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滝番小屋

新城市出沢と鮎滝の近況を紹介、その他雑感を少々。

三州マタギ小屋

2013年02月18日 | 出沢

 出沢活性化の会で【三州マタギ小屋】を訪ねた。
 
『日間賀島でいっぱい飲むか、』
で始まった話なのだが、出沢の連中は真面目?だ。
『ただ、飲んでばかりいても仕方がない、途中でどっか見ていくか』
とイノシシのがあるという、
岡崎市夏山町の【三州マタギ小屋】を訪ねることになったのだ。

 本宿を回り込んできたので、えらく遠くに来たように思ったが、
よく考えてみれば出沢からここまで直線距離で20キロもない。
作手高里の向う側、同じ巴山の山裾だ。

 イノシシが悪さをするからやっつける。捕ったら勿体無いから
解体して食べる。これで金儲けしようと思っているならやめたほうがいい・・。
小屋・わな・解体道具・・、必要なものは金をかけずに自分たちで作る。
なんとか後継者をつくろうと、仲間を募りNPOを立ち上げた・・・。
 代表の日浅さんの説明は明快だ。

 箱ワナはともかく、自作したという解体ナイフは道具の域を超え芸術品だ。
山あいの渓谷の脇の小屋、人懐こいのと、やたらと吠えまくっているのと
二匹のワンコ。おおらかそうな奥さんも周りにマッチして収まっている。
 羨ましい。ここは日浅さんの遊び場だ、日浅ワールドだな・・。

 日浅さんの話を聞いているうちにるミッチャの目が輝きだした。
長年の付き合いでよく分かるのだが、ミッチャがあの目をした時、
頭のなかには、すでに【出沢マタギ小屋】が建っている。

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