顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

私に足りないこと

2008-10-07 09:33:31 | Weblog
明るい話をしようと思っても…特に楽しい話題がなくて、何を書こうか悩みます

楽しい話ではないけれど、今回の入院中で、私が1番心に残って考えさせられたメールを紹介します
手術当日の朝、会社の先輩から届きました

『いよいよ手術だね。いろいろ病気のこと、仕事のこと、今後のこと、不安でいっぱいやと思うけど、今は自分の体のこと一番に考えて、仕事とか会社のこと気にせず、自分の病気に真正面から立ち向かって頑張ってね。
なかなか食べるのも難しいやろうけど、しっかり栄養とって、体つくるんやよ。
有給なんてどうにでもなるし、1ヶ月休んだところで、あなたのこれからの長い人生のことを考えれば、ほんのちょぴっとのことで、何より元気な体を取り戻すのが、今、一番大事なんじゃないかな?
あなたの病気のことちゃんとわかっていないのに、こんな偉そうなこと言って、気悪くしたらごめんね。何か困ったこととかあったら遠慮せずに言うんやよ!!』

今までずっと皆様からいただいていたコメントと一緒で、会社の方々も同じ考えで、すごく心強かったし、安心して入院+手術を受けられるし、ゆっくり療養していいんだよねって思いました

そしてなにより私は、自分の病気に真正面から立ち向うことを避けていました。

自分の病気を知ることって、私にとってはすごく辛いことで…いつもなぁなぁにして、その場しのぎで治療を受けていました

でも今回の入院が、正確に自分の病気のこと&今の自分の状態を理解するチャンスだと思って、そして今後の治療を納得して受けるためにも、どんなに辛くても、病気としっかり向き合おうと覚悟を決めました

だから手術後に、主治医に自分の今の気持ちをぶつけましたなんだか、すごくすっきりしました
主治医も私の気持ちを受け止めてくれたと思います
(この辺りの内容は、後日ゆっくり書きます。)

そして私、今まで1人で頑張っていて偉いなぁって思っていたけれど、1人じゃないんだね。このメールをもらって、思いました

このブログを読んで応援してくださる皆様も、本当にありがとう
私、もう少し頑張ります

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