吉宗&ぶーくん

フレンチブルドックの吉宗くんとその家来のぶーくんの日記

誰かが引導を・・・

2019年04月19日 | ニュースのこと
87歳運転の車が歩行者次々にはねる 母娘死亡 8人けが

本当に痛ましいです。
高齢者講習って何のためにあるんだろう?って、思う。
ジジババもそうだったけど、講習に行った方の話を聞いて、何のための講習なんだろう?と思うことが多々あって、結局教習所の収入にしかなってないというか
ちゃんと、点数が悪ければ免許をあきらめるように説得するのが重要だと思うんですよね。
点数ひくいからって、講習の時間を延ばしたってだめでしょ?

本人はわからないんですよ、
回りが見て教えてあげないと、自分の状態がわからないんです。

事件のおじいさんも、初めにガードレールに接触とあって
「あっ!!」って、思いました。

おじじが運転をやめるちょっと前くらいから、異常なほどガードレールに近かったんですよ。
おじじの運転で助手席とか後ろの左座席とか座ると、
車体をこするんじゃないかと思うくらいガードレールに寄っているのが見えるんですよ。
で、
「危ないよ、ガードレールにこすりそう」
って言うと、
「そうか???」と、わかっていない。

旦那もよくガードレールが近いぞと言うのですが
注意するまでわからないというか、
注意しても自分が寄っているのがわからない。

その頃から、運転をやめることをおじじに言っていたのですが、
まだ、大丈夫だと言っていて
はっきり言って困っていたのですが、

車を買い替えるときにすこしでもリスクを減らすために
カメラはもちろんですが、自動ブレーキがオプションの車でしたがつけることにしました。

相変わらずガードレールに寄っていましたが、
あるとき、左折時に歩道に乗り上げて
歩道にあったオブジェに車をこすりまして
こすったときも、それなりの衝撃があったのですが、

「ぶつかったよ」と、言っても本人はわかってなかったんですよ
歩道に乗り上げていたことも、
車をこすったことも

たいしたキズではないのですが
長~く引きずっていたため、フロントと左助手席の扉に凹みができて
気にしなければ、それほどというものでしたが
あえて修理に出しました。

おじじの運転により2週間車がつかえなくなり、フロントと扉の交換により結構な金額の修理費が掛かったことをわからせるためです。

そして、そのぶつかったときのことをしっかりとおじじに伝えました。

歩道にのりあげてること、
いつも左に寄りすぎていること
今後、人を巻き込みかねないこと
何事も、起こってからでは遅いということ

それで、おじじは運転をやめました。

丁度、おじじが運転をやめた頃から高齢者の暴走車の事件が立て続けにおこり
「俺も、運転やめてよかった」
と、いってました。

自分ではやめられないんですよ

家族が、もしくは教習所が、そして病院が説得しないといけないとおもう。

そもそも、3年なんておかしいのです。


認知症は猛スピードで悪化します。


おばばが運転を止めた時のはなしですが、

事の起こりは、料理学校に行くほど料理がすきなおばばが
料理をしたがらない、資格や趣味が多い人だったのに、日がなごろごろしていて
さらに、けんちん汁が食べたいけど作り方がわからないと言い出した。

けんちん汁ですよ?

「おや?」と、思ったのですが、
「ちょっとボケちゃたんですか~?」みたいな感じで日々を過ごしてましたが
毎月、遊びに行っている人のところに車で一人で出かけたのですが
3時間くらいで帰ってきた。
話を聞くと、行き方がわからなくてぐるぐる回っているうちに、お友達のところには行けず、
家に着いたとのこと。
3時間、ひたすら車でさまよっていたんですよ。

すぐに物忘れ外来に行って、軽い認知症になっているということで
家族で説得して、運転をやめさせることができました。

この時にやめさせることができて良かったと思ったのが
それから数か月後には、訳の分からないことを言ったり
水頭症で歩行が困難になったりあっという間に認知症が進んで
1年で寝たきり、さらにその1年後には管だけで生きる状態になりました。

認知症は速いんですよ、
だから、3年ごとの免許証では
たとえ、申請時に判断能力があっても一年後も同じ状態であるとは言えなくなります。


ある程度の年齢であれば、
教習所の検査だけではなく、物忘れ外来を受診して診断書をもらうというのが必要じゃないかと
さらに、衝突安全ブレーキが装備されていない場合は運転してはだめだとかじゃないと
今回の事件、はっきりとはわからないですが、
アクセルが戻らなかったじゃなくて
単にブレーキのつもりでアクセルを踏んでいたと私は思うので
踏み間違いのロックがあれば、少しは軽減されていたんじゃないかと思いますし、
踏み間違いの過失で終わらせてはいけない問題というか、

今回、被害に合われた方は無念でならないと思うんです。

軽度でも認知症があると判断の鈍りがでたりします。(じじばばを見て思いました)

今回のおじいさんも事故直前に奥さんが「あぶない」と話して「どうしてだろう」的な返事をしていたとニュースで見ました。
断定はできないですが、もし経度の認知症になっていた場合は

厳しいことをいいますが、
それは過失ではなく危険運転で裁かねばならないんじゃないかと・・・

去年、実家に行った時も
父親に車の運転をやめるように話をしました。
車を処分したと連絡がきて、ホッとしてます。
いつ加害者になるかわからないです、そうなってからでは遅いのです。
ニュースをみて言わずにいられなくなって長文を書きました。


今回、被害にあわれたかたには心からお悔やみを申し上げます。
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