西日本豪雨 災害派遣・続報-2

西日本での豪雨から１週間が経ちました。

連日30℃以上の真夏日が続いていますが、24万戸以上で断水し、長期化が予想されています。
被災地での災害派遣は、捜索活動から生活の支援へとシフトしつつあります。


全国から、給水や入浴等の支援のために、陸・海・空自衛隊が続々と現地入りしています。


7月9日、10日、陸上自衛隊の北海道の部隊が被災地を目指して出発しました。









同じく7月10日、航空自衛隊・中部航空方面隊第１高射群第１高射隊が千葉県の習志野分屯基地から被災地に向け出発しました。



7月9日に東部方面隊の各駐屯地を出発した陸上自衛隊の部隊は、広島県や愛媛県で給水や入浴、防疫支援を始めています。

陸上自衛隊・第１後方支援連隊（練馬駐屯地・東京都）







陸上自衛隊・東部方面後方支援隊（朝霞駐屯地・東京都）



陸上自衛隊・第32普通科連隊（大宮駐屯地・埼玉県）


陸上自衛隊・中央特殊武器防護隊（大宮駐屯地・埼玉県）愛媛県での防疫活動







陸上自衛隊・第12特科隊（宇都宮駐屯地・栃木県）



九州からの部隊も活躍しています。
陸上自衛隊・第４後方支援連隊（福岡駐屯地・福岡県）は広島県で入浴等の生活支援を行っています。









大阪からも、陸上自衛隊・第37普通科連隊（信田山駐屯地）が広島県で活躍しています。



航空自衛隊・西部航空方面隊（春日基地・福岡県と土佐清水分屯基地・高知県）は愛媛県で給水支援を行っています。





航空自衛隊・第３輸送航空隊（美保基地・鳥取県）はＣ-２輸送機で広島空港へ給水車を空輸しました。





航空自衛隊・春日ヘリコプター空輸隊（春日基地・福岡県）はＣＨ－４７ヘリコプターで愛媛県と広島県にエアコンを空輸しました。





海上自衛隊の輸送艦おおすみは、たくさんの物資を載せて横須賀基地から呉基地に向けて出港しました。



輸送艦しもきたは、タンクローリーを呉基地に向けて輸送しました。





中国・四国・九州地方の被災地の部隊も頑張っています。

陸上自衛隊・第４０普通科連隊（小倉駐屯地・福岡県）と第４施設大隊（大村駐屯地・長崎県）は、福岡県北九州市での土砂崩れで捜索活動を行っていましたが、行方不明者が発見され、活動を終了しました。



愛媛県では、陸上自衛隊・第１４旅団（司令部・善通寺駐屯地、四国４県の防衛警備を担当）の各部隊が活躍中です。









京都府では、海上自衛隊・舞鶴地方隊が舞鶴市竹屋付近、高野川河口で行方不明者の捜索を行いました。







広島県でも、陸上自衛隊の第４６普通科連隊をはじめ第13旅団の各部隊と、海上自衛隊・呉基地の部隊が頑張っています。











自衛隊の皆さん、本当にありがとうございます。