔を見るといつも思う。
あ～、ジュリーいま幸せなんだなぁって。
歌っていてもしゃべっていても、なんだか楽しくてしょうがないって感じに見える。


後半のMCへ


いつものように「ありがとうね～」「楽しんでいただけましたか～」
と元気にジュリー登場

疲れたね～、疲れたよ、おじいちゃん疲れたよ、頭がもうろう
減ったかと思って体重計乗ったら増えてたわ
嘘やわ、はからへんわ。
いつも2キロくらい減るでしょって言われる。減らへん。仕事だからね、冬でもライトで、走り回ったりして、すごい運動と言われるけど、仕事だから運動にならない。慣れてるから。冷や汗出るようなことしたら、最近歌詞まちがえても冷や汗出ない
また間違ったわって。

お～、怖いものなし最強ジュリー
でも仕事でしてるのは運動にならない、というのはわたしが以前かかっていた内科のセンセイがよく言ってた。

いったんここで切りますね

おしゃべりやめて！

トークショーレポは完了しました
先週末は大宮と立川でライブ。またレポはしますが、最近感じること。


お客さんのおしゃべりが多い
横浜トークショーの時はわたし一番後ろのテーブルだった。後ろだから、しかもジュリーから遠いから、緊張感がないのか、後半15分二人のかたがボソボソボソボソおしゃべり。歌と違うからすごいよく聞こえた。ジュリーの声よりも
察するに初めてトークショーにいらっしゃった様子。ジュリーが歌わないまま終わっていきそうなことについてのおしゃべりのよう。
しかもその二人はお友だちってわけじゃなく、そこで初めて会った方のよう。トークショーで会って意気投合してお友だちになるのはいいよ、でも大好きなジュリーが一生懸命話してるのに…。
24000円もかけてチケット買って来てるんだから、ファンでしょ
ちょっと行ってみよか、ではないでしょ
じゃあ、どうして聞かないの


そうしたら…
立川のライブも後ろですごいおしゃべり
わたしは19列にいたけどたぶん最後列くらいかな、笑い声つきでかなり騒がしかった
だいたいは一般ピープルの知らない歌で、静かな歌のときに多い
だから「明星」の時が一番
次の「わが窮状」はわりと話題の歌だからみんながちゃんと聴く。

後ろの方に座るとホントに悲しいよ

横浜トークショー その7

終了15分前の合図にちょっと焦るジュリー


あと15分、今の合図や、おっ、ちゃんと5分押したの計算してますね、はい、20分終わりね。


で、ずーっとそれ続けてた。それから10年間グローブ座でひとり芝居やった。加藤直さんと組んでやってた。彼にも「もっと声を」「もっと前に声を」と言われて、そしたら頭痛くなって、芝居するの嫌になって、ある日口答えした。頭痛くなるんです、聞こえるように言うのでいいんでは？と偉そうに言ってしまった。そしたら、世の中厳しいね、なんにも言ってくれなくなった。厳しいね、だからみんな我慢して生きてるのかな
我慢していいのか、現実をしっかり受け止めるのがいいのか、結果は、同じだろうと思える。
そのうちに何本かやって、やっぱり声を出さなきゃいけないかなと思いながらね。
でもそのうちに劇場がどんどんよくなり、小さな声でも聞こえる。大きな声でうわーっと言われると耳が拒絶するわけ。なに言うてるかわからへんってなる。でも小さい声で話すとみんな聞こうとする。そういう耳がいる。よく舞台に立って、ちっちゃい声で話してスタッフに聞いてもらう。こんな声で聞こえるかって「あほ」って言ったら、「今、あほって言ったでしょ」と言われて、聞こえてるんやと思ったりね。コクーンで自由劇場の人とやったときには、自然がいい、と言われて、今、藤山直美さんに誘ってもらって春団治とか夫婦ぜんざいとか花道のあるとこでやると、なかなかええもんやなぁとかね。大阪でやったときはお客さんの声が聞こえてくる。僕が直美さんを泣かせる役。夫婦ぜんざいは柳吉っていうボンボンで頼りにもならん役。春団治だって他の女に入れあげてって役。出ていくと「こいつやで、こいつが悪いんや」って声が聞こえるんやで、その中で芝居するんよ、そうしたら後ろから曽我廼家ぶんどうさんが「よろしいなぁ、お客さんにあんなにいれこんでもらえて幸せでっせ」って言わはる。
ああいう表情でね。そういうもんかなぁと思ってね。
役者の中で、いい悪いじゃなく好き嫌いの問題だと思うけど、悪い役をやってもいい人に演じる人はいっぱいいる。悪い役を悪いように演じるのはほとんどいない。お客さんに「あいつ悪いんや」と言わせるようなね。春団治はそんなヒドイ男やなかったんだけど、そうも演じられるわけ。
悪いやつは悪いように演じないと周りが困る。芝居のイロハもわかってないかもしれないけど、そういうの感じる。悪い役はにくたらしそうにやらないと藤山さんが立たない、泣いたって、いいやん、ジュリーといっしょに出られてって思われたらかなわんで、ちゃんとにくたらしいやらんと。かっこばっかつけてる奴はあかんのやで。

