成城ガゼータ

やせっぽちガゼータ氏のおしゃべり人生

東葛西ワイン会 問題児の輝き

2013-05-02 21:28:27 | ワイン
日曜昼下り東葛西ワイン会
メンバーつぎつぎ到着
亭主新購入のワイン温度計を披露し、
グラスにはさみ
『ワイン的には適温です』
などご満悦
この日登場の白ワインは
いままでにないような不思議色

みなさんしっかり!
これが本日の問題児のワインです
と亭主嬉しげにグラスに注いで回った
ロマネ・サンヴィヴァン・ルロワ、1995
コローレ・ビービーグラーツ、2003






東葛西ワイン会 ロマネコンティ1990年 長き眠りから覚めて

2012-11-27 22:26:09 | ワイン
とき:2012年11月25日
時間:15:00~


会場に入ると、主宰者氏冷え込む部屋でデカンター作業中。
ダウンコートを着込みさらにフードもかぶり、手には懐中電灯。
『コルクが大変なことになっていた!』嬉しそうな声が聞こえてきた。
いよいよワイン会始まる。

一期一会ワイン 全員シーンとしてグラスを見つめた






オートコートドゥニュイ ラヴィーニャ 2002年
オーブリオンブラン 1998年
ロマネコンティ 1990年
ヴァランドゥロー 1995年
ヴェガシシリアウニコ リゼルヴァエスペシャル 
パパシネクワノン 2003年
カルヴァリミアーニ 2003年 

祝祭 東葛西ワイン会

2012-05-05 21:34:30 | ワイン

祭日汗ばむ陽気
午後のワイン会
集うは10名
クロワビスケのような赤
ルビーの輝きと透明感の赤
風にゆれる草の白
誇り高きワインも


トゥーレーヌコヴィニフェラ・アンリマリネオ 2005年 ロワール コー種
ドメーヌドシュバリエブラン 1992年 ペサック レオニアン
シャブリレクロ・ウイリアムフェーブル 2004年
コートロティラランドンヌ・ギガル 1985年
コルトンルナール・ルロワ 1999年
メルロー・ミアーニ 1999年
トレヴァロン 1998年 



リ・ウーファン作品 点ひとつ



 


本田晴彦作品 タモ、ケヤキ、スギ、

















魚介鍋を前にしてサンセールと一言…映画から教わった

2011-12-06 22:30:40 | ワイン
自分流アクアッパッツアをつくり食べた。
鯛とタラの切り身をガーリックで香りを出したオリーブオイルで焦げ目をつけて
あさりを入れて、ブロッコリー、トマトを入れて、水を入れて、ハーブを入れて煮る。
味付けは適当。今夜は少し塩を入れすぎたようだった。
それでも魚貝から染み出る味で結構美味しく仕上がった。
深めの皿に盛った具から湯気が立ち
フォークとスプーンの音も心地良かった。

昔キネカ大森でフランス映画を見た。題名はすっかり忘れた。
登場人物は少なく3人。
子供のいない夫婦が暮らす海辺の家に夫の友人が訪れる。
もうその辺からこれは何か起こると思わせる。
夕食のシーン、フランス人ちょっとエリートらしき者達の会話劇が続く。
彼らが座っている部屋の窓からは暗い海、少し荒れ模様の海が見えて胸騒ぎ。
シーンが進むにつれて、緊張感はらんだ心理戦となり、
三角関係に近づいているのか?
妻と夫の友人の目がちらちらとかすめ合う。
私はスクリーンを見つめる。
「そうなるか」とじっとスクリーンを見つめる。
そして事件は起こった。
そんな映画だったような。

ストーリーは時の経過と共に
私の頭の中で勝手に作られてしまったかも知れない。

かすかな緊張から危険ゾーンへ
彼らの献立はブイヤベースだった。
妻が鍋をテーブルの真ん中に置いた。
夫はワインのボトルを持って
グラスに注いだ 海鳴り。暗い夜空に流されていく雲。
『サンセール』と一言。
この台詞が忘れられない。ずっと。

