顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

腸骨移植について

2008-10-24 19:15:20 | Weblog
私が8月に受けた手術は、腸骨移植による顎骨の再建術。
今日は、移植をした腸骨の話をします

腸骨は再生力も高いし、移植するには絶妙な骨らしいのです。
でも、術後の痛みや歩行障害、知覚障害などのリスクが高くて、私もかなり悩みました

(骨移植に関しての話⇒4/27「骨移植について」・5/14「入院期間」・6/15「手術に向けて思うこと」・6/28「手術法の選択」・6/29「最初の症例」・7/28「覚悟を決めました」・7/30「手術法の変更」)

結局、最終的には腸骨と決まり、それなりに覚悟を決めて手術に臨みました。

でも…術後、本当に痛いそして痛みも長く続きます
さらに、私は腸骨の右側を採取しましたが、右側下肢の知覚が鈍く、痺れた感じもありました

形成の先生のお話では、どうしても腸骨をいじると、しばらくは(長くて半年くらいは)、そうなってしまうのだそうです

未だにヒールを履いて長時間歩くと、右側だけがやけに重く痛くなるのは、手術の影響なのかもしれません

ここからは日をさかのぼってお話します。

手術をした翌日、主治医(口腔外科)が傷口の消毒とガーゼ交換をしてくれました。そのときに「キレイだね。」みたいに言っていましたが、まだ傷口を見ていなかったし、起き上がれなかったので、全然わからないです。

今だに傷跡はしっかり残っているし、盛り上がっているし、赤くなっています本当に目立たなくなるのかな…?

それより、なんで口腔外科の先生が診るの?って疑問に思いました
だって…ここの傷を見せるには、それなりに裸にならないといけないから。

しかもちょうどそのときのカッコは術着にオムツだったし、先生が処置するために、術着は半分以上めくられて、オムツは取られちゃうし、しかも…尿カテも入っているし、もう最悪

痛さと恥ずかしさで、もうどうにでもしてって感じでしたが 笑 抵抗することもできず、なすがままでした

―明日に続く―

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