山谷えり子 国家公安委員長
2015年7月29日
福岡県警豊前署は29日、県警の50代の男性巡査部長が、アダルトサイトを解約する手数料の名目で20回にわたって計約1800万円をだまし取られる被害に遭ったと発表しました。
複数のメディアが報じています。
同署によれば、被害にあった巡査部長は、今年5月中旬、スマホでアダルトサイトを閲覧していたところ、いきなり会員登録されたことを示す画面が表示。
これに驚いた巡査部長が解約のためにサイトの問い合わせフォームに(焦りもあってか)自身の名前と電話番号を入力し送信してしまいました。
その後、サイト運営者とみられる男から電話がかかり、会員登録の解約手数料として32万円分を電子マネーで支払ってしまったとのことです。
さらに7月中旬以降、他のサイトに会員登録されていると別の男らからも電話があり、指定された口座に現金を計19回振り込み、被害額が加算。
ちなみに、巡査部長が連続して引っかかった手口として、数回目に現金約98万円を振り込んだ際、電話先の男から「保険で9割が戻る」と言われ、実際に90万円が返金されたことで、保険が利くとの思い込みからその後の額が膨らみました。
アダルトサイトや出会い系などによる詐欺被害は、その内容や状況から他人に相談しにくい状態ができてしまい、そこにつけこんだ犯罪者が巧みに被害者をコントロールするのがパターンです。
不審なサイトにアクセスしないというのが一番ですが、誤って誘導される場合もあるため、実名や電話番号、住所など、プラバシーに関する情報をむやみに送信しないよう、常に冷静に判断するようにしましょう。
日本経済新聞
2015年7月29日
福岡県警豊前署は29日、県警の50代の男性巡査部長が、アダルトサイトを解約する手数料の名目で20回にわたって計約1800万円をだまし取られる被害に遭ったと発表しました。
複数のメディアが報じています。
同署によれば、被害にあった巡査部長は、今年5月中旬、スマホでアダルトサイトを閲覧していたところ、いきなり会員登録されたことを示す画面が表示。
これに驚いた巡査部長が解約のためにサイトの問い合わせフォームに(焦りもあってか)自身の名前と電話番号を入力し送信してしまいました。
その後、サイト運営者とみられる男から電話がかかり、会員登録の解約手数料として32万円分を電子マネーで支払ってしまったとのことです。
さらに7月中旬以降、他のサイトに会員登録されていると別の男らからも電話があり、指定された口座に現金を計19回振り込み、被害額が加算。
ちなみに、巡査部長が連続して引っかかった手口として、数回目に現金約98万円を振り込んだ際、電話先の男から「保険で9割が戻る」と言われ、実際に90万円が返金されたことで、保険が利くとの思い込みからその後の額が膨らみました。
アダルトサイトや出会い系などによる詐欺被害は、その内容や状況から他人に相談しにくい状態ができてしまい、そこにつけこんだ犯罪者が巧みに被害者をコントロールするのがパターンです。
不審なサイトにアクセスしないというのが一番ですが、誤って誘導される場合もあるため、実名や電話番号、住所など、プラバシーに関する情報をむやみに送信しないよう、常に冷静に判断するようにしましょう。
日本経済新聞