今話題の八百長問題。
もともと、相撲は、節句のひとつ、神事でした。
7月7日、七夕の日に相撲が生まれたとされ、奈良時代から平安時代末期まで
宮中で相撲を天皇が観覧する儀式でした。そういったことから昨年、旧暦の7月7日の前日に当たる7月30日に相撲を扱ったイベントも行いました。
国技なのですが、意外に相撲を知らない人が多く、新鮮にうつったようです。
相撲は神事から始まり、信長・秀吉のころはお抱え力士なんかいてさかんだった勧進相撲などの全国いくつかの興行がまとまり、江戸相撲に集中されてきて、
やがて(かなり飛びますが)今の日本相撲協会につながってきています。
ちょうどそのころ、イベントのことを調べていたら
川端要壽 「 日本相撲史」という本の中で昭和32年3月2日に、国会で相撲についての質問があったことがわかりました。
財団法人としての協会のあり方、茶屋制度、八百長の問題が質問されました。
この質問で理事は「改めるべきは改め、残すべきは残す」と答弁しました。
そして改革が行われて、
運営審議会を設置。茶屋を廃止。力士の給与は基本的給与制とし、重量以上には社会保険、健康保険の制度を確立するなど行われ、この審議会のメンバーは当時の経済界の大物ばかりで形成されているものでした。
これが相撲協会の体質で、勧進相撲がはじまったころから大物によって庇護され
続けたものなのだとわかりました。
これもひとつの日本の文化の事実であるのでそれにはあえてふれませんが、
これによりサラリーマンとなった力士にとって、
今のように場所が年に6場所もあり、気力体力とも持続させ続けなければいけない力士にとっては
・怪我をしないで続けること。
・期待にこたえ続けること。
とにかく、どんな環境であれ「続けること」
これが大きな仕事となっていると思います。
組織に所属する相撲サラリーマンとしては、いえないこともある。
そして、ずっと取材をし続けている相撲番記者がいる大新聞ではそういった八百長の事実は知っていても書けない事情もある。
今回は週刊誌で報道されたわけですが、協会は否定するだけでなく、昨今の無気力相撲ではなく本当のガチンコ相撲の生まれるためにどうしたらよいか・・・という力士の環境にエネルギーをさいてもらいたいと思います。
白か黒か。裁判所という土俵の結果だけで、相撲をそしてすべてを判断してもらっては困るなあと。協会が勝てば、何も変わらないまま、八百長が生まれやすい、力士にとってかわいそうな環境が続くだけではと思います。
一方相撲を見続け、今の事態を危惧し書いたジャーナリストの勇気もきえてしまいます。
とはいえ八百長があるかないかは、私が見てないのでそりゃわかりません。
ですが今の力士の相撲をし続ける環境の悪さが土俵に反映され、そして相撲人気が落ちてきていることに違いはありません。
日本書紀にでてくる相撲の神様
野見宿禰(のみのすくね)と当麻蹴速(たいまのけはや)がどっちが強いかと
純粋に力比べをしたことに起源ではじまった相撲。
どうか、日本の国技として後世にも美しい姿で残っていきますように。
スポーツというとらえかただけでなく、すばらしい文化なのだから。
相撲協会が「八百長」報道で提訴へ 講談社などに損害賠償求める(共同通信) - goo ニュース
http://www.hoosoo.tv/Default.aspx?tabid=58&v=01-badead08-83e8-45ea-97e4-8a0363326b3f
もともと、相撲は、節句のひとつ、神事でした。
7月7日、七夕の日に相撲が生まれたとされ、奈良時代から平安時代末期まで
宮中で相撲を天皇が観覧する儀式でした。そういったことから昨年、旧暦の7月7日の前日に当たる7月30日に相撲を扱ったイベントも行いました。
国技なのですが、意外に相撲を知らない人が多く、新鮮にうつったようです。
相撲は神事から始まり、信長・秀吉のころはお抱え力士なんかいてさかんだった勧進相撲などの全国いくつかの興行がまとまり、江戸相撲に集中されてきて、
やがて(かなり飛びますが)今の日本相撲協会につながってきています。
ちょうどそのころ、イベントのことを調べていたら
川端要壽 「 日本相撲史」という本の中で昭和32年3月2日に、国会で相撲についての質問があったことがわかりました。
財団法人としての協会のあり方、茶屋制度、八百長の問題が質問されました。
この質問で理事は「改めるべきは改め、残すべきは残す」と答弁しました。
そして改革が行われて、
運営審議会を設置。茶屋を廃止。力士の給与は基本的給与制とし、重量以上には社会保険、健康保険の制度を確立するなど行われ、この審議会のメンバーは当時の経済界の大物ばかりで形成されているものでした。
これが相撲協会の体質で、勧進相撲がはじまったころから大物によって庇護され
続けたものなのだとわかりました。
これもひとつの日本の文化の事実であるのでそれにはあえてふれませんが、
これによりサラリーマンとなった力士にとって、
今のように場所が年に6場所もあり、気力体力とも持続させ続けなければいけない力士にとっては
・怪我をしないで続けること。
・期待にこたえ続けること。
とにかく、どんな環境であれ「続けること」
これが大きな仕事となっていると思います。
組織に所属する相撲サラリーマンとしては、いえないこともある。
そして、ずっと取材をし続けている相撲番記者がいる大新聞ではそういった八百長の事実は知っていても書けない事情もある。
今回は週刊誌で報道されたわけですが、協会は否定するだけでなく、昨今の無気力相撲ではなく本当のガチンコ相撲の生まれるためにどうしたらよいか・・・という力士の環境にエネルギーをさいてもらいたいと思います。
