さあ、いよいよレース当日。
朝6時半に宿を出発。7時にはレース会場に到着した。心配された天候はなんとか曇りで持ちそうだ。
まずはギアチェックから。大樹はU15なので前は50でリアは16トップを付けました。クランク1周で7.01m以下かどうか測ります。
ギアチャックが終わると出走サイン。後はスタートを待つだけです。車での遠征じゃないのでローラーとかが持って行けなくてアップが出来ないのがつらいですね。
その辺を適当に走るしかありません。。
U23、ジュニアに続いていよいよアンダー17+アンダー15の50名ほどの選手がスタート!
岩手山焼走り国際交流村駐車場をスタートしてすぐに周回コースへと入って行きました。
レースは15.5キロの周回コースを6周。総距離93キロで争われます。
序盤の3周ぐらいまでは細かい飛び出しはあったようですが、集団はバラけず、登りも集団で上がって来ました。
ロードレースな一枚。晴れていれば岩手山が綺麗に見えるのでしょうが、今日は雲がかかってます。
そして、大きな動きもなく周回を重ね4周回目に入るところから補給が許されます。大樹は少し棒状になった集団の後ろで補給を取らずに通過。
ちょっとキツそうだ。やはりオヤジの予想どうりトレーニングをしていないとレースペースだと50キロぐらいが限界かな。
しかし、5周回目に入る時には集団に復帰。水の入ったボトルを取って走り去る。
補給があるような距離のレースに出たのは初めてだ。
「よっしゃ!頑張ってつけ!」と声援を送って見送る。
1周二十数分で回ってくるが、心配しながら待つと長い・・・。
どうなっているだろうと待っていると最終周回を告げるジャンの音が鳴って、先頭集団が補給ポイントに入ってきた!
集団のペースも一段と上がっているようだ!大樹の姿が見えない・・・。やはり集団から遅れたか・・・。
17名ほどの先頭集団が通過して1分30秒遅れほどで大樹が3名のパックでやってきた!
どうやらフィニッシュ地点へ登りでペースの上がった集団から遅れたようだ。
この後下りで前の先頭集団が見える位置までローテーションしながら詰めたようだが、もはや脚は残っていなかったのだろう。
フィニッシュ地点では刻一刻とレースの状況が放送される。
最後の登りに入った集団の選手名が一人ひとり読み上げられるが、大樹の名前はない・・。
やはり、先頭集団には追いつけなかったようだ。
先頭集団も最後の登りで勝負がかかり、バラバラにバラけ、トップの選手が片腕を突き上げてゴールに飛び込んだ!
そして、後続の選手が次々とフィニッシュ。
大樹は、なかなか登ってこない。。
最後の登りはタレたようですね。。
結局、今回は何もできずに終わってしまいました・・・。
順位はどうでもいいからもうちょっと逃げるなり、積極的なRockな走りをしてほしかったところですが、まあ、最低目標であった完走は出来たからよしとしましょう!
毎日、厳しいトレーニングを積んでいる高校生達に練習もせずに勝てるわけはありません。
大樹にもまた一ついい経験になったでしょう!
レースが終わって、不甲斐ない走りだったのでバツとして走れ~!と走っている分けではなく、岩手山の溶岩道ではしゃぐ大樹。
そんな元気あるんやったらもっとしっかり走れ~!!
今回のレースで使ったデュラのC35は「スイスイ進むわ~」と絶賛していた。
ほんだらもっと頑張れ~!!
疲れた~!
なんか変に疲れちゃった・・。新幹線に6時間以上乗ったのも初めてだし。。
行きは飛行機で1時間半ほどでしたが。
ということで、レースレポートを書く元気がないので今日はコースの紹介。
レース会場は岩手県の八幡平市、岩手山の麓にある岩手山焼走り国際交流村をスタート地点に1周15.5キロの2等辺三角形の様な形のコースで行われます。
国際交流村に来るのに西根インターチェンジからかなり登ります。高原といった感じのところで岩手山が見えていると雄大な景色が広がります。
レース前日に着いてすぐに試走しました。
交流村の駐車場をスタートしてすぐに周回コースに入ります。ここはレースでは補給ポイントとなる所でダラっと登ってます。
そして、補給ポイントを過ぎるとすぐに、ひたすら真っ直ぐな下りになります。かなりスピードが出そうです。
大樹はU15の規定ギアで50×16トップなので脚が回りきるでしょう。
細かいアップダウンを繰り返して下り、二等辺三角形の長辺が交わる頂点を鋭角に右に曲がると、
しばらく行くとブリッツェンの選手たちが走っていたので、勝手に一緒に走らせていただきました。横のサポートカーには、あの解説者でおなじみの監督が。
贅沢な試走となりました。
そして、下りきって右に直角に曲がり、二等辺三角形の短辺に入るといよいよフィニッシュへと向かう4キロ弱ほどの登りに入ります!
反対から見るとこんな感じ。勾配は4~5%といったところか。オヤジはこんな登り大嫌いです。。
ちなみに、あの別府選手はなんかクルクルと普通に上がっていきました。速そうに見えないところが凄い!(この後、あっという間に逃げのグループに追いついて牽きまくります。)
そして、その直線の登りを左にカーブするとまたまた直線のダラダラ登りが登場します・・・。ひたすらガマン、ガマンのコースです。。
アタックの掛け合いになったらキツイなぁ・・・。一人になったらやめます・・・。
そして、直線のダラダラ登りをクリアすると残り1キロ半ぐらいからちょっと勾配がきつくなり、そのまま登りフィニッシュとなります。
ほとんど下って、最後に登りがあるコース。それも峠ではなく、丘を登るという感じで、クライマーというよりパワー勝負になりそうなコースです。
とにかく、ガマンが必要なコースのようです。
さあ、このタフなコースを大樹は6周回の93キロ。どんなレース展開だったのか!?
明日、か~こうぉ。
お楽しみに~
さあ、いよいよ明日から全日本選手権ロードレースU15に出場の為、岩手県です。
行きは飛行機、帰りは新幹線。
大樹のバイクも準備完了!
それに、オヤジが以前使っていてそのまま、長い間使っている3~4世代前のアルテグラも度重なる転倒などでブラケットも欠けたりしていたので、デュアルコントロールレバーとフロントディレイラーとリアディレイラーをニューアルテグラのグロッシーグレーに交換した。
なかなか渋くてカッコ良い! インプレッションなど詳しくはまた後日。
バーテープも黒基調に交換し、デュラのホイールも含めて黒、赤、白で統一されてカッコよっくなった。
バイクはバッチリ!あとは大樹に出来る限り頑張ってもらいましょう!!