昨日平成30年3月18日、安倍首相と小野寺防衛大臣が出席され、防衛大学校卒業式が挙行されました。
首相官邸Facebookより
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/80/d18fec6908c3a30ff9133ba5588f0736.jpg)
安倍首相のモーニング姿、ステキです。
午前9時21分に首相官邸のヘリポートを離陸し、約20分後には神奈川県横須賀市の防衛大学校に到着。
さすがヘリだと速いですね~。
このヘリ、政府要人や外国からの国賓が乗るスゴいやつですね。
機内は革張りシートや赤絨毯が敷かれているそうですよ!
陸自が誇るVIP用特別ヘリEC225スーパーピューマ(産経新聞)
http://www.sankei.com/smp/premium/news/160526/prm1605260004-s1.html
話を卒業式に戻しまして・・・
卒業式が終わり、恒例の帽子を投げて(愛と青春の旅立ちのまんまですね!)会場から走り出たあとは・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/65/c7733c8557afad1ba7e5c3ce7923eea0.jpg)
画像は防衛大学校ホームページより平成29年度卒業式
防衛大学校の制服から任官先の制服に着替え、服務の宣誓を行います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/19/bb2c8e91484b6d2496f8e7562dc78fd9.jpg)
画像は首相官邸Facebookより
皆さん、半端なく凛々しくて、眩しすぎます!
防衛大学校を卒業しても、陸は約9ヶ月、海は約1年、空は約半年間更に幹部候補生学校で勉強し、陸と空はその後それぞれ3ヶ月、6ヶ月間部隊での訓練が待っています。
まさに、卒業はゴールではなくスタートですね。
最後になりましたが、昨日の卒業式での安倍首相の訓示を抜粋してご紹介したいと思います。
「昨年7月の九州北部豪雨では道路が寸断され、河川が決壊する中、ヘリコプターによる空からの救助が、500名あまりの命を救いました。
断続的な豪雨が続く深夜に、山奥の民家から救助のSOSがだされました。
夜は視界不良のうえ、木や電柱に接触すれば墜落の危険もある。
そうした中で、隊員諸君はヘリの翼と木々の距離を、わずか2メートルに保ちながらホバリング降下を続け、住民を救い出しました。
裏山では土砂崩れが続き、いつ家が飲み込まれてもおかしくない状況だった。
救助のヘリの中で住民の一人は、涙を流しながらこういったそうであります。
来てくれると信じてました。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/22/e3afa06953080ad44080e10b372c65ea.jpg)
画像は航空自衛隊ホームページより
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/0a/85cb4f976e143958d6e62735351fd827.jpg)
画像は陸上自衛隊Facebookより
「日本からはるか1万2000キロのかなた、海上交通の要衝、アフリカ・ソマリア沖アデン湾、近年、民間船舶が襲撃され、乗っ取られる事案が発生しています。
ある船長からの手紙を紹介したいと思います。
イラン・イラク戦争や湾岸戦争の時代、日本船舶には自衛隊の護衛がなく、船長は当時、乗組員として航行したときの状況を、こう語っています。
他の日本船が被害を受けたとのニュースを聞き、とても心細く、恐ろしく、無線機を握る私の手は震えていました。
あれから30年、船長となって臨んだ航海で、不審ボートの接近を受け、船内には緊張が走りました。
しかし、今回は自衛隊がいる。
護衛艦おおなみのエスコートに、不審船は追尾をあきらめました。
自国による護衛ほど心強く、頼りになるものはありません。
船長はこのように続けています。
私たちの命が守られていることを実感しました。
おおなみによる護衛の後、別れ際には、乗組員が目を潤ませながら、タオルやヘルメットを大きく振っていたそうであります。
世界平和と国際貢献に活躍する自衛隊の姿をこのようにたたえ、手紙は締めくくられていました。
日本の誇りです。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/19/719d93211fe20cba6ef735c4ce272346.jpg)
護衛艦おおなみ 海上自衛隊ホームページより
そして、安倍首相は訓示をこのように結ばれました。
「ご家族の皆さま、大切なお子さまを隊員として送り出していただいたことに、自衛隊の最高指揮官として心から感謝申し上げます。
彼らの、凜々しくも頼もしい姿をどうかごらんください。
これもひとえに、すばらしいご家族の背中をしっかりとみて育ってきた、その素地があったからこそ今の彼らがあります。
本当にありがとうございます。
大切なご家族をお預かりする以上、しっかりと任務を遂行できるよう万全を期すことをお約束いたします。」
安倍首相は、観閲式などの訓示で、たびたびご家族への感謝を述べられています。
ご家族があってこそ、自衛官の方々は職務に邁進できるのでしょう。
防衛大学校を卒業された皆さん、本当におめでとうございます!
訓示の動画と、全文はこちらから読めますので、是非ご覧ください。
平成29年度防衛大学校 内閣総理大臣訓示(首相官邸ホームページ)
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2018/0318kunji.html
平成30年3月25日追記
内閣広報室より、卒業式のダイジェストがYouTubeに公開されましたので、どうぞご覧ください!