その映画以来
魚貝料理をするときには
ワインはサンセールと決めてしまって
食べて飲みながら
どうしてもあの映画の中の夫婦ともう一人の男の影と
そして海が私を捉えて…かなたを彷徨う。







あちゃ様ワイン会 新宿 カスミストアで開催

2011-11-23 22:12:02 | ワイン





今年のあちゃのワイン会は新宿御苑前カスミストアにて開催

出席5名(会長、わ幹事長、水商人、あまま、そして久しぶりのガゼ)
欠席3人(ケンシンさん、ルー太郎そして音信不通の乃さん)

飲んだワインは
ボジョレ・ヌーボー2本とスペインワイン1本

あの頃に比べると
ボトルの本数もだいぶ減って
二次会もせず
みんな無事に帰宅する

カスミストアの化粧室の壁には
ワイン畑の写真と
オーパスワンとサロンのロゴが押された木片が飾られていた



東葛西ワイン会 飲み頃を迎えたワイン堂々

2011-11-21 23:21:19 | ワイン







1.サンタクルスデアルタス・カルロスロペス 赤 2004年 スペイン ガルナッチャ種
2.シャトーヌフデユパフブラン クロデパフ・ボールアヴリル 1997年 大谷町石切場 グルナッシュ  ブラン、ルーサンヌ種他
3.サヴィユオーブリオン 1989年 ベサックレオ ニアン
4.クロドラロッシュ・ボンソ 1993年 モレサンドニ
5.ラトウール 1975年 
6.カルヴァリ・ミアーニ 2001年 フリウリ レフォスコ種
7.シャトーミュザール 1998年 レバノン カベルネソーヴィニヨン、サンソー、カリニャン種


初冬のワイン会
枯葉の町を駅へ急ぐ
いつもの顔が揃った頃
亭主はデカンターより各人のグラスにワインを注いで回る
先ずはスペイン あっいい~素直だね~と…
次は大谷町石切場で熟成させられた白 さっぱりとして美味しい 女性的とはこういう味?…
さてボルドーの白は金色に光り輝く ピークから3年ほど過ぎているけれど 香と色を楽しむ 栗の花のような香と…
4番目のボトルは本日の主役でございます ルビー色で これは裏表の無い良いワインだと…
その後もまた年代もので 残り香のすごさ… 誰かが熟女のようなワインと…
イタリアワインは 濃くて苦くて別れのワイン… 古い映画の話が座を賑わして…誰かな『道』のジェルソミーナが太鼓を叩く恰好を真似しているのは…
さあ最後だ頑張った レバノンだミュザールだ 良い年で酸があるけど爽やかで癖無く上品で飲み安く…







日本人アーティストの作品




クリスタルの置物はポンピドウーセンターで求めた記念の品とのこと


東葛西ワイン会と書院のビー玉

2011-04-25 23:20:07 | ワイン
4月某日 
天気は晴れ
午後3時 
10名にて約半年ぶりのワイン会

猪と女神のラベル きれいな青色のラベル
甘い 若い すなお 美味しいワインをたくさんいただいた
最後に
3月11日の震災当日 
そのとき何をしていたか 
ひとりひとり語り 
いつもとはちがうワイン会となった








ウッドカッターズシラーズ トレブレック 2005年 オーストラリア
スケッチアルバリーノ ラウルペレス 2007年 スペイン
シャルドネマーカッシン ヴィンヤード 1999年 カリフォルニア
ムートンロートシルド 1986年 フランス
ランゲアルボリーナ エリオアルターレ 1999年 ピエモンテ
クロスモガドール 1998年 プリオラート
シャンポールミュジニー プリュミエクリュコントジョルジョヴォギュエ 2003年 ブルゴーニュ
トカイエッセンシア ジャトーバジョス 1993年 ハンガリー



すごいワイン 綺羅星ワイン

2010-11-29 17:18:32 | ワイン
東葛西友人宅で恒例のワイン会

今回テイスティングするワインリストを見る
素晴らしいものが並んでいる

チロロソクラシコ・リブランディ2007年
ブルゴーニュ・ビノノワール・コシュドウリ2002年
ラミッション・オーブリオン1989年
モンラッシェ・ドメーヌ・ド・ロマノコンティ1989年
アリオン2001年
オーパスワン1993年
ドンペリニヨン1996年

