2017年2月6日
NHK記者逮捕 近い時期に複数の同様事件、関連含め捜査
女性への暴行などの疑いで、NHKの記者が6日に逮捕された事件で、警察は、今回と近い時期に、同じような事件が複数起きていることから、関連を含めて捜査している。
NHK山形放送局の記者・弦本康孝容疑者(28)は、2016年2月、山形県内の20代女性の家に侵入し、女性に暴行を加え、けがをさせた疑いで、6日に逮捕された。
弦本容疑者は、「やっていない」と容疑を否認している。
警察などによると、現場には金品を物色したあとはなく、初めから暴行が目的だったとみられている。
また、犯行後、口止めをして立ち去っていたという。
山形県の村山地方では、今回の事件と近い時期に、何者かが家に侵入し、女性が暴行される被害が複数起きていて、警察は、関連を調べる方針。
ヤフーニュース
NHK山形の記者逮捕
女性宅侵入し強姦致傷容疑
女性に性的暴行を加えけがを負わせたとして、山形県警は6日、強姦致傷と住居侵入の疑いでNHK山形放送局所属の記者弦本康孝容疑者(28)=山形県酒田市本町=を逮捕した。
逮捕容疑は昨年2月23日午前5時ごろ、山形県村山地方に住む20代女性宅に侵入し性的暴行を加え、2週間のけがを負わせた疑い。
県警によると、弦本容疑者は「分かりません」と供述している。
2人は面識がなかったという。
女性が山形署に届け出て発覚した。
共同通信
追記
2017年2月28日
元NHK記者を起訴、山梨の容疑でも逮捕へ 女性暴行
山形地検は27日、女性宅に侵入して乱暴し、けがを負わせたとして、強姦致傷と住居侵入の罪で、NHK山形放送局の元記者、弦本康孝容疑者(28)を起訴した。
山形県や弦本被告の前任地の山梨県では、同被告が関与した疑いのある事件が他にも数件ある。
捜査関係者によると、山形の事件の捜査が終わり次第、山梨県警は強姦事件で逮捕する方針。
山形地検によると、同被告は「身に覚えがない」と起訴内容を否認しているという。
起訴状などによると、弦本被告は昨年2月23日午前4時半ごろから7時10分ごろの間、山形市内の20代女性宅に玄関ドアから侵入。
就寝中の女性を脅して乱暴し、約2週間のけがを負わせたとしている。
捜査関係者によると、弦本被告が甲府放送局(甲府市)に勤務していた2013~14年に山梨県内で発生した2件の強姦事件の現場で採取された遺留物のDNA型が、山形県の事件現場に残されていたものと一致。
山形の現場の遺留物は弦本被告のDNA型と一致している。
弦本被告は今月16日付で懲戒免職となった。
共同通信