今日もお仕事で呑みに行かなくてはならず、トレーニングは完全休養です。
呑み会の場は大阪ミナミの老舗、私のオヤジと弟が板前として営んでいる割烹”孫平”を使いました。
場所柄、吉本芸人さんもよく来るのですが、今日は小藪さんと島田一の助さんと一緒になりました。
実は私はトライアスリートとしてかけ出しの頃、小藪さんのお父さんにお世話になっていたのです。
そう、小藪さんのお父さんは自転車屋さんなのです。
輪行袋に自分の自転車をバラして入れられないくらいに自転車に素人だった私は色々とムチャな注文をしていましたが、かなり親身に相談に乗ってくれ、お母さんはコーヒーを出してくれました
エンメ・イディアという綺麗なビルダーのクロモリフレームを扱っていて、２本ほどランゲプレステージで組み、初めてのハワイ・アイアンマンもそのバイクで走りぬきました。
もう２５年ほど前のお話です。
あれから時は立ち、まだ学生だった小藪少年は言わすと知れた吉本新喜劇の座長へと上り詰め、お客さんとなって私のオヤジの店で飲んでいます。
そのころ小藪さんのお父さんのお店でメカニックとして働いていたガリガリに痩せこけた、ロード選手Ｓ君は現在は”大きくなって”実業団レースなどで、マヴィックカーやマヴィックモトに乗って私たちをサポートしてくれていて、あのころはまだ、種も形もなにもなかった息子の大樹にアドバイスしてくれたりもしています。
私もまだまだ頑張っていますが、トライアスリートとなった娘の虹奈は私が現役だったころに共にアイアンマンレースを走った八尾選手の元に弟子入りし、可愛がってもらっています。
トライアスロンをやめてロード選手となった大樹は私が２２～３年ほど前から何度も何度もトレーニングコースとして使った京都の京北町にある自転車の強豪校に入り寮生活を送っています。
高校の目の前は私が数年間、毎年の開幕レースにしていたデュアスロンが行われていたゼミナールハウスがあります。
もちろん、その頃はまさか将来生まれてくる自分の息子が大阪から遠く離れたこんな田舎の高校に入学するようになるとは想像すら出来ませんでした。
虹奈は今年から日体大に通うため東京で一人暮らしとなりますが、私が２０年以上に渡ってトライアスロンやアドベンチャーレース、ロードレースで知り合い、お世話になった仲間たちに、またお世話になるでしょう。
もちろん、本人の小学校５年生からの競技生活で知り合った仲間たちとのまた新たな”つながり”も出来るでしょう。
人は繋がっていきます。
最近、なんだか自分の周りで流れる全ての出来事が偶然ではなく、”必然”なような気がしています。
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