白か黒か。裁判所という土俵の結果だけで、相撲をそしてすべてを判断してもらっては困るなあと。協会が勝てば、何も変わらないまま、八百長が生まれやすい、力士にとってかわいそうな環境が続くだけではと思います。
一方相撲を見続け、今の事態を危惧し書いたジャーナリストの勇気もきえてしまいます。
とはいえ八百長があるかないかは、私が見てないのでそりゃわかりません。
ですが今の力士の相撲をし続ける環境の悪さが土俵に反映され、そして相撲人気が落ちてきていることに違いはありません。
日本書紀にでてくる相撲の神様
野見宿禰(のみのすくね)と当麻蹴速(たいまのけはや)がどっちが強いかと
純粋に力比べをしたことに起源ではじまった相撲。
どうか、日本の国技として後世にも美しい姿で残っていきますように。
スポーツというとらえかただけでなく、すばらしい文化なのだから。
相撲協会が「八百長」報道で提訴へ 講談社などに損害賠償求める(共同通信) - goo ニュース
http://www.hoosoo.tv/Default.aspx?tabid=58&v=01-badead08-83e8-45ea-97e4-8a0363326b3f
びっくりです。
元小結で東前頭10枚目の旭鷲山(33=大島)が将来、モンゴル大統領選に出馬する考えを持っていることが、分かった。13日、1年前からの心臓疾患のため、日本相撲協会に引退届を提出した。今年中には母国に戻る予定で、来夏の国会議員選挙に打って出る考え。まずは外務大臣を目指し、10年以内に大統領になることを目標としている。
日刊スポーツより
大島部屋は車がつっこんだり、なんだかにぎやかな部屋になっていますね。
元小結で東前頭10枚目の旭鷲山(33=大島)が将来、モンゴル大統領選に出馬する考えを持っていることが、分かった。13日、1年前からの心臓疾患のため、日本相撲協会に引退届を提出した。今年中には母国に戻る予定で、来夏の国会議員選挙に打って出る考え。まずは外務大臣を目指し、10年以内に大統領になることを目標としている。
日刊スポーツより
大島部屋は車がつっこんだり、なんだかにぎやかな部屋になっていますね。
私がこんなに、日本人は「相撲」「相撲」といっているのに、
伝わらない。
これは、もう、黒木瞳さんに登場してもらわねば!
女優黒木瞳(46)がNHK大相撲中継に初登場することが8日、分かった。12日初日の九州場所(福岡国際センター)で8日目(19日)にゲスト出演する。ミスマッチの印象もあるが、黒木は福岡県出身で大関千代大海(30=九重)とはメル友という相撲ファン。若貴ブームの90年代に比べ、視聴率が低迷する大相撲中継を後押しする。
日刊スポーツより
伝わらない。
これは、もう、黒木瞳さんに登場してもらわねば!
女優黒木瞳(46)がNHK大相撲中継に初登場することが8日、分かった。12日初日の九州場所(福岡国際センター)で8日目(19日)にゲスト出演する。ミスマッチの印象もあるが、黒木は福岡県出身で大関千代大海(30=九重)とはメル友という相撲ファン。若貴ブームの90年代に比べ、視聴率が低迷する大相撲中継を後押しする。
日刊スポーツより
かつて日本人に夢と元気をあたえてくれた
巨人、大鵬、たまごやき。
たまごやきは今でも人気メニューですが、
大鵬=相撲 巨人=野球 は元気がありません。
相撲、相撲とこれまでいっていましたが、プロ野球も元気になっていただかなくてはなりません。
この本は、巨人、長嶋さんを影から黒子として支えた河田さんという方の
Gファイルという膨大なデーターをもとに取材を重ねられた巨人、野球界のノンフィクション。
野球界の問題。黒子となってまで長嶋さんを支えた河田さんですが、そこまでさせた長嶋さんの魅力。またなつかしい選手や名試合もでてきて、読みどころ満載でした。
日本ハムの優勝が決まりました。
地域密着で球団づくりをしたいい例かもしれません。
巨人、巨人とはいいませんが、かつてのいい時代の野球。復活してほしいものです。
「G FILE」
著者:武田頼政
出版社:文藝春秋社
巨人、大鵬、たまごやき。
たまごやきは今でも人気メニューですが、
大鵬=相撲 巨人=野球 は元気がありません。
相撲、相撲とこれまでいっていましたが、プロ野球も元気になっていただかなくてはなりません。
この本は、巨人、長嶋さんを影から黒子として支えた河田さんという方の
Gファイルという膨大なデーターをもとに取材を重ねられた巨人、野球界のノンフィクション。
野球界の問題。黒子となってまで長嶋さんを支えた河田さんですが、そこまでさせた長嶋さんの魅力。またなつかしい選手や名試合もでてきて、読みどころ満載でした。
日本ハムの優勝が決まりました。
地域密着で球団づくりをしたいい例かもしれません。
巨人、巨人とはいいませんが、かつてのいい時代の野球。復活してほしいものです。
「G FILE」
著者:武田頼政
出版社:文藝春秋社
今日7月6日、フジテレビ系 FNNニュース 11時半から
武蔵川部屋のブログについて、放送されたそうです。
相撲の世界がよくわからない方、
おすもうさんたちの日常も見られ、おすすめブログです。
http://blog.goo.ne.jp/musashigawabeya
・・・とここまで書いたら、延期とのこと。来週見られるかも?!
武蔵川部屋のブログについて、放送されたそうです。
相撲の世界がよくわからない方、
おすもうさんたちの日常も見られ、おすすめブログです。
http://blog.goo.ne.jp/musashigawabeya
・・・とここまで書いたら、延期とのこと。来週見られるかも?!