『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)や『R-1グランプリ』(同)に出演し、一気にブレイクしたスギちゃん。
袖をカットしたジージャンに、同じくハーフにカットしたジーンズという姿で、コーラを片手に登場。
「ワイルドだからペットボトルのフタ捨ててやったぜ」というネタを掴みに、“映画を予告編だけ観て退席する”、“ダイヤルロックの自転車の鍵の番号が書かれた紙を捨てる”、“ザルの代わりに網戸でパスタを湯切りする”といったワイルドな(?)エピソードを披露する漫談が人気を呼んでいる。
「~だぜぇ」という印象的な語尾が真似しやすく、またワイルドぶっていても、根に生真面目で優しそうな性格が透けて見えるのも可笑しさを増加させている。
彼は芸歴18年目の苦労人。
元々はスピードワゴンなどと同じく、名古屋吉本の出身。
14年前に上京してからは「機械犬(メカドッグ)」というコンビを結成。
この時、当時人気だった『進め!電波少年』(日本テレビ系)の兄弟番組『雷波少年』に出演。
裸の上に毛皮のみの原始人風な衣装で土管に暮らし、不法投棄された電気製品などを再生させ、リサイクル品を売って生活するという「雷波少年的ゴミ生活」という企画で長きにわたって出演。
知名度も上がり売れかけたものの番組終了と共に、徐々にフェイドアウト。結局コンビは解散してしまった。
その後ピン芸人になり、杉山えいじの名で活動。
低迷期が続いたが「おっぱい先生」なる珍キャラクターが注目を浴びる。
ところがまたもブレイクしかけた矢先にレギュラー出演していた番組が終了する悲劇に巻き込まれる。
新たなるキャラクター設定で再起をかける中、昨年秋に生み出したのが「ワイルドスギちゃん」だった。
ようやく栄光を掴みつつある彼が、芸風以上にワイルドな性生活を暴露していたのは先日放映された『カンニングの恋愛中毒』(BSフジ)という番組でのこと。
所属事務所の先輩であるカンニング竹山を前に、まずは性の目覚めが遅かったことを告白。
18歳までオナニーをしたことがなかったというのだ。
「18歳の夏休み『ニュース23』(TBS系)を見ながら何気なく(下半身を)触ってたらビャって出たんですよ。
だから初めてイッたのが筑紫哲也さん。
思い出の人です。
ワイルドだろ~」と精通談議。
初体験はそれから2年後の20歳の時。
お相手は地元で有名な「3千円オバサン」という女性だったという。
さらに性の目覚めをオジサンに捧げた(?)せいか、男性相手の性体験まであったのだと、話はさらにワイルドな方向に……。
「出会い系にハマってた時(自称)ニューハーフって人がいたから、ちょっと興味があったぜ。
その人の部屋に来てくれっていうから行ったぜ。扉開けたら禿散らかしたネグリジェ着たオッサンだったぜ。
そこで普通だったら帰るぜ。
でも俺の場合、好奇心が上回ったぜ。
だから部屋に入ってシャワー浴びてきてって言われたから、シャワー浴びにいったらその家の風呂がガラス張りだったぜ。
ムード満点だったぜ。
禿散らかしたオッサンだけどムードにのまれて下半身は反応してたぜぇ」
あまりにもワイルドすぎてオンエアはここまでだったが、どうやらそのまま禿散らかしたオッサンと結ばれてしまった様子。
アブノーマルなセックスライフを芸の肥やしに、ますます暴走してくれそうな彼から、目が離せそうにないぜ~っ!
(文=ピーピング・トム・ソーヤ)
(※スギちゃんオフィシャルブログ「スギちゃんのワイルド日記」)
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ワイルド芸人・スギちゃん「だぜぇ~」の言い過ぎで喉つぶれ、救急病院へ。
ワイルド芸人・スギちゃん(38)は毎日大忙しだ。
彼のブログによると平日はテレビやラジオ、雑誌関係の仕事に週末は地方での営業と、休みはおろか睡眠時間を確保するのも大変なようだ。
しかし長かった下積み時代を考えれば、今は多少の無理をしてでも仕事は断らないようにしているらしい。
だがスギちゃんも四十手前、身体に疲れが溜まっている様子である。
「完全に、喉がつぶれました」で始まったのが、4月20日の『スギちゃんのワイルド日記』。
なんでも“○○だぜぇ~”の言い過ぎが原因で声が出なくなり、夜間の救急病院へ駆け込んだとのことだ。
大事な商売道具の声が出なくなるとは、スギちゃんの一大事である。
早速ブログのコメント欄には、マスクやビタミン剤、のど飴を送ります―と心配したファンからのありがたい申し出が寄せられている。
そして4月22日のブログには“もう”というタイトルが付けられた同じ内容のものが、続けて11件もアップされている。
何かのトラブルなのだろうが、「ワイルドなブログだぜ」、「スギちゃんが牛になった」とファンは大喜び。
スギちゃんがパニックになっている様子が目に浮かぶようで、ファンはこのブログのアクシデントを楽しんでいるようだ。
スギちゃんのブログは不思議な力がある。
たまたま彼をテレビ番組で見かけ、ブログを読んでから大ファンになったというコメントも多い。スギちゃんの要領が悪いところやなぜか笑えるアクシデントが降りかかってくるところ、お人好しで優しい彼の人柄に読者は魅かれてしまうのだろう。
だが「スギちゃんの、どこが面白いの?」という声が、ネット上で多くなってきたのも事実である。
どんなに人柄が良くても芸人として面白くなければ、すぐ飽きられる。
まだテレビ番組のトーク場面では、遠慮がちなスギちゃん。
人に悪意を抱かれない性格を生かして、どんどん前に出て“スギちゃんらしさ”を発揮して欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)
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