

2017年1月19日
新千歳空港ANA機オーバーラン 乗客は…
19日正午ごろ、全日空の航空機が北海道の新千歳空港に着陸後、滑走路のカーブを曲がりきれず、雪に突っ込んで停止した。
乗客・乗員にケガはないという。
国土交通省は、重大インシデントとして調査官を派遣した。
19日正午ごろ、秋田空港から新千歳空港に向かっていた全日空1831便が着陸後、滑走路から誘導路に入る際、カーブを曲がりきれず滑走路の路肩の雪に突っ込む形で停止した。
滑走路周辺は一時、物々しい雰囲気に包まれた。
この便に乗っていた乗客「なかなかスピード落ちないな、とまらないなという感覚はあった。車で急ブレーキかけてもとまらない。それと同じような感覚。雪のあるところに乗り上げるときにガタガタという音がしたくらい。特に衝撃だとか、大きな音はなかった」
全日空によると、機内には乗客21人、乗員4人の計25人が乗っていたが、ケガ人はいないという。
全日空・伊藤正樹支店長「乗客にケガがなかったのは幸いだが、乗客や関係者にご心配、ご迷惑をかけて申し訳ない」
新千歳空港は2本ある滑走路のうち1本は、午後5時現在も閉鎖されていて、発着便に欠航が出るなど影響が出ている。
札幌管区気象台によると、新千歳空港では正午までの24時間で13センチの雪が降ったという。
国の運輸安全委員会では、重大インシデントとして航空事故調査官5人を新千歳空港に派遣した。
日本テレビ