ふしょうなブログ

ご不要になった詩は粗大ゴミでお出しください

くびれについて

2005年08月23日 23時37分25秒 | 詩の背景

 この詩は世田谷美術館で鑑賞した絵画、デッサン、彫刻の印象を引き摺りながら、その翌日に片瀬江ノ島へ取材に行った際に作詩したものです。(取材っていうか散歩かな、実は)で、小田急線片瀬江ノ島駅を降りて数分も歩かないうちに水着ギャルの群れとYockは遭遇しました。(未知との遭遇?)
 恥じ入る素振り等生まれてこの方感じた事なんて無いような感じで、威風堂々?と三角ビキニのままビーチへ向う彼女達の艶やかな後姿を半ば呆然として見送ったのですが、その時の印象を詩にこめてみました。

↑竜宮城を模したらしい片瀬江ノ島駅

 男一人で水着も着ずに砂浜に出るのは何だし、海の家からは呼び込みがウルサイので江ノ島へ渡りヨットハーバーから江ノ島の岩場を散策しました。



↑江ノ島のヨットハーバー
  当然ながらYock艇は見当たりません(残念!)



↑江ノ島の岩場です
  結構潮が引いていたのかも♪

 2時間ぐらいの取材でしたが、家に帰ってみるとドカチン焼けてな感じでビックシ、マイッチング状態でした。
 なんだ、水着ギャルのくびれ写真はどうした、俺はそれを期待していたのにってお叱りを受けそうです。どうも気が弱いYockなもんで、そんな写真取れませんです。モーしわけ無い気持ちで一杯です。

 こんな、男どもの密かな楽しみ(見るだけならタダだし)も、あと数週間で終わりになります。また来夏のお楽しみってな感じでしょうか♪そんな気持ちも詩をこめてみました。







 

 

 


とんび

2005年08月23日 22時43分20秒 | 
君は覚えているだろう
君がはじめて掴んだ自由は
真新しい買ったばかりの自転車に乗って
得意げに街中を走りまわる事。


そして今
世間との関わりを君は海に投げ捨て
白い灯台すれすれを斜めに横切っては
潮風を翼いっぱいに受けている。


「今さらどうすりゃ良いのか」と言いたげで
僕を嘲笑うかのようにあたりを飛び回るけど
そんな君でも人恋しいのか
水平線の彼方までは飛び去ろうとしない。


君の望む自由ってやつは
下手なコラージュで描いた青空のようで
何処までも平坦な青さの中に
くるり 吸い込まれていく。


※改題しました

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ここだけの詩について

2005年08月23日 17時19分07秒 | ここだけの詩
 このカテゴリーには本音が出すぎているとか、公の場に投稿するには拙筆すぎるかなと思われる詩を掲載します。それでも可愛い詩には変わり無い訳でして。気が向いたら推敲など行って独り立ちさせられるかも知れない、そんな詩達の置き場です。

 第1弾として投稿した「これは詩では無い」もそんな詩のひとつです。言葉のあつまり=詩であるならば意味性の有無を問われるのかなと思います。Yockとしては言葉達の意味を放棄せずに、その言葉の持つ本来の意味を乗り越えた世界へ到達できるような詩を書ければと思っています。

達成出来そうも無い大きすぎる目標ではありますが…


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これは詩では無い

2005年08月23日 07時36分58秒 | ここだけの詩
マグリットがパイプの絵を書いた
これはパイプではない
あくまでもリンゴはリンゴだった
良き時代の衝撃

今の時代は何でもありだから
何やら数字を並べても
空白に見えざる抽象を気取っても
誰も感動しない
誰の心にも衝撃を与えない

たった一枚の油彩画さえ
未だに越えられない

ルールは無いのか
おまえの死はガシャポンだ
ありったけの100円玉を飲み込んでは
劣情感を煽るだけ煽り
あとは知らん顔
そんなんじゃパイプは越えらない

おまえは塩を浴びた蛞蝓か
身悶えしながら萎縮する夜に
ゴミ処理場の煙突から
薄汚い涎をたらすのは止めろ!



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