成城ガゼータ

やせっぽちガゼータ氏のおしゃべり人生

モエの花屋さん

2010-04-29 21:54:17 | Weblog
モエちゃんから電話。
「お元気?」といつものやさしい声。
『たまには花を買いに来て下さ~い』

そうね。ずいぶん長いことモエちゃんの方へ行かなかったわ。
だって開店が午後三時近くだもの…。
定休日だって決まってないし…。

今日はモエちゃんの店で矢車草を3本買った。

静嘉堂文庫美術館へはいつも裏口から入る 

2010-04-21 22:11:48 | Weblog
静嘉堂文庫美術館で開催中の「武家文化の輝き 静嘉堂の古刀と工芸」を鑑賞してきた。
普段刀にはそれほど興味がないが、展示品の中に長船派という文字を見つけたとき俄然心が動いた。
「おおこれは見ておかねば」

何てことはない相変わらず「居眠り磐音江戸双紙」に影響されていて、居眠り磐音こと坂崎磐音が両替商今津屋の主から貰い受けた刀が長船長義だからだ。
ガゼータは単純なんだ。凝り性なんだ。乗りやすいんだ。

静嘉堂に行くときは駅前から二子玉川駅行きのバスに乗り、いつものように少し手前の鎌田停留所で下車し仙川沿いを歩く。
この辺り昔は畑だらけだった。現在は住宅地に変貌しているが地形的にまだ伸びやかな雰囲気が残っている。でもこれ以上の宅地化はもうごめんにしたい。
岡本民家園に鯉のぼりが泳いでいた。もう初夏なんだ…柏餅食べたくなった。

民家園の裏山は岡本神社で若葉色に染まりながら階段を踏みしめて境内に辿り着く。
静か誰もいない。
お参りしてから女坂の方へ出る。関東ローム層の切り通しの地面は雨水を含んでいて足元が滑りそう。
崖線上に行くのだからゆるやかなようでも勾配はきつい。ほどなく静嘉堂文庫の裏門にぶつかる。
半開きの門扉からこっそり身を滑り込ませるという体で入る。
ひっそりとした建物の裏側はまるで明智小五郎の世界が出没したみたいだ。
毎回密かにワクワクする瞬間。自分だけのワールド。


岡本神社 ユーミン夫妻が寄進した一対の灯籠がある           
左側は岡本民家園の塀

 

正面に静嘉堂の裏門が見える

   



裏門から入るとこんな景色                         


 


岩崎家の霊廟 お雇い外人コンドルが設計
   



国分寺崖線上の庭園を下って正門から外へ出る





静嘉堂文庫美術館正門前から旧小坂邸へ足を延ばす
小坂邸の塀は馬坂に沿って延々と続いている


旧小坂邸の起伏に富んだ庭園は竹林 

       



借景を楽しむ

2010-04-17 22:33:13 | Weblog
ダイニングテーブルの定位置から隣家の白い椿が見える
窓を開けて手を伸ばせば花に触れることが出来る
椿の隣にはハナズオウとボケが咲いている

テーブルに座りそのまま顔を右上に向けると
通りをはさみ斜め向かいの家の桜が見える
保存樹は空一杯に枝を広げている

コーヒーを飲みながら
新聞や本を読みながら
音楽を聴きながら
ぼおっとしながら 夢みながら…
借景を楽しみながら

ささやかな潤いがあれば
何とか…





ワインはグラスの中で輝いて 東葛西ワイン会

2010-04-14 15:36:57 | ワイン
そろそろ名残の桜となる日
恒例の東葛西ワイン会が開かれた
約束の時刻より少し早めに会場へ到着したら
主人が忙しくもにこやかに準備の真っ最中
テーブルにはデカンターに移され中身が空となったワインボトルが静かに並んでいる