いやいや、好き嫌いの問題で、僕は自分が好きなように演じたいなと思ってる。

マキノさんは、すごく尊敬しちゃう。演出に。えこひいきなし、容赦なし。あなたがちゃんとやらないとダメとか言ってくれる。みんなの前で。
他の人はコソコソ囁く。本気でなぐれとかね。
稽古場でやってるときにはみんなの前で言ってほしい、ピシッともうちょっとです、と言われたら、うちに帰ってやってこなあかんと思う。
言うこと聞くのは説得力があるから。みんなのこと、ちゃんと見てて誰のこともおろそかにしない。美術のことも。ただ、なんでも聞いてくる人は嫌いみたい。「オレはおまえの父親やない」とかえらい厳しいこと言うて、女の人がね、しつこく 聞いてくと「オレはおまえの男やない」とかね。「自分で考えろ」と言われてた。
とにかくずっといろんな人とやってきて、たまたま僕の歌のファンだった人とめぐり会えて、それは偶然だけど、僕が選んだ。
久世さんが5年経ったあと「やめる」って言った。最後に「センセイの鞄」の打ち上げでいきなり「再演するように沢田くんにお願いしました」って。されてへんがな、今言うたんや、でもこれが遺言になってしまう。それはそれでやるんだけど。
次は誰にしようってなった時に、昭和のことがわかって、そうなるとある程度年齢がいってる人じゃないと、ってなって、ある日、写真見たら老けて見えた。
それまでマキノさんの芝居を見たことはなく、新聞かなんかで芝居の特集を見て、ダメもとで頼んだら実は、ってことになり、へこんでるときに「太陽を盗んだ男」見ると言われた。
えーっ、やってくれるのってことになって、5人くらい候補があって、そのうちの最初にOK。めぐり会うようになってたんやって思う。
しかも歌のファンって。聴きましたよ、歌ってましたよ、その時代いっぱいって。
演出やってて、最後にずーっと「探偵」歌うシーンをずーっとやらなかったんですよ。ある日やったらヘロヘロになった。そしたら「沢田さん、僕のが歌いこんでますよ。ちゃんと練習しないとダメですよ」って言われてね、「そうだよね、ちょっとキー下げよかな」とか言って。レコードとは違うキーで歌って、毎日歌ってたから、またそれで自分で感じるものがあり、また今回ツアーでは元に戻して歌ってる。また違う歌いかたができる。
僕はこの作品をやるために今までがんばってきたと思える。見たかたも見ていらっしゃらない方もいるだろうけど、これは再演することを決めている。
再来年だとしてもちょっと時間が経って自分がどうなってるか、時代がどう変わってるか、そのままやるのでなくマイナーチェンジはあるかもしれないけど、基本的には同じにして、と考えてる。
神戸と東京ではぜひやりたい。地方でもやりたいとオファーしてる。
北海道にもすごい小屋があるし、東北にも新潟にも能登半島にもあるだろうし、北九州にも、そういうことをやりたいという街はあるだろうから。

