私は実は将棋が好きです。小学生の時から指していて子供の時から日曜日はNHKの将棋トーナメントを観ていました。しかし棋力は縁側将棋のレベルですが。観るのは好きで、年に1~2度位は千駄ヶ谷の将棋会館に行くか、将棋のイベントに行くか、大盤解説会に行っています。
そんな私ですが20代~30代の前半は仕事やそれ以外の遊びに目覚めていて将棋とは疎遠になりました。そんな中、再び将棋に興味を持ち出したきっかけが里見香奈さんなのです。
5~6年ほど前に世田谷区の将棋祭り(だったと思う?)がテレビ放送されていて、たまたま里見香奈さん(21)の将棋を観ました(対室田さんの将棋)。その時に「こんな可愛らしい女の子がこんなに上手いのか!」と衝撃を受けました。当時の里見さんは中3か高1だったと思いますが、縁側将棋レベルの私から見れば、プロと同然だったのです。おまけに清楚で可愛らしいので里見さんのファンになりました。
17歳当時の里見香奈さん。この頃に握手をしてもらったことが有ります。
里見さんはどんどん棋力を磨いて女流棋士のタイトルを次々に獲得しました。そんな中、特例でプロ棋士養成機関の奨励会編入試験を2011年5月に通過し、奨励会1級として編入(一般的には6級から入会して、プロである四段を目指す)。その後、女性では初めて初段になり現在は二段。奨励会と女流棋士とのかけもちで、女流棋士では一時5つのタイトルを保持する(現在は二冠)第一人者なのです。
そんな里見さんが三段昇段のチャンスなのです!
1級→初段→二段→三段への昇段は8連勝・12勝4敗・14勝5敗・16勝6敗・18勝7敗となっており、6級~1級までの昇級点は:6連勝・9勝3敗・11勝4敗・13勝5敗・15勝6敗と、段位の昇段は厳しい道のりとなっています。ちなみにかつての女性は最高で1級でしたから、里見さんの現在二段というのも凄いのです。
一月に2回、一日に2局(一月に計4局)の対局が行われるのですが、先日12月7日の対局に里見さんは連勝し、以下のような星(右が最新)となり直近で11勝3敗になりました。次の12月23日の2回の対局のうちのどちらかに勝てば三段昇段となります。
○○ ●○ ○○ ○○ ○● ●○ ○○ (11勝3敗)
三段になれば「三段リーグ」という総当り(人数が多くて、実際は総当りでは無い)のリーグ戦を戦い、半期で2人、年間で原則4人のプロ棋士(四段昇段)が誕生します。現在の三段リーグは39人です。そのうち2人は四段昇段しますが、更に下から三段に上がってくるのでそのリーグを突破するのは相当なチカラが必要でしょう。
もちろん三段にならなければプロ(四段)にはなれないので、早く三段に上がる事が大事なのです。
何歳でもプロになれる訳では無く、年齢制限(満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段になれなかった場合は退会となる。ただし、最後にあたる三段リーグで勝ち越しすれば、次回のリーグに参加することができる。以下、同じ条件で在籍を延長できるが、満29歳のリーグ終了時で退会)が有りますので、来年3月に22歳になる里見さんとしては、このチャンスは生かしたいところでしょう。仮に来る12月23日の対局で連敗してチャンスを生かせないとすると、直近で9勝4敗となるので年明けから3連勝をしないといけなくなるので、一つのチャンスを逃すと次のチャンスを作る為には相当な期間が必要になる訳なのです。
中学生時代の里見香奈さん。現在は21歳。
奨励会は入会するだけでも難関です。更にプロになれるのは奨励会員の5人に1人(だったと思う)位とのことです。
将棋は頭の勝負なので男女差が無いと思われがちですが、思考回路の違いや将棋を指す人の絶対数の違いなどから、初段の女性でさえ誰一人いませんでしたから12月23日は勝って欲しいところです。
皆さんも応援や注目をしてあげて欲しいと思います。
そんな私ですが20代~30代の前半は仕事やそれ以外の遊びに目覚めていて将棋とは疎遠になりました。そんな中、再び将棋に興味を持ち出したきっかけが里見香奈さんなのです。
5~6年ほど前に世田谷区の将棋祭り(だったと思う?)がテレビ放送されていて、たまたま里見香奈さん(21)の将棋を観ました(対室田さんの将棋)。その時に「こんな可愛らしい女の子がこんなに上手いのか!」と衝撃を受けました。当時の里見さんは中3か高1だったと思いますが、縁側将棋レベルの私から見れば、プロと同然だったのです。おまけに清楚で可愛らしいので里見さんのファンになりました。
17歳当時の里見香奈さん。この頃に握手をしてもらったことが有ります。
里見さんはどんどん棋力を磨いて女流棋士のタイトルを次々に獲得しました。そんな中、特例でプロ棋士養成機関の奨励会編入試験を2011年5月に通過し、奨励会1級として編入(一般的には6級から入会して、プロである四段を目指す)。その後、女性では初めて初段になり現在は二段。奨励会と女流棋士とのかけもちで、女流棋士では一時5つのタイトルを保持する(現在は二冠)第一人者なのです。
そんな里見さんが三段昇段のチャンスなのです!
1級→初段→二段→三段への昇段は8連勝・12勝4敗・14勝5敗・16勝6敗・18勝7敗となっており、6級~1級までの昇級点は:6連勝・9勝3敗・11勝4敗・13勝5敗・15勝6敗と、段位の昇段は厳しい道のりとなっています。ちなみにかつての女性は最高で1級でしたから、里見さんの現在二段というのも凄いのです。
一月に2回、一日に2局(一月に計4局)の対局が行われるのですが、先日12月7日の対局に里見さんは連勝し、以下のような星(右が最新)となり直近で11勝3敗になりました。次の12月23日の2回の対局のうちのどちらかに勝てば三段昇段となります。
○○ ●○ ○○ ○○ ○● ●○ ○○ (11勝3敗)
三段になれば「三段リーグ」という総当り(人数が多くて、実際は総当りでは無い)のリーグ戦を戦い、半期で2人、年間で原則4人のプロ棋士(四段昇段)が誕生します。現在の三段リーグは39人です。そのうち2人は四段昇段しますが、更に下から三段に上がってくるのでそのリーグを突破するのは相当なチカラが必要でしょう。
もちろん三段にならなければプロ(四段)にはなれないので、早く三段に上がる事が大事なのです。
何歳でもプロになれる訳では無く、年齢制限(満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段になれなかった場合は退会となる。ただし、最後にあたる三段リーグで勝ち越しすれば、次回のリーグに参加することができる。以下、同じ条件で在籍を延長できるが、満29歳のリーグ終了時で退会)が有りますので、来年3月に22歳になる里見さんとしては、このチャンスは生かしたいところでしょう。仮に来る12月23日の対局で連敗してチャンスを生かせないとすると、直近で9勝4敗となるので年明けから3連勝をしないといけなくなるので、一つのチャンスを逃すと次のチャンスを作る為には相当な期間が必要になる訳なのです。
中学生時代の里見香奈さん。現在は21歳。
奨励会は入会するだけでも難関です。更にプロになれるのは奨励会員の5人に1人(だったと思う)位とのことです。
将棋は頭の勝負なので男女差が無いと思われがちですが、思考回路の違いや将棋を指す人の絶対数の違いなどから、初段の女性でさえ誰一人いませんでしたから12月23日は勝って欲しいところです。
皆さんも応援や注目をしてあげて欲しいと思います。