では乾杯とグラスをあげる
最初のワインは素直ですっきりと飲みやすい
二番手はブルゴーニュ
まろやかで 美味しい この赤色はきれいだ ブルゴーニュワインらしいワイン
さてつぎ
これぞボルドー!と主催者殿の妻が言う
100点ワインだ まるでキリストを思わせるような深くて濃い赤色となめらかでぬるとした感触
さあモンラッシェ・ドメーヌドロマネコンティが登場します
黄金のロマネ 究極の白ワイン 時間の流れとともにどんどん上等な香りに変化

落着いたところで
スペインのテーブルワイン
アリオン 甘い 旨い

オーパスワン
カリフォルニアの香りがするかしら?などと考えているうちに
もうフィナーレだ
ドンペリニョン
なつかしいブランド

来年はトカイのエッセンシャルを出しますと予告
ハンガリーワインが登場するのは初めて
亭主殿の好みの甘さらしい
 

ワインはグラスの中で輝いて 東葛西ワイン会

2010-04-14 15:36:57 | ワイン
そろそろ名残の桜となる日
恒例の東葛西ワイン会が開かれた
約束の時刻より少し早めに会場へ到着したら
主人が忙しくもにこやかに準備の真っ最中
テーブルにはデカンターに移され中身が空となったワインボトルが静かに並んでいる





今回はお馴染み千歳船橋レナ松屋で購入したものが2本登場し
ひとしきりレナ松屋の店内はまるごとワインセラーのようだという話題で盛り上がった

この日のスターはリシュブール1995年 ドメーヌ・ルロワ ヴォーヌロマネ
「世界の極上ワイン」によると予想される飲み頃は2006年~2014年 
まさに円熟期にいただく 家格と品格が備わったワインはとても素直で嫌味がない
もちろん堂々として個性豊かな香りと輝きがあった

リオハのクルメンレセルヴァ・ボディガスラン 2001年の赤も気合が入っていてスペインワインは避けては通れない

その他は
ルフー・ペリュアート2006年
シャブリヴァルミュール・ヴェルジェ1995年
グレインジ1982年
オーゾンヌ1983年







そして止めは
亀井静香ならぬ 宮崎焼酎のかめ雫 


知る人ぞ知る酒屋「レナまつや」

2009-12-08 17:08:50 | ワイン
ワイン好きにはとても有名な酒屋「レナまつや」は桜ヶ丘5丁目にある。
その店構えは古さゆえのゴチャゴチャというべきかどうか、とにかく洒落っ気なし。

一歩店内へ入ってみるとどうだろう。
日本酒も洋酒類もおいてあるにはあるがワインだらけ。
ワインのために温度調節してあるようで店はまるごとセラーだ。
ちらっとまわりを眺めると、これはこれは…素晴らしいワインが陳列棚からはみだし床にまで置いてある。
500~1500円くらいの手頃なワインはレジの横の箱の中にごろごろと入っている。

興味本位にぶらぶらとワインのラベルを見学するには、所狭しと置いてあるワインの箱を蹴飛ばさないように注意が必要だ。

店主は見慣れぬ客には何を探しているかすぐに声をかけてくる。
わたしは美味しい白のテーブルワイン(心の中でスープにも使うつもりと付け加えた)をとお願いしたらすぐに白のヌーボーはどうかと言い、プリムール2009ミュスカデを取り出した。産地の地理をすいすい教えてくれた。
つべこべ言わずに素直に買った。