そんなこんなもう終わりですけど、今年は正月コンサートやって、C.C.レモンの初日はいつもと全然ちがう雰囲気で、そのあと裕也さんとジョイントやって、これで裕也さんとの仕事は一区切り付けて、次はつぎの作戦があって、毎年コンサートやってお芝居も続けていくし…。
今年は9月の24までC.C.レモンの最終までツアーやって、稽古入って、10月の31日から南座やって、12月は御園座で桂春団治ですけど、また新しいものになるだろうと思う。
また来年は…、来年の話をすると鬼が笑うので、これくらいにしとこかな。
どこまで続くがわからないけど、あとは健康だけきちんとね、無理をしないようにしないと、いつまでも若いつもりではダメ。最近持ってるマイクが重くなってきた。こういうポーズするでしょ。(両手を横に張るポーズ)
下がってくるんよ。クッと上げると痛いのよ、どうする
そういうのが少しずつ出てくる。かなわんで～。みなさんも少なからず…もう来てます～
みなさんも健康に気をつけて、あまりいろんなもの、あんまりいろんなお薬とかね、いっぱい宣伝してるけどあまり飲みすぎて頭変にならんように。そんなんばっかやってたら頭変になりますよ、食べるもんも食べられなくなりますよ。もっと噛まなくなりますよ。
もっと噛んだほうがいい。これからいいのは噛むもの。噛むサプリメントが流行るかも。
ちなみに一番好きなのは堅焼きポテトチップス。(自分でクスクス笑う)
堅いもん食べると脳が活性化したような。
堅いたくあん、クッと噛むと脳がカッとなったような気がしません
飲み込むとかいうのはね、胃に負担かけるよ、胃薬飲まなくちゃいけなくなる。わたしの父親は薬問屋に勤めてた。だからうちにはいっぱい日常の薬があった。でも毎日飲むものは毎日飲まなくていい、いざというときに飲めって。風邪ひいたときは風邪薬とアリ○○○飲めって。毎日飲んでたら効かへんって。
そんなもんかなと思うけど、いい例がマイケル○○○○○ですよ、鎮痛剤効かへんようになってくるんや、だんだん…。(顔マネ)
みなさん健康に十分注意して、来年ここで喋れるかどうかわかりませんけど、全然お金をかけないでただもらって帰るってことができるわけで、これが続くと年収が確保されますので…5年続くと65になっても年金はいただけないような…、しばらくいただかない方がいいかな…仕事がなくなってももうあと4年頑張ればいいというこの強さですよ。わたし放っておかれない、自分で言うと恥ずかしいわ～、でもね、誰かが呼んでくれるのよ、自分が…って時に、その人が呼んでくれたりね、これがなくなったら運のつき。それまではがんばっていこうと思います。
みなさんもいつまでも少なくともこの一年は元気でいてください。
最後までご静聴ありがとうございました。


「探偵」が流れるなか、いつものように丁寧におじぎをして帰るジュリー
いっぱいいいお話ありがとう

横浜トークショー その6

きめてやる今夜コンサートの続きです


裕○さん「遠い親戚が来てるんで…」
希○さん、階段も何もついてない、嫌だなぁ、手も貸したくないのよ、あーあ昨日のうちに確認しといたらよかった

それなのに自分が手を出してる…わぁ何と大人な自分…。
来てる人たちだって見たいわけじゃない、でもせっかくやるって言うなら見たろかって。やるから見るちゅうのや。
コンサートでも歌うのを見るってこと。
トークショーは喋りを聞きに行くとこ。
裕○さんは見たがってる聞きたがってると思ってる。お客さんはお～お～やるんやったらやって～な、損せぇへんで～、やれやれやれって感じ。
喜んでるように見えるけどそういうこと。
それがわかってるからちょっとね
でも自分ではすごく好きなところ。
それがわかってるとこがね
で上がってきてマイクないし、渡せへんぞって途中でマイク置きに行った。お客さんも損しないように、と思ってそうしたら、ちゃんと希○さんは僕のほう見て…
(このちょっとしたまに誰かがジュリー～と言う)勇気ある人いるなぁわたしジュリーが気分損ねて怒らないかと心配しちゃった。でもまあ無事に


