成城ガゼータ

やせっぽちガゼータ氏のおしゃべり人生

節電せニャ~

2011-05-29 22:43:01 | ギリシア神話
節電対策のため魔法瓶を買うことにした
気に入ったデザインを探していたところ
ドイツのヘリオス社が作っている、ヘリオス・ポットシリーズ「サーモ・キャット」を見つけた

この魔法瓶 猫好きにはたまらない
猫の顔はきりっとしているがあんまり可愛くない それがいたって良い

お湯はずんぐり胴体の中に入れる
ふくろうのように頭をぐるぐる回してあげるとフタがはずれる仕組み
お湯を注ぐときは頭をぐるっと回す 
「尻尾取っ手」をギュッと握り持ち上げても引掻かれる心配はない
 
さらにこれはギリシャ神話好きにはたまらない
「ヘリオス」は太陽神の名前
四頭立て炎の車を駆る御者で、毎日東の空より出て天空を横切りに西に沈む
天上から世界のすべてを見聞きし、ゼウスやオリンポスの神々のご注進役となる 

「熱猫」はヘリオスの車に載って天空を駆っているのか
それとも「熱猫」はヘリオス神の忠実なる僕だろうか
ここまで書いてきて急にペローの「長靴をはいた猫」を思い出した
『ご主人さま、ご主人さま 熱いお茶をお淹れしましょう』なんて言ってくれないかな
なんか頭の中が変てこになってきたが 猫とギリシア神話 怖い 楽しい 面白い

懐かしい十番のおみやげは

2011-05-25 22:26:20 | Weblog
富里詩人の息子と娘が六本木の美術館でアートを鑑賞し、ランチは麻布十番のエドヤでオムライスと白ワイン、そして浪花屋の鯛焼き、それとどこで買ったか回転木馬の模型カードを我家へのおみやげにとやって来た。夕飯と鯛焼きをわいわい一緒に食べ、夜遅く帰った。

陸の孤島だった頃の十番がなつかしい。
赤い靴のきみちゃん エドヤ 浪花屋 まめ源 たぬき煎餅 今はもうない白水堂 サンモリッツなどなど、思い出すたびに懐かしさがこみあげてくる。追憶型人間なんだ。 

どこに出るにもバスしかなかった。渋谷 目黒 品川 浜松町 芝公園 新橋… 
アフターファイブに六本木 乃木坂 南青山まで行くときは大抵歩いた。
昔のテレ朝通り辺りは、スタイリストの卵が住んでいそうな古いアパートがあり、細い路地や坂がたくさんあり、猫としての自分を感じたりして。
東京タワーがどんと迫って見えて…
 
交通は不便だったがそういう十番界隈は本当に楽しかった。
 



 

初夏です 熱々ごはんに薬味を乗せて食べる

2011-05-24 17:54:49 | Weblog
このところ私の好きなごはんの友は初夏の薬味
長ネギ、大葉、ショウガ、ミョウガをみじん切りにした後、水で洗い混ぜ混ぜに
水を切ってペーパータオルに包み冷蔵庫に入れて保存

ぱりぱり・青々・きれいな薬味は色々な料理に使えて便利
定番お豆腐に乗せたり、納豆に混ぜたり、チャーハンに入れたり、味噌汁の具にしたり、
焼き海苔と薬味を合わせたら たまらんです
熱々のごはんに乗せお好みで醤油などを少々、すこぶるうまいっす
おかわり!


富里詩人からハーブの種を送られ

2011-05-17 15:52:17 | Weblog
富里詩人からハーブの種が薄っぺらな茶封筒に入れて送られてきた
スイートバジル、カールドン、トウガラシ、マリーゴールド、ラベンダー
自家摘みの種だから、はて発芽するかどうか…などといつものように雑なメモがついている
苗床用の土は新しく買った方がよいであろうか…
鉢はその辺に転がっているものでよいであろうか…
今日は雨だから…今日は風が強いから…今日は本を読みたいから…これから韓流ドラマが始まるから…
頭の中はいそいそ考えているつもりでも、怠け者だから種はまだテーブルの上に置かれたまま
早く撒いてやらねばさあ…芽は出ねえでさあ…
料理には使えねえでさ…



スープ煮込みお助け ご存知月桂樹



今年もシランが咲きました


白雲木が咲くと初夏

2011-05-15 14:30:57 | Weblog
毎年五月の連休が始まると、ハクウンボクが「お待ちどうさまでございました」と花を咲かせる
この場所にずうっとずうっと居る大きな木、空へ向って高く大きく伸びている
花を見ようと根元に立って、幹をなで手を額にかざし、自分の首を思い切り反らすけれど
なかなかうまくはいかない
居間の縁先から茶室の屋根を望んでごらんなさい
丸くて大きな葉の中にゆれている白い花がわかるでしょう
今年も会えたね 白雲木

