成城ガゼータ

やせっぽちガゼータ氏のおしゃべり人生

松浦のお殿様のかまぼこを押し戴く

2011-10-31 16:34:16 | Weblog

平戸名産川内かまぼこを頂いた。おお!ありがたい。
平戸と聞くとすぐに松浦藩~お殿様~武家茶鎮信流
それから~…
お城の漆喰のような真っ白いかまぼこを一口かじれば
連想ゲームのようにある処までイメージがふくらんでいく。



  

韓国ドラマで気になるラーメンと携帯電話

2011-10-27 23:29:50 | 韓流
韓国ドラマを楽しんでおりますが、国が変われば習慣も違うのかと感じるシーンがあります。
現代ドラマでは、室内でラーメンを食べる場面がよく出てきますが、ラーメンを直接鍋から蓋の上に取って食べてます。とても気になります。私の家で誰かがそんなことしたら『横着しないで、どんぶりによそったら』と言いますが。

もうひとつ、携帯電話がなければ物語が進んでいかないほど、頻繁に着信音が鳴り、メール画面がアップとなり、その度に俳優の瞳が涙で潤んだり、走り出したりと、まあ本当によく携帯が使われています。

「東京の志にせ」 創業者の時代に思いを馳せる

2011-10-16 21:33:26 | Weblog
友人が『亡くなった義兄の本棚にあったんだけれども面白いから』と一冊の本を貸してくれた。

「東京の志にせ」池田彌三郎編集
昭和53(1978)年刊 アドファイブ出版局発行
271頁 980円 化粧箱入り

日本橋、向島・亀戸、浅草、上野、神田、赤坂・麹町、麻布・三田、銀座にのれんを掲げる43の老舗がモノクロ写真付きで紹介されている。

編者の池田彌三郎は老舗の年輪と題し、こう書いている。
『東京の老舗の辿ってきた歴史は、東京という、この町の歴史でもある…江戸の町以来、東京の歴史は、災害の歴史でもあったことだ…しかし、老舗の歴史はそれだけではない。そうした烈しい起伏の渦中にあって、事態に即応した、いわば『流行』の中に、いかにして『不易』を護り続けていくかという。苦心の歴史でもある。…』

東都暖簾会会長は刊行の挨拶で、老舗とは何かと問い
『商いの道は、不断の精進によるところが大きく、ふとした“ゆるみ”によって伝統の火は消えてしまうものだ、と云われます。』
『言葉をかえますと、老舗とはのれんにおぶさらず小成に安んぜず、どこにも負けない最良の品を商ってお客様の信望をつないでゆく店となりましょうか』
と記している。なるほど。

取り上げられた老舗の名はほとんど知っているが、創業話はあまり聞かない。
初代の顔を想像して読んでみると、九代、十代と続けていくには、それぞれ経営理念と哲学を持っていて、店の歴史と東京の歴史が重なり合い、あらためて面白く感じる。

いやいや、難しい話は抜きじゃ…浅草の江戸前てんぷらを食してみたい!
霊岸島の銅鑼焼き、吾妻橋の鬼がら焼き、日本橋の佃煮、海苔、仕出し弁当、亀戸の葛餅、浅草の粟ぜんざい 麻布の蕎麦、などなどなど食してみたい、みたい!!




千歳烏山涙のメロンパン

2011-10-05 18:23:05 | Weblog
千歳烏山駅までウォーキング。
瀧坂道を榎交差点まで行く。
この道は狭い。カーブしている。
ひっきりなしに車が行き交う。
歩行者用に線が引いてあるけれど、平均台の幅くらいしかない。
対向車、後続車に引っ掛けられないように注意しながら歩く。
大変神経を使う道路。
けれどこの道の風情が好きだ。
懐かしい世田谷の原風景を残している。
つまり田舎。そこが好きだ。

榎交差点から千歳通りをただひたすらに真っ直ぐ進む。
ほどなく千歳烏山駅に到着。
雑然と賑わっている京王線踏み切りを渡るともっと人がいた。
もう少し先へ行けば甲州街道さらに行けば寺町。
この日はそこまで行かず駅周辺だけを歩いた。
場所柄、お墓参り用の花店や仏具屋や古い店が目を引いた。

人混みが途切れた辺り、思わず立ち止った。
韓国料理店のくすんだピンク色の看板には大きく『サランヘ』と書いてある。すごい店名!
となりは神仏具店。こちらも古そう。
この両店の取り合わせが妙におかしい。
人のあるところ神仏と水商売で町は成り立つ。
古からね、あったことね。


タイトルの「千歳烏山涙のメロンパン」とはこういうこと。

駅近くのメロンパン屋でメロンパンを三つ買った。
いつも買うメロンパンとどちらが美味しいか、比べてみたかった。
こちゃこちゃ小銭を出してパンをもらう。
嬉しくてパンが入った袋を提げて、気持ちがメロン、メロンとはしゃいでいた。

そして……その時に小銭入れを紛失した。落としたのかもしれない。
帰宅途中それもかなり家に近づいて小銭入れが無いことに気がついた。
かなりの気落ち。
早くメロンパンを食べてしまい、小銭入れの一件を忘れたかった。



リンゴの丸かじりが好き

2011-10-01 22:37:12 | Weblog


コンビニで小さなリンゴを売っていた。
手の中にすっぽりと納まり、程好い重さで食べ切りサイズ。
この大きさがいい。迷わず買った。

甘酸っぱいリンゴをガリガリシャリシャリ
皮ごと食べるのが好きだから、嬉しかった。

大昔、パック旅行でロンドンへ行ったとき、
初秋の澄んだ空気の中
勤務先へ急ぐサラリーマンが歩きながら小さなリンゴをかじっていた。
また大英博物館のカフェラウンジでは
これまた赤くて小さなリンゴがたくさん置いてあり感激した。
どうして日本の果物は、りんごに限らずやたらと大きいのだろうか。

今朝は開け放した窓から金木犀の香りが入ったきた。