お気に入り「成城五丁目旧猪股邸」 2010-08-29 16:38:57 | 数奇屋 お茶室へと続く廊下途中にある化粧室 連子窓が洗面台の全面鏡に映り まるで一対の窓のような広がりを見せている 鏡の中の世界が美しい 食堂側から見た内廊下と夫人室の入り口 すっきりとして開放的 光と影の演出 吉田五十八のこだわりの美
熱中症予防の水分摂取頻度について 2010-08-24 00:33:22 | Weblog 日照りの夏という言葉に詩的な響きを感じてしまうほど 炎熱、灼熱、猛暑、体内の水分も奪い取る「おろおろするような」暑さが続いている。 気象予報士や医者や自治体やメディアは 熱中症の恐ろしさを警告して 水分を頻繁に取るように注意している。 頻繁にということは しょっちゅうということだが 一番役に立ったものは 「夜寝る前にも飲む」 「夜トイレに起きたときにも飲む」 「咽が渇いてなくても飲む」 そして 「外出する前にコップ一杯の水を飲んで行く」 という叔母の言葉だった。 母にはいつもより大目にポカリスエットや麦茶などあげていたが 私が寝る前に 母が眠っていてもとにかく声をかけ体を起こして ポカリスエットを飲ませている。 水分を取る時間帯など 具体的なアドバイスはなるほどと思った。
駅売店でもスポーツ飲料をたくさん仕入れている 2010-08-21 23:25:22 | Weblog 先日行雲流水氏が「自販機再考」と題して、自動販売機文化の見直しを提言されていた。 わたしは自動販売機は町や自然の景観を壊すと日頃より思っているので対面式販売の方が良いと考えるが、自販機は便利なことは確か。 写真は駅構内の売店前に積まれた商品ダンボール。 よく見るとスポーツ飲料の箱だった。 連日報じられる熱中症の恐怖。 外出する人、家にいる人誰もが専門家の注意に従い 水よりナトリウム入り飲料を買っている。 写真のように売店でもポカリスエットなどをいつもより多く仕入れているようだ。 道路にぽつんと置いてある自動販売機で 必要な商品が売れ切れてしまったら 時間になるまで補充されない。 商品ボタンに「売れ切れ」を知らせる赤いサイン。嗚呼非情。 このような異常気象では24時間対応の自販機の前で不運にも行き倒れになるかも知れない。 まあねえ売店も閉店時間になればシャッターを下してしまうから…。
おにぎりをハランに乗せて 2010-08-20 11:45:26 | Weblog お昼用におむすびを握った ハランの葉の上に乗せて さて出来栄えは…あまり自信はないが ヘルパーさんが帰ったら ゆっくり食べましょう その昔母は家の裏に ガサガサと生えていた熊笹の葉を おにぎりの横に置いて 沢庵なぞをのせてくれたっけなあ
お気に入り 2010-08-14 23:50:21 | 数奇屋 玄関の簾越しからかすかに見えるのは中庭をはさんだ食堂の風景 白い台所 流し部分の窓は大きくて明るい 波ガラスが美しい 浴室の窓も大きくて明るい サルスベリ、ユリ、植物の影がガラスにやさしく影を落とす
吉田五十八設計の春障子なる 万太郎 2010-08-11 18:24:22 | 数奇屋 『吉田五十八設計の春障子なる 万太郎』 「春燈」昭和38年6月号に載った久保田万太郎の句を見つけた 吉田五十八の荒組障子が春の光とやさしさを包み込む… 五十八名がそのまま入って面白い 明るくモダン、清潔な味わいのある五十八の障子は 大きな組子、細く繊細な桟 際立つ白さの障子紙 そっと障子を閉めてみよう 部屋はさっと表情を変えて どこかしら密やかな雰囲気を醸し出す 障子は日本の美
長谷川町子さんの漫画とともに 2010-08-03 15:13:46 | Weblog 長谷川町子さんの漫画 一冊も捨ててはいないはずだけれども… 巻を並べてみるとずいぶんと抜けてしまっている 表紙も背文字もボロボロ 40年近く経っても依然として愛読中 エフ博士夫婦が結婚してまだ日が浅い頃 転勤先の福山からお盆休暇で訪れた我家 義姉の無聊を慰さめた「サザエさん」 小さな子共が寝付いたあと何冊も読み続けていた 富里詩人夫婦とそのギャングらには 異常に愛され続けている町子漫画の数々 「エプロンおばさん」「サザエさん」「いじわるばあさん」時代劇物などなど 若い彼らに戦後~昭和そして町子さんの孤独を教えてくれた つい数週間前のこと 詩人の娘が泊りがけで遊びにやって来た 翌日帰るとき荷物が増えていたため 私のリュックを貸した 両手に手提げ背中にはぎゅうぎゅう膨らんだリュック 『買い出しスタイルなり 尖った棒の先でリュックを突っつかれたら ヤミ米がザザザザー。』といなぞうさん 『どうしてそんなこと知っているのじゃ』と私 『サザエさんに出ていたのら』といなぞう答えた 永遠なり長谷川町子さん