イロハカエデの若葉は露地を覆い、光りやわらかな陰を落とし
木漏れ日はゆらゆらゆらとゆらぎ
季節の歩みは初夏へ
そして木立の緑が深く濃くなると、梅雨になる


銀座裏通りがんばれ

2011-05-13 16:27:38 | Weblog
ワイン会メンバーおふたりが学生時代に入っていた美術部OBたちによる第26回美術展の案内をいただいた。雨の銀座はすずらん通り、周りをビルにはさまれている恰好の画廊まで出かけた。
二階で作品をみながら顔を上げると天井から外光を採り込むように照明の上が天窓になっていた。











午前中のすずらん通りは配送車ばかり目につき静か。ふと細いビルに目をやると「海猫」という看板があった。ほかにも古本屋さんに並んだ文庫本のような雰囲気のバーの名前が並んでいる。画廊、古美術、鮨屋、おでんや、昔から営業しているような店が多い。この時間帯はランチのため店は開いているが、全体はまだまだ眠っている。こんな不景気、天災・地震津波、人災・原発事故で世の中沈んでいるが、夜ともなれば髪をなでつけたちいママらが歩いているのだろうか。

銀座の表通りは外資系と銀行ばかり。町が壊れている。困った。面白くない。
老舗よがんばれ 職人よがんばれ 銀座は江戸だい!がんばれ

なすとひき肉のカレー

2011-05-09 23:57:41 | Weblog
此処すっかり怠け者料理人になっていて、カレーでもレトルト製品を使うことが多く我ながら少しさみしかった。だからという訳ではないが、久しぶりになすとひき肉のカレーを作ることにした。

さあ、母がデイケアセンターから戻ってくる午後3時過ぎまでに下準備をしておかなくては。
母の着替えや洗濯で忙しくなり、結局考えていた献立は究極の手抜きに変わり腰砕け夕飯となってしまうぞ。

ほい!今日はいつもの私とは心構えがちがう。
昼寝もせずに台所に立つ。
カレーの具を細かく切る ひたすら細かく タマネギ、なす、ニンジン、しょうが、トマト、ズッキーニ 
サラダは定番野菜 そら豆、キュウリ、トマト、タマネギ、レタス
そのほかに シメジの塩茹、キウイ
じゃがいものガレットをつけようとしたが、もうダメ取りやめ。 

タマネギとショウガを炒め、次にひき肉を入れて、このところ出番がまったくなかったカレー用スパイスをガンガン入れて次々に野菜を入れて炒める。白ワインがなかったので代わりに日本酒を入れる。
月桂樹の葉を一枚落とし、焦げないようにかき混ぜながらてぐつぐつ煮る。

出来栄えは?
美味しかった!
冷蔵庫の奥に置き去りにされた去年のビールでのどを潤おす。
食べすぎ感で苦しくなったので吉田五十八実家の「太田胃散」のお世話を受けご馳走様でした。

而今

2011-05-03 16:42:35 | 数奇屋
「而今庵」と揮毫されたお茶室に出合った
扁額はなんと読むのだろう
どんな意味なのだろう
もやもやとした気分のまま…

後日「にこん」であるとわかった
『今の一瞬』

過去でもない未来でもない今この一瞬を精一杯生きよ
道元禅師の正法眼蔵随聞記のなかのことばであった

カメラのニコンの社名は
道元のことばからつけたのか
恰好いいなと思ったが
そうではなく
単に日本光学工業の略語らしい

「而今庵」は移築された場所にふさわしい名前で
木立の中静かにたたずんでいるが
願いはこの地に末永く大切にされますように

じゃがいものガレットもどき

2011-05-01 00:33:02 | Weblog
C.Yさんから料理レシピが何故か送られてきた
連休中にどうぞ作ってみなされなどと書いてあった

先ずはじゃがいものガレットを作ることにしよう
一番簡単そうだから
でも そうでもなかった 

3~4mmくらいに切ったじゃがいもは
フライパンの中で美味しそうな焦げ色になっていくのに
くっつかずバラバラ
片栗粉の量が少なかったのかな?

ガレットとは呼べないものになったけど
じゃがいもにからみ付いたチーズが香ばしい
「じゃがいもガレットわたし流」ということになりました
おいしく食べましたぞ