今日は7月30日(日)イベントに司会進行、相撲甚句で登場していただく大至さんよりお言葉をいただきました。
大相撲 木場satowa七夕場所の開催、おめでとうございます。
日本の国技、相撲をこんな形で取り上げて頂くなんて嬉しい限りです。
若貴時代のテレビの視聴率もものすごく高かったころから比べると、今の相撲人気は少々陰りがあります。この人気を回復させるためには、やはり相撲出身の僕たちが頑張らねば!と思っています。
僕も仕事柄、地方に行くことが多いのですが、最近の相撲について色んな方に『相撲見てますか・・・?』『面白いですか・・・?』とたずねます。しかしその答えは『外国人力士ばかりでつまらない・・・。』『怪我が多かったり相撲が淡白だ!』などと意見はさまざまです。一般の方の意見は大事にしなければいけません。逆にそういう声が上がるというのは、相撲に注目して頂いているということだと思います。
力士は誰も最初から幕内力士ではない。新弟子はその時代時代でそれなりの苦労を積み、晴れて一人前と呼ばれる人たちはほんの一握り。。。誰もが出世したいその夢と希望を持って入門してきても、挫折したり怪我や病気になったり。。。晴れ舞台の裏側には、泣く泣く田舎へ帰る若い新弟子たちも少なくありません。
このイベント、七夕場所では、相撲文化に触れつつも、その裏の日の目も見ないような部分も皆さんにお伝えしたいと思います。そういった話を聞くと『相撲。。。応援してみようかなぁ。』という気持ちになるはずです。
日本の国技、相撲の魅力、見て聞いて楽しんで、皆様を古から続く伝統ある国技大相撲に誘いたいと思います。多くの皆様のおいでを心からお待ち申し上げます。
元・幕内 大至(歌手)
大至さんの断髪の様子がのっていました。
http://www7.ocn.ne.jp/~tubasami/syasinkan/daisi_danpatu2.html
●大至さんのご紹介
茨城県出身 元押尾川部屋所属幕内力士
現在、歌手としてライブ、舞台、象印のCMなど幅広くご活躍。