防衛大学校卒業式 総理訓示-平成30年3月18日
首相官邸Facebookより
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/80/d18fec6908c3a30ff9133ba5588f0736.jpg)
安倍首相のモーニング姿、ステキです。
午前9時21分に首相官邸のヘリポートを離陸し、約20分後には神奈川県横須賀市の防衛大学校に到着。
さすがヘリだと速いですね~。
このヘリ、政府要人や外国からの国賓が乗るスゴいやつですね。
機内は革張りシートや赤絨毯が敷かれているそうですよ!
陸自が誇るVIP用特別ヘリEC225スーパーピューマ(産経新聞)
http://www.sankei.com/smp/premium/news/160526/prm1605260004-s1.html
話を卒業式に戻しまして・・・
卒業式が終わり、恒例の帽子を投げて(愛と青春の旅立ちのまんまですね!)会場から走り出たあとは・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/65/c7733c8557afad1ba7e5c3ce7923eea0.jpg)
画像は防衛大学校ホームページより平成29年度卒業式
防衛大学校の制服から任官先の制服に着替え、服務の宣誓を行います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/19/bb2c8e91484b6d2496f8e7562dc78fd9.jpg)
画像は首相官邸Facebookより
皆さん、半端なく凛々しくて、眩しすぎます!
防衛大学校を卒業しても、陸は約9ヶ月、海は約1年、空は約半年間更に幹部候補生学校で勉強し、陸と空はその後それぞれ3ヶ月、6ヶ月間部隊での訓練が待っています。
まさに、卒業はゴールではなくスタートですね。
最後になりましたが、昨日の卒業式での安倍首相の訓示を抜粋してご紹介したいと思います。
「昨年7月の九州北部豪雨では道路が寸断され、河川が決壊する中、ヘリコプターによる空からの救助が、500名あまりの命を救いました。
断続的な豪雨が続く深夜に、山奥の民家から救助のSOSがだされました。
夜は視界不良のうえ、木や電柱に接触すれば墜落の危険もある。
そうした中で、隊員諸君はヘリの翼と木々の距離を、わずか2メートルに保ちながらホバリング降下を続け、住民を救い出しました。
裏山では土砂崩れが続き、いつ家が飲み込まれてもおかしくない状況だった。
救助のヘリの中で住民の一人は、涙を流しながらこういったそうであります。
来てくれると信じてました。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/22/e3afa06953080ad44080e10b372c65ea.jpg)
画像は航空自衛隊ホームページより
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/0a/85cb4f976e143958d6e62735351fd827.jpg)
画像は陸上自衛隊Facebookより
「日本からはるか1万2000キロのかなた、海上交通の要衝、アフリカ・ソマリア沖アデン湾、近年、民間船舶が襲撃され、乗っ取られる事案が発生しています。
ある船長からの手紙を紹介したいと思います。
イラン・イラク戦争や湾岸戦争の時代、日本船舶には自衛隊の護衛がなく、船長は当時、乗組員として航行したときの状況を、こう語っています。
他の日本船が被害を受けたとのニュースを聞き、とても心細く、恐ろしく、無線機を握る私の手は震えていました。
あれから30年、船長となって臨んだ航海で、不審ボートの接近を受け、船内には緊張が走りました。
しかし、今回は自衛隊がいる。
護衛艦おおなみのエスコートに、不審船は追尾をあきらめました。
自国による護衛ほど心強く、頼りになるものはありません。
船長はこのように続けています。
私たちの命が守られていることを実感しました。
おおなみによる護衛の後、別れ際には、乗組員が目を潤ませながら、タオルやヘルメットを大きく振っていたそうであります。
世界平和と国際貢献に活躍する自衛隊の姿をこのようにたたえ、手紙は締めくくられていました。
日本の誇りです。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/19/719d93211fe20cba6ef735c4ce272346.jpg)
護衛艦おおなみ 海上自衛隊ホームページより
そして、安倍首相は訓示をこのように結ばれました。
「ご家族の皆さま、大切なお子さまを隊員として送り出していただいたことに、自衛隊の最高指揮官として心から感謝申し上げます。
彼らの、凜々しくも頼もしい姿をどうかごらんください。
これもひとえに、すばらしいご家族の背中をしっかりとみて育ってきた、その素地があったからこそ今の彼らがあります。
本当にありがとうございます。
大切なご家族をお預かりする以上、しっかりと任務を遂行できるよう万全を期すことをお約束いたします。」
安倍首相は、観閲式などの訓示で、たびたびご家族への感謝を述べられています。
ご家族があってこそ、自衛官の方々は職務に邁進できるのでしょう。
防衛大学校を卒業された皆さん、本当におめでとうございます!
訓示の動画と、全文はこちらから読めますので、是非ご覧ください。
平成29年度防衛大学校 内閣総理大臣訓示(首相官邸ホームページ)
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2018/0318kunji.html
平成30年3月25日追記
内閣広報室より、卒業式のダイジェストがYouTubeに公開されましたので、どうぞご覧ください!
防衛大学校卒業式 総理訓示-平成30年3月18日
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