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次から次へと起こる色々なジャンルのニュース報道記事、今起こっていることから何が読み取れるのか?を考えてみるブログです。

漫画家で美術家のろくでなし子氏釈放のニュースと記者会見。

2014-07-20 06:47:58 | 社会学
自分の真ん中を3Dプリンターで印刷できるようにデータ化して頒布した罪で逮捕されていた漫画家で美術家のろくでなし子氏が、釈放されたというニュースがはいってきた。
それによると、ろくでなし子氏は自分の性器が、人のものと変わっているのではないかという悩みから始まってあたかも女性の一部のはずなのに汚らしいもの、卑猥でいやらしいものというイメージが作られている。
自分は手や足と同じようなものだと考えているので、罪の意識はないと持論を述べたそうだ。
自分の真ん中が異常と思ったら無修正AVのDVDビデオ見ればよかったのに。
真ん中は隠しているからこそ神秘性がありたまに見るから興奮できる。
手と足と一緒といっても、手を見てその気になれるやつは異常といわれる。
警察では個人的な質問やら高圧的な態度だったとあるが、アタマの硬いおやじの興味本位のセクハラ質問だったと容易に想像がつくだろう。
そもそも出産用のビデオはよし、AVの無修正ビデオはダメという見解はなんで決まっているのだろう。
劣情をもようするかどうかだとしたら、出産ビデオや美術品見てその気になったやつは逮捕ということか?
まぁ、彼女は自分のポリシーを持って、ライフスタイルとして解放活動を続けている。
昔は下の毛が、下着からのぞいただけで、逮捕される時代があった。
色々な人の尽力のおかげで、今や雑誌に当たり前の様に写真に乗っている。
当時も警察当局は股間を想像力でもっこりさせたオヤジがこれは劣情を刺激する!とかなんとかいって逮捕してご満悦に浸っていたものだ。
ろくでなし子氏様な人が出てこないと世に中の構造は上からの弾圧で押し付けられ、常識は変わらないんじゃあないかと思う。
それよりも外国のメディアが注目していたのは、日本のお祭りに性器が登場することで有るが、ご存知の様に昔から、豊作を願い祭りには性器を形どってお神輿とともに出陣するというお祭りは地方に幾多とある。
そして、男根宗教というかお寺にも奉られている神社は数え切れない。
これも卑猥だ!猥褻物だ!と否定するのか?
宗教ならいいがそうでなかったら、卑猥だと否定するのか?
みんなはどう思う。









自らの女性器の3Dプリンタ用造形データを配布したアーティストのろくでなし子さんが逮捕、釈放を求める署名活動も






先日3Dプリンタで実弾を発射できる拳銃を制作したとして逮捕者が出ましたが、今回は女性器の造形のデータの配布でアーティストが逮捕されました。詳細は以下から。

逮捕されたのは「デコまん」という自分の体のまん中部分(女性器)をモチーフとしたアート活動をしているアーティストで漫画家のろくでなし子さん。

2013年にマイクロファンディングサイトCampfireを使って「わたしの「まん中」を3Dスキャンして、世界初の夢のマンボートを作る計画」に対する資金提供を呼びかけていました。この企画は2013年6月25日に予定金額の2倍近い100万円を集めて成功裏に終了していましたが、問題となったのは3000円以上の資金提供へのバックのひとつである「まん中3Dデータ」でした。

わたしの「まん中」を3Dスキャンして、世界初の夢のマンボートを作る計画に支援を!


警察はこのデータを「数字や文字の羅列だが、3Dプリンターに入力すると石こうなどで形状を再現できる」としてわいせつ物に当たると判断、わいせつ電磁的記録頒布の疑いでろくでなし子さんを逮捕しました。ろくでなし子さんは調べに対して「わたしにとって、性器は手足と一緒だと思っている」と述べて容疑を否認しています。

ろくでなし子さんがまんボートに至るデコまんを制作し始めたきっかけが、上記のCampfireの紹介文の中に以下のように記されています。

そもそもわたしがデコまんを作ったのは、自分のまん中の形が異常では?という悩みがきっかけでしたが、それはまん中が日本では長らくタブーとされ、常にモザイクをかけられてきたため、まん中の基本形がわからなかったことが大きいです。また、まん中が必要以上に隠されてきたために、逆にいやらしさが増幅し、女性にとっては単なる体の一部なのにセックスや卑猥なイメージを勝手に与えられてしまったと感じます。

そこでまん中をもっとPOPに、カジュアルに、日常にとけこませるよう、リモコンで走るまん中、まん中の照明器具、まん中アクセサリー、iPhoneカバーまん製作など、本格的に活動するようになりました。

わたしの「まん中」を3Dスキャンして、世界初の夢のマンボートを作る計画に支援を!6d745.comも見てネ! – YouTube


さらに以下のようにインタビューの中でも女性器の扱いに対して意見を表明しています。

女性アーティスト・ろくでなし子が語っていた本音 「女性器は現実。汚いものとして嫌ってる風潮が疑問だった」|ウートピ


今回の逮捕はろくでなし子さんの女性器に対する訴えの真逆を行き、画像ですらない女性器の3Dプリントデータを警察はわいせつ物として取り締まりの対象であると考え、アーティストの逮捕にまで発展しています。

ネット上ではろくでなし子さんのアートへの評価の賛否を越えて表現の自由の過度な侵害でであるとする意見が数多く見られ、Change.orgでは即時釈放を求める署名も開始されました。




キャンペーン 芸術家・ろくでなし子氏(五十嵐恵容疑者)の即時釈放 Change.org

また、世間に溢れる性器を模したアダルトグッズや性器型の神輿が公道で掲げられる「奇祭」などに比べてこのデコまんがことさらわいせつとは言えないのではないかなどの意見も多数聞かれています。

【追記あり】

ろくでなし子さんと親交のある北原みのりさんがTwitter上で警察の高圧的とも取れる捜査についてのつぶやきがあり、摘発が有無を言わせぬものだったことを伺わせます。


また、即時釈放を求める署名に加え、Facebook上ではろくでなし子さんを支援するページも立ち上がっています。

アート作家・ろくでなし子氏を支援するコミュニティ情報ページ

【さらに追記】

7月18日、ろくでなし子さんの弁護団のひとりであり、児童ポルノ法に対する活動などでも知られる山口貴士弁護士から交流に対する準抗告が通り、ろくでなし子さんが釈放されるとのTweetがありました。

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