2008年の後半は、倒産や大量リストラなど、アメリカの金融破たんから
急激に不況の波が押し寄せていて、何かと暗いニュースが多いですよね。
しかし、過去の歴史の中でも、このような事はありましたが、それを乗り切り
克服して新しい時代を築いてきたことは確かです。
人間は、いざととなると、底のパワーが出てくるのではないかと私は思っております。
しかし、順境から逆境の環境へと変わった時、その瞬間は凹んでしまうのもです。
こんな時こそ、少しでも気持ちが楽になったり、安定したりする色を毎日の生活に
取り入れて頂きたいと思っております。
そこで、そんな時にお薦めの色をご紹介しておきましょう。
本日第1回目の色は『★オレンジ!!』です。
オレンジは、落ち込んだ憂鬱(ゆううつ)気分を解消させてくれる働きがあります。
太陽を連想させるこの色は、赤の持つ情熱や刺激と、黄色の持つ明るさや開放感を
兼ね備えていますから、心理的にも陽気に明るくしてくれ、心身ともに暖めたり元
気づける効能をもちます。赤は体と血液を刺激しますが、オレンジは情動を刺激し
て自発性を促したり、心構えを楽にさせてくれます。
色彩心理学では『心のビタミン剤』といわれるほどです。
今から約2500年前、ギリシャ時代のヒポクラテス により始まり、ソクラテスが確
立したと言われている色彩療法でも、「オレンジは喜びの色であり、気分が滅入る
のを抑止し、消化を促進し、ほとんどの代謝系によい影響を与える」と記されていました。
太古の昔から、オレンジには活力を増す力があり、心を明るく元気にさせてくれる
色とされていたのです!
人間は、気分が落ち込んだり、元気がない時には、知らず知らずのうちに暗い色を選びやすくなる傾向があります。
明るく元気な時に、黒や茶色などの暗い色を使ってもいいのですが、落ち込んでい
る時の暗い色は、その気持ちをより暗い方へ向かわせるので、気持ちが滅入ってい
る時は、オレンジの色彩効果を意識して取り入れるようにしましょう。
この色の波長が、トーンダウンしているあなたの心と体を明るい方向に誘ってくれるはずです。
自宅のインテリアに是非取り入れてみてはどうでしょう?
事実、オレンジ色を基調としたインテリアを選んでいる家庭のでは、
会話が多いという傾向もあります。家族のコミュニケーションにはピッタリの色
です。また、オレンジを会社のCIカラーに導入しているところは離職率が低い傾
向があるのですよ。
恐るべし『オレンジパワー』です。
模様替えなどされる際は、是非オレンジを取り入れてみましょう。
2008-12-26 18:13:35 コメント(0)| Trackback(0)