山谷えり子 国家公安委員長
2015年5月26日
拳銃誤発射 警察官2人が軽傷
26日午前、横浜市の警察署の屋上で、警察官が拳銃を点検していたところ誤って発射させる事故があり、近くにいた別の警察官2人に弾が当たり、2人は足に軽いけがをしました。
警察によりますと、26日午前8時半ごろ、横浜市中区にある横浜水上警察署の屋上で、警務課に所属する54歳の男性警部補が拳銃の点検をしていたところ、誤って1発を発射させました。
弾は床に当たって跳ね返ったあと、近くにいた35歳の男性巡査長と42歳の男性巡査部長の2人に当たり、2人は足に軽いけがをしました。
警察によりますと、26日は、月に1回、署員を集めて装備品などの点検を行う日で、事故当時、屋上には署員およそ30人がいて、警部補が同僚から受け取った拳銃を点検していたところ、誤って引き金に指を引っかけたとみられています。
警部補は「大変申し訳ないことをした」と話しているということで、警察は詳しい状況を調べています。
現場は、海外からの大型客船が停泊する大桟橋に近い、観光客の多いところです。
横浜水上警察署の淺谷利一副署長は「基本的なミスで、2度とこのようなことがないよう指導を徹底します」とコメントしています。