散歩と俳句。ときどき料理と映画。

国分寺跡 5

武蔵国分寺の横にある資料館は、数年前に立ち寄ったので今回はパス。
〈お鷹の道〉から、真姿の池湧水群に沿った遊歩道を歩く。

〈お鷹の道〉はこの周辺の村が尾張徳川家の御鷹場に指定されていたことから名付けられた。
湧水は集まって野川にそそぐのだが、先日国分寺市を含む多摩地域の井戸水から
有機フッ素化合物(PFAS)が検出されたばかりである。
この湧水も汚染されているのかもしれない。
直接飲料とするわけではないが、畑などに流れ込んだ場合作物への影響はどうなるのだろうか。

真姿の池

そんなことを考えながら歩いていたら、右手に「糸萬園直売所」という掲示板があるのに気付いた。
ワタシの好きな農家の庭の農作物無人販売所である。

白菜やネギは荷物になるので、シークワーサー6個入り100円を購入。
前にも書いたことだが、こういう販売所でお箱にお金を投入するときは
ちょっと躊躇というか、誰かに確認してもらいたい衝動が
沸き起こるのを抑えることができない。
たしかに100円入れましたよと声に出したいくらいである。
するとその気配を察したのか奥から高齢の女性が登場。
ありがたいと、これくださいと100円硬貨を直接手渡しする。

ほんの少し先にも流れにかかった橋を渡ると同じような直売所がある。
こちらの方が規模が大きいが、とくに欲しい野菜もないので見物だけにする。

けっこう急な階段が続く。西国分寺から来たのは正解だった。反対回りだと登りになるところだった。

国分寺駅まで出て、蕎麦屋にでも入って遅い昼飯でもと思ったのだが、
もう2時を過ぎて店は閉まっている。

中野までもどりいつもの24時間営業の呑み屋で軽くお銚子二本を開けて帰宅。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「遠足未満散歩以上」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事