一昨日の夕方、車で最寄りの駅前を通ったら、駅前公園の真ん中のタイサンボクの木に、花が咲いているのが見えました。
それも低い位置に。これはチャンスです!
昨日の朝、カメラを持って勇んで出かけました。
おー、目の前の高さに幾つかの花が咲いています!
タイサンボク (モクレン科 モクレン属)
「北アメリカ中南部を原産とするモクレン科の常緑樹。5月から6月にかけて咲く花は直径10センチ~20センチとかなり大きく、圧倒的な存在感を持つ。花には万人受けするような芳香があるが、特に咲き始めは香りが強い。」
普通は高い所に咲くのに、目の前に真っ白な美しい花があるのです。
夢中で写真を撮りました。
どこも傷んでいない咲きたての花が数輪。
蕊が落ち始めている花もあります。
写真を載せていても、甘い香りが漂って来るようです。
雌蕊が真ん中に幾つもあり、その根元の周りを沢山の雄蕊が取り巻いています。
開く前の蕾が皮を脱ごうとしています。
ふっくらした蕾が可愛い。
咲き終わった様子
「花後には実がなり、モクレンやコブシと同じように赤い種を含む」そうです。
実も見てみたいです。
こんなに下枝に咲いています。
去年は高い所に数輪咲いていただけで、写真は撮れませんでした。
木全体はこんな感じです。
記念樹だったのですね。
ガーデナ市ってどこ? アメリカのカリフォルニア州にあります。
最後にもう一度花を見て帰りましょう。
生まれて初めて、目の前のタイサンボクの花を堪能した素敵な朝でした。
香りも皆さんにお届けできたらいいのに。