夢の殻 2006年03月24日 22時23分56秒 | 詩 たかがでは済まされない地平線に ひとり佇み 夢は夢のままで あるべきことを求められ 目覚めのときは何時も 偶然を装っては ありのままの姿を 目の前に突きつけてくる くるり渇いた鳴声の向こうで 夢の堅い殻を食いやぶり 黄身を啜る 青白いクチバシ 舌先三寸の言い訳で誤魔化そうと 焦る喉元に触れるのは 青白いクチバシの冷たい感触 #ポエム « もうちょっとかな | トップ | 赤と白のブチ »