今日は大阪も朝から一日雨。
午前中に軽くインターバルやドリルを取り入れてスイムを2kmほど泳いで午後からはゆっくり。
昨日は、大阪〜和歌山〜奈良〜大阪と一人で三都トレーニング。
最後に奈良側から金剛トンネルに登りましたが、5月に入って4月よりかなり調子が良い。感覚だけではなく平均パワーも20Wほど上がり、当然パワーウエイトレシオも上がっている。
ほんと、ここ1〜2年ほど、自分のイメージと実際の走りのズレにかなり苦しみ、楽しく登れる事はほとんど無く、歳だから仕方ないか。。
と半ば諦めかけていたのですが、ほんと久しぶりに楽しく登れ、またモチベーションが上がって来ました
というのも実は、GWの谷間5月の1日に自らスポーツ内科を受診。
血液検査と運動負荷肺機能検査を実施。
その結果、血液検査では心配していた貧血は大丈夫で、フェリチンも十分。前の日とその前日の二日間で300kmほどバイクライドしていたので、筋肉の潰れで現れるCPKは高く、ちょっと脱水と思われる数値も高かったですが、特に問題なし。
しかし、肺機能検査で喘息の兆候が。。。
実は1990年代後半トライアスロンから一線を引いたのも冬の走り込みで喘息様の症状が出て、思うようにトレーニング出来なくなった事が大きな原因だった。
海外のアドベンチャーレースから帰ってきて血液中の酸素量が減り入院したこともある。
オーバートレーニングにより心肺機能が大きなダメージを受けたと自己判断していた。
最近は発作的な事はなかったが、吸えるけど吐ききれない感覚は常にあった。
吸排機能のレスポンスが悪い車みたいな感じだ。
自分でも自覚症状があったが検査をするとキッチリと結果に現れた。
エアロバイクを漕ぐ前も負荷をかけた後もフローボリュームカーブが”お山”の形ではなく、一気にガクンと落ちている。
これは典型的な気管支喘息の形。
息は吸えるが、吐く時に気道が狭くなりスムーズに吐けないのだ。
喘息発作を起こした事がある人はお分かりでしょうが、死ぬほど苦しいのだ。。
息を最大限に吸って勢いよく一気に吐いた時に最初の1秒間で吐いた空気の量、1秒率(FEV1.0%)がアスリートの場合、85%以上ないといけないのですが(トップアスリートになると100%に近いらしい)、オヤジは73%ほどしかない。
日常生活では問題ないのですが、抹消気管支まで広げたいので気管支拡張剤を使うことに。
気管支拡張剤は意外とツールの選手などにも喘息持ちが多くて、使っている選手も多いですよね。
あのフルームも使ってたような。。。
使いすぎると問題にされますが、ドーピングにはなりません。
ステロイドの入った吸入薬を1日一回、吸入しての結果が先に書いたヒルクライムのパワーアップ。
吸った息を吐き切れる事が出来るようになり、換気効率が上がったので新鮮な空気を沢山取り込める事でヘモグロビンは少なくはないようなので、酸素を筋肉に運べることにより筋肉の疲れを遅らせる事が出来ているのだろう。
疲れ方が全く違う。
まるで、スポーツエアクリにタコ脚、マフラー交換もして吸排気系チューンをしたようだ。
いわば合法ドーピング。。
もっと早くから治療しておけば良かった。。。
やっぱ、専門医にかからないといけませんね。
インボディもありますよ。体脂肪率も落ちてきました
気になる方は是非受診してみてください。
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