新宿区「神楽坂」 2006年03月01日 18時59分07秒 | 詩 逢いたやあなたと浜千鳥 緋と思しき爪折れは 叶わぬ侭の夢吹雪 いつかなりたや恋女房 待てど暮らせど来ぬ文を 遠い都と香り立ち 揺れる簪 手の鳴る方へ 棗に忍ぶ 恋は霞と 袂に結ぶ情けを願い 逢わす縁の潮騒は 途絶えし故にお百度踏みて 梅は咲いたか 桜はまだかいな ぽっくりぽっくり 来たらせ しゃんしゃん #ポエム « 白樫物語について | トップ | 五つの星と少女の鳴き砂 »