北茨城市五浦海岸に建つ岡倉天心の六角堂も津波で流され消えてしまった
新聞で六角堂被害のニュースを知ったとき
フラッシュで焚かれたようにクマルさん親子が脳裏に浮んだ
それはずいぶん前のある日ある週末
磯原に家を持つ友人の招きで
彼女の所に一泊させてもらったことがある
到着した夜はみんなでカレーをつくり
ワインを飲みながら
暖炉のそばに座り赤々と燃える炎を眺めていた
翌日は五浦海岸突端にある六角堂を見学しようと
磯原駅からタクシーに乗ったかしら、バスだったかしら…
思い出の一葉に写っているのは
大きな瞳の可愛らしい少年ふたりとその母親
そしてわたしたち
お行儀の良い少年と六角堂、白波が目に浮ぶ…
新聞で六角堂被害のニュースを知ったとき
フラッシュで焚かれたようにクマルさん親子が脳裏に浮んだ
それはずいぶん前のある日ある週末
磯原に家を持つ友人の招きで
彼女の所に一泊させてもらったことがある
到着した夜はみんなでカレーをつくり
ワインを飲みながら
暖炉のそばに座り赤々と燃える炎を眺めていた
翌日は五浦海岸突端にある六角堂を見学しようと
磯原駅からタクシーに乗ったかしら、バスだったかしら…
思い出の一葉に写っているのは
大きな瞳の可愛らしい少年ふたりとその母親
そしてわたしたち
お行儀の良い少年と六角堂、白波が目に浮ぶ…