和のこころ 

「和」のイベントを手がけるOLの日記

たけのこが届きました。~古事記 2~

2010-04-21 23:43:38 | 古事記
季節のものです。

筍が届きました。今からあわてて、あく抜きしているとこです。

たけのこは「古事記」にも登場しているようで、日本ではずいぶん昔から食べられていたんですね。

古事記の話・・・・

古事記のできたころの時代背景は、いろんな国や族がいた複合国家でした。壬申の乱の後、天武天皇の命で古事記は書かれようとしていました。しかし天武天皇の時代ではできずに、元明天皇の時代に完成します。
シャーマン、かんなぎの一族の稗田阿礼が各地をまわって聞いた話などを声でだし、それを
太安万侶が書き取ったというものです。

古事記に入る前に、まず歴史ってなんでしょう?

「自分の存在が正義であり、残していきたい」というものです。
(歴史は勝者の歴史ですもんね。教科書だって、そうだし・・・)。

歴史書は3つの本がそろって初めて成り立つものだそうです。

1.紀 ← 帝紀、天皇の帝紀
2.志 ← 地理
3.伝 ← 伝承・神話・風族の伝承

歴史はこの3つがそろい、しっかりとした文化として残っていくもの。
そして、歴史と文化のない国は滅びてしまうそうです。


天武天皇が歴史の重要性を考え、紀・志・伝 を書かせようとしました。
ですが、書かれたのは 日本書 の 紀 つまり、日本書紀しかできませんでした。

1、律令
2、日本書

この2本立てが強みと考え、聖徳太子が律令に手をつけ、天武天皇が実現しようと試みたわけです。

さて、古事記とは?古事記の役割とは?

また書きます。

たけのこ、そろそろいいかな~♪