「学びの森」の四季と   楽しい各務原

「学びの森」
 住  所 各務原市那加雲雀町15
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ねずみ小僧次郎吉の碑

2012-01-18 20:14:12 | 各務原の史跡
ねずみ小僧次郎吉は知っていますよね。江戸時代後期の義賊として大名・武家屋敷で盗みを繰り返し、貧しい庶民に施したという歌舞伎や芝居などで有名な。
その「ねずみ小僧次郎吉の碑」と呼ばれる六十六部の供養塔が、春の桜で有名な新境川近くに静かに建っています。(名鉄・市民公園前の北側・高山本線との間に)



神明神社




神社の境内の中にひっそりと。元々は旧中山道沿いにあったもので、今は市民公園になっている、旧岐阜高等農林学校(岐阜大学農学部の前身)の敷地造成(大正末年)にともなって現在地に移されました。


石碑に六十六部と読み取れますね。



江戸から遠く離れた各務原にねずみ小僧次郎吉の石碑があることについて、一つの昔話が伝わっています。昔々、中山道が通る各務野は見渡すかぎり草原で寂しい場所でした。あるとき旅の若い娘が各務野で日没で困っていると一軒の灯りが、娘はその家に泊めてもらいますが、実はそこは旅人から金品を奪う悪人の家、たまたま六十六部の修行者が泊まっていて悪人を懲らしめたので娘は無事に旅を続けられました。六十六部とは日本全国六六か国を巡礼する宗教者のことで江戸時代が最も盛んでした。
娘を助けた六十六部は実は義賊のねずみ小僧次郎吉の仮の姿で、江戸で処刑されたという話が各務原に伝わると、ねずみ小僧次郎吉の各務原での行いを後世に伝えるために石碑が建てられたそうです。(木曽川学歴史ガイドブックより引用)


ご訪問ありがとうございました。
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