って始めたら会場が、がめついお客さんや、その一瞬音がなくなった、希○さん、さすがに名優や、その瞬間にジュリーって。で、どか～んあ～あ、やられてしまった次の日のスポーツ新聞はそればかり。内田○○と沢田がやったことより生ジュリーってそればかり。
そうなったらあかん。自分がゲストを入れへんというとこと、誰でも巻き込む彼との考え方がえらい違う。
最後の最後にもう言わへんなぁと思ったころにやっぱり言った、とするのとの違い。
だけど、あの人も変わってるよ、松田○○さんが亡くなったとき、別にかわいがってたわけじゃないらしい。裕○さんが暴れないように優○さんが見張ってたらしいけど、裕○さんはかわいい奴やと思い、亡くなって一年間喪に服したんよ。
黒いバンダナをずっとしていた。「なんで黒なんですか」と聞いたらそう言ってた。なんなのよ、と思ったけど一周忌までしていた。なかなかできない。タトゥー入れてるわけやないから途中で忘れてしまうこともあるやろに…。
裕○さんはね、東京ドーム来なかった。僕が来て欲しかった中で二人来てない。井上たかゆきさんと内田○○さん、裕○さんは仕事と言ってるけど、俺を出さないとわかったからだと僕は信じてるの。
来たらええやん、いっしょにやるんやから。そのためにも来て欲しかった。
たかゆきさんは引退するとかで、今年は50周年でまた「太陽にほえろ」とかをやれって言われるのがイヤで、と言うてはった。
みんな年取ってきたら好きなようにしたらいい。自分のことも。僕なんか人の言うことぜんぜん聞かへん。
こうやった方がええと言われても、得したいと思わないから、って。
内心、得をしたいというひねくれた人間に変わってきた。人に認められたいのじゃなく、僕の人格じゃなく僕の歌を好きな人がもっといるはず。
結果的に、途中お芝居に手を染めたことも＋だった。これをするためにずーっと昭和42年から続けてきたんじゃないかというイベントになった。
あとにも先にももうないだろう。


もうひとつそう思えること。
「探偵～哀しきチェイサー」レコーディングしたけどずっと歌ってなかった。難しかったし、大野さんがアレンジが好きじゃなくて演奏したいと思わなかったのかな

詞の内容もかっこよすぎの探偵で、そんなのないやろと、だから好きじゃなくて。
久世さんは好きだと言って「七人の刑事」ってドラマで裕也さんが犯人役で出て、僕もちょっと出てたときに「君をのせて」や「探偵」を使ってくれた。いい歌だと言われてもピンと来なかった。そのあと歌う機会がなかった。マキノさんとの飲み会で「探偵で芝居を作れる」と言われた。あれはいいですよ、と何回も言われ、じゃあ書いてもらおうという気になった。はじめてツアーで歌った。難しいよ、最近ようやく慣れてきた。この舞台も芝居やミュージカルをいろいろやってきて…あ、ミュージカルはないかな「ペーパームーン」はやったけど全部音でつないで間断なくってわけじゃなく、セリフもある音楽劇、そういうものを含めて、あ～今までいろんなことやってきたからこれができるようになった。この芝居をやるために今までいろんな芝居をやってきたと思える。
はじめての舞台は蜷川さん演出の「唐版滝の白糸」僕は主演の李れいせんさんの相手役。冒頭からでてずーっと物語を進行させてく。一番いいとこに李れいせんさんが出てきてって芝居。蜷川さんに「もっと大きい声出せ」と何回も言われた。