ワインをリュックに入れて千歳船橋の駅まで戻り
ほりぐちコーヒー店でちとふなブレンドを味わい帰宅した。





始まりはボジョレー・ヌーボー★真ん中はペトリュス1970年

2009-11-24 16:23:21 | ワイン
友人夫婦主催「第38回東葛西ワイン会」が開かれた
小雨模様 空は灰色
午後三時 集うは10人

始まりはボジョレー・ヌーボー(マルセル・ラピエール)
グラスを透して可憐な赤がゆれる 
葡萄の神様に感謝

バネル・ソーヴィニョン(ミアーニ)2004年 白 ヴェネチア地方
グラスを口元へ近づければ素敵な香りのご挨拶があり一同感激

ピュリニー・モンラッシェ・レピュセル(ドメーヌ・ルフレーヴ)1996年白
白の最高峰 色も濃く時間の経過とともに香りが変わる 
ナッツ、けだものの香り フィニッシュが素晴らしい 
誰かが言った「飲みやすく安心系ラベル」と

シャトー・ペトリュス 1970年 赤
甘い香り 複雑な味 完成度が高く文句無く美味しい 
このワインはあと30年の寿命を約束されているそうで
みんな自分の歳を数えてみる あと30年…
「ひれ伏すワイン」に再び拝謁できるだろうか…

マジ・シャンベルタンアー 1996年 赤(ドミニク・ローラン)
硬質でしっかり者の味 

ラボルトデュシェル 1999年 赤 (シャトードラネグリ)南仏
飲みやすい 素直な美味しさ
料理を引き立ててくれる

シャトー・ミュザール 1999年 赤 レバノン
きれいな色
レバノンワインの美味しさは侮れない 
「草食系動物的な香り」と向こうの席の誰かさんの感想

次回は来年
また元気でお会いしましょう







モーツアルトのレクエムを聴きながらボジョレー・ヌーボを

2009-11-19 23:08:33 | ワイン
冷たい雨が降り始めた午前9時頃
宮崎屋さんからボジョレー・ヌーボーが配達された。

今夜はお祝いワインを飲もう。
そして先日買ったばかりのカラヤンのモーツアルト「レクエム」を聴きこう。
(レコード屋のレクエムのコーナーに『モツレク』と書いてあった。こういう内部用語をそのまま表に出してしまうのは、どうもいただけないねえ)


ワシントン州のシャルドネワイン

2009-10-31 23:33:06 | ワイン
小さなカボチャ大王、魔女 
そしてバギーカーの黒マント・ベビーらが
スタンプラリーをしながらお菓子をもらうため
カサカサと色づき始めたサクラ並木通りを行き交う


ハロウインの夜
我家の夕食は
たっくさん入れたほうれん草、豚肉、長ねぎ、しいたけのお鍋

シメジ、エリンギ、マイタケ、シイタケ、マッシュルームは
トラピスト・バターで炒め
最後に白ワインをかけた

真鯛は粉と片栗粉をまぶし
もちろん塩、胡椒、少しフェンネルとタイムを振りかけ
バターとギリシアのオリーブオイルで皮がカリカリになるまで焼いた

サラダは玉ねぎ、トマト、キュウリ
ドレッシングはない
そのまんま食べた

そしてワイン
宮崎屋でウエシンさんとワインの話をしながら
みつくろって買ったお手頃な白ワイン

アメリカはワシントン州コロンビア・ヴァレーの2007年シャルドネ
これが案外いけた
ワシントン州には少なからず思い入れがあり
うれしいワインだった








やっぱりワインが主役 

2009-08-15 22:32:13 | ワイン
イスラエルのヤーディン2007年とポルトガルのバスコダ・ガマを買った。
ヤーディンは今回で2回目。数年前に1998年のを飲んだことがある。
予想よりはるかに素敵な味だった。


今回も美味しく飲むため料理は日頃より少し張り切った。
トウモロコシとトマトと野菜のスープ、アサリの酒蒸、ジャガイモと玉ねぎのナツメッグ香り付重ね蒸焼き、サラダなどなど。

ヤーディンもバスコダ・ガマも口当たりが良くとても素直で飲みやすくおいしかった。
イスラエルは紛争中の年に収穫されるブドウは早摘みしてしまうと聞いたことがある。だからワインの出来栄えにかなり影響が出るらしい。

世界に恒久平和が訪れるように祈りつつ味わった。