顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

かわいそう

2008-11-21 17:19:09 | Weblog
今日、会社の先輩(顎骨嚢胞という病気(6/23「嚢胞と腫瘍の違い?」)で手術をされた息子さんを持つ先輩)がね、「これ、息子なんや~。」って言いながら、写真を見せてくれました

その写真、アメフトをしている姿でめっちゃカッコよくて…

「このお子さんですよね?嚢胞で手術されたの。」って確認したら、「そや、こいつだ。」との返事で、思わず、

「かっこいいのに、かわいそう。」ってボソッと言ってしまいました

一瞬、社内がしーんと静まり返っちゃって、『え!?何、なんか私まずいことした?』って思いました

それで考えたのですが…私が彼のことを『かわいそう』って思ったってことは、会社の人は私のことを『かわいそう』って思っているんだよね、きっとかわいいとかかわいくないは別としても

口腔腫瘍、とりわけ顎骨腫瘍は、手術による摘出しか治療法がありません。
泣く泣く手術をしても、口や顎や周囲の組織に欠損が残り、噛んだり、飲んだり、しゃべったりすることが障害されてしまいます

また、手術で失われた部分が服で隠れる他の腫瘍(性病変)とは違い、顔や表情に後遺症が残ることも多いです

顔だから私も気にするけれど、周りも私の顔を見るたびに、何か思っているのかもしれない

私はこれからの季節が大好きです1年前までは冬は寒いし、日が短くて嫌いだったけど、今となってはマフラーで口元を隠せること&マスクをしていても不自然ではないことから、11月~3月までは気楽です

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