今回はお馴染み千歳船橋レナ松屋で購入したものが2本登場し
ひとしきりレナ松屋の店内はまるごとワインセラーのようだという話題で盛り上がった

この日のスターはリシュブール1995年 ドメーヌ・ルロワ ヴォーヌロマネ
「世界の極上ワイン」によると予想される飲み頃は2006年~2014年 
まさに円熟期にいただく 家格と品格が備わったワインはとても素直で嫌味がない
もちろん堂々として個性豊かな香りと輝きがあった

リオハのクルメンレセルヴァ・ボディガスラン 2001年の赤も気合が入っていてスペインワインは避けては通れない

その他は
ルフー・ペリュアート2006年
シャブリヴァルミュール・ヴェルジェ1995年
グレインジ1982年
オーゾンヌ1983年







そして止めは
亀井静香ならぬ 宮崎焼酎のかめ雫 


吉田五十八のお墓から名水の地御嶽へ

2010-04-11 11:09:43 | Weblog
陽光に恵まれた一日


京王線飛田給から歩いて都立多磨霊園へ
永久の眠りにつかれている吉田五十八のお墓にお参りする
五十八追っかけここに極まれり




青梅線御嶽駅から玉堂美術館へ
竣工は昭和36年
吉田五十八作品にしては少し……というのが生意気な感想
庭からの眺めは素晴らしい










芽吹き始めた木々の葉は
みどりごのような柔らかい色合い
とりどりの緑の中でいい感じで咲いている桜
橋をいくつも渡り河原に下り
たくましく根を張った古木に祈りを捧げ
多摩川の渓谷を歩け歩け

汗をかいて少し疲労したところで
利酒処澤乃井園に誘われるように入る
息を吹き返した



「たちあがれ日本」と聞いてエビータを思い浮かべる

2010-04-08 17:28:51 | Weblog
平沼赳夫、与謝野馨氏らが結成した新党の名称が「たちあがれ日本」ですって!
統率力、実行力、哲学力そして霊的な雰囲気と魅力、これらが衰えてしまったような政治家に「たちあがれ」と鼓舞されてもそうそう期待できるものではない。

感動も熱も感じない新党名称だ。
そう思ったそのとき、突然ミュージカル「エビータ」の中でエバ・ペロンが歌う有名な「アルゼンチンよ泣かないで」のメロディーが口から出た。
このタイトルをいただいて新名称を
「だから日本よ泣かないで」
もしくは
「もう日本を泣かせません」「泣くな日本」にする。
平沼・与謝野新党はいつでもどこでも国民に寄り添った政治をやっていくんだ!!と
エバに負けないくらいの切々とした言葉と心情で訴えたら応援しなくもない。

カリスの桜おにぎり 成城桜フェスティバルは祝祭ムード 

2010-04-03 15:59:05 | Weblog
今年も桜フェスティバルがやってきた
荒れ模様だった天気も落着き桜は満開
午前10時には無料の甘酒、わたあめ、野点お抹茶、桜湯の各場所
苗木販売コーナーはもう行列ができていた

地元の店が参加しているワゴンセールをのぞき周り
今日の昼食と夕食そしておやつに買ったものは

鮨竹山のちらし寿し
アマルフィイ・カステッロのクラムチャウダー
鎌倉七里サブレ
グランファミーユ シェ松尾のレザン
青柳のお赤飯とみたらし団子
そしてカリスの桜おにぎり(写真)

桜並木の四つ角にワゴンを出していたのは三省堂
ワゴンの中に何があるのかよく見えずにひっそりとして
売り子さんも手持ち無沙汰
文庫本居眠り磐音シリーズでも並べてくれたら買うのに

成城郵便局のワゴンも静かでサクラが必要かと思われた
リサイクル衣料品は年々出展数が増えて
あちらこちらで元気な声が聞こえる
ひやかしで見るのは楽しいものだが
豹柄的金銀派手派手物が多くて
ちと手が出ない

明日は韓国料理李朝のチジミかトッポギを買いに行こうかなっと