顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

社会人と学生

2008-11-17 19:11:39 | Weblog
今日ね、専務にお遣いを頼まれて外に出ていたんだけど、それがたまたま大学の近くだったので、帰り際にちょっとお世話になった研究室に寄りました
顔を出す程度だったのに、気がついたら30分もいました 笑

先生に仕事のことを聞かれました

ざっとですが、「それなりに真面目にやっていますよー。」って答えたら、
「頑張っているな。お前は恵まれているだから、これからも頑張りなさいね。」と言われました。

その先生は8月の手術のことは把握しているかもしれないけれど、さすがに9月のことは知らないはずです

ますます短い期間に2回も、入院や手術で休ませてくれたことは、職場の環境が恵まれているから、上司や先輩に恵まれているからこそ、できたのだと感じました

感謝しつつ、もっと頑張らないといけないなぁ…

病気のことを知っている友達や後輩には、「よく仕事できているよね。すごいよ。」って、次々聞かれるのですが…
それは私がすごいのではなくて、会社の雰囲気や裁量範囲のおかげなのです。私は何もしていないのよ

きっと私のような職場の状況だったら、みんな仕事続けられるよ。私がすごいんじゃなくて、会社がすごいだけ

それでも仕事がやはり優先なので、思うように病院に通えなかったり、治療の内容、手術をする時期など戸惑うことや悩むことも多いので、『学生って気楽だったよなぁ…』とは思います

後1年、病気が早くわかっていたら(腫瘍はまだできていないかもしれないけれど…)、治療の選択肢ももっと増えていたと思うし、もっとスムーズに手術も受けられていると思う。治療ももっと進んでいると思う
でもそうしたら、今のこの会社には出会わなかったかもしれない。

病気を持って働くこと、病院通いをしながら働くことって大変だけど、私は周りの支えによって今日まで来ています

それに社会人生活もなかなか楽しいのよ。(今のところは)
私の場合、置かれた状況は複雑だし、思うようにいかないこともたくさんあるけれど、でもそれなりに楽しんでいます

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