ここで一瞬照明が落ちる。これはいつもある15分前の合図

ではいったん送ります。

横浜トークショーお料理 その5

デザート おいしかったんだけど、ジュリーが出てくる時間が近づき、落ち着いて食べられませんでした。

横浜トークショー その5

いろんなことやってきて、90年代になり、21世紀になってここしばらくはテレビにも出てないし、出たとしても誰も見ないような番組とか。
紅白も出ない、紅白は見るもんだ。結果的にはいろんな人と関わってきて、事務所は小さくなって無駄を無くしてやってきて、その中で意地も生まれた。
最後にやったれと言ってやったら、世の中の人がまだちょっとこっち向いてるみたい。
でもあくまでもこの空間だけ。コンサートに来る人だけの話。マイケル○○○○○とは違う。マイケル○○○○○だって世界的に見たら彼でさえこんなもん。僕なんか全世界的に見たらこんなもんですよ。世界地図がこんだけあったら、僕はこんなもんです。

でもなんなんでしょうね、人気って。この歳になって。まぁ今だけのことだと思う。どんどんしりつぼみになると思う。
でも人気は当人をよくも悪くも錯覚させる。まず思ったのは、世の中の人って太ってる人が好きなんや。って。
場内大爆笑

なんか安心感あるのかな。とかね。

ただドームやって80曲やったっていっても、ここにいる人でも80曲言える人少ないよ。会場だって日本武道館っていう人いる。全然違うやん。
武道館だったら3日でもできた。
あの渡辺○○がね、マキノさんが打ち上げのとき電話してて代わってと言われ、だったけど、代わった。そしたら、「ステキでした。武道館」って。テレビに出てテニスのボール一番に取ったと言うけど、どこにいたか知らんけど、ちゃうと思うで。
最初はその辺にいたか知らんけど、ポンポン打ってるんやから、わからへんやん、それを一番て言う根性が
一番て言わなくてもいいんよ。ジュリーのファンだ、ジュリーのファンだって言うけど、人気がない頃はなんも言うてへん。それがト○○に会ったあとや、自分がコメンティターになったときに、わたし○○○○○○って言うからア○かって
そんな○○っててテレビ出ててええの

でもいろんなこと含めて80曲は今思うと必然だった。80曲って数字が人をのっけからグッとこさせた。自分で言ってどうすんの
自分で言ってたら恥ずかしいわ 内田○○かって

あの人、もうちょいで僕が言うのにってこと全部言わはる。かなわんで、あの人…。
いっしょにC.C.レモンホールでやったとき、希○さんが来るってことで、娘さんや本○くんは来てなかったけど。そしたらちょうど前の日におくりびとが賞取った。滝田さんの。本○は婿養子だよ、でも彼は彼や、やってるのは裕也さんと僕。だから言いもしなかった。希○さんが来てジュリーってやるんじゃないでしょうねって確認するの忘れた。裕○さん言い始めた。「わたくしごとですが」
わたくしごとやろと思った。「滝田○○○が賞取って…」
あの人は全部自分の息がかかってるように言う。そうだけど、あんたが偉いわけじゃない、滝田○○○が偉いんやって。あの人がピンク映画撮ってる頃に自分が見つけて使った。それがあるから嬉しいと。
僕の場合、僕がいいときは出てくる。俺が最初にナンバ一番で声かけたって。いや、自分が使いよいメンバーを探してたんですよ。最初売れるなんて思ってなかった。売れてから引き離されて…。俺がってのは事実。あなたがいなかったら今の僕はいません、と言おうと思ってるのに、自分で言わはる。一番最後にとっといたらいいやん、と思うけど。


ちょっと途中だけど、送ります。

横浜トークショーお料理その4

メインディッシュのステーキです。

お野菜が少ないのが残念
生野菜が欲しがったよ～