タロー8の脳腫瘍闘病記改め 健康長寿の窓口

2009年に乏突起神経膠腫の手術を受け15年が経過したことを機にブログをリニューアル、健康長寿の情報を発信していきます。

アンメット~抗てんかん薬の予防投与

2024-05-21 16:11:16 | 日記

 昨夜、放送されたドラマ「アンメット」のあらすじは「記憶障害のミヤビが、てんかんの予防投与(てんかん発作の既往歴ない)であることに疑問を持った三瓶医師が、ミヤビが実は側頭葉てんかん発作を発症していたことを知り、主治医である大迫教授が、記憶障害が起きることを知りながら発作が起きない最低の投与量をミヤビを検査することで設定していた事実を突き止めた」というものでした。さらに「抗てんかん薬の予防投与は推奨されてないことが一般的で、大迫教授も推奨しない考えであるにも関わらず、別の医師に処方箋を依頼していたこと、ミヤビの検査の際に会長が同席していた。」ということですが、大迫教授は、「投与量が多いと認知症のリスクが高くなる。発作が起きていたことが院内スタッフに知れ渡るとミヤビが医師として働来にくくなるので(発作は起きたことのない)予防投与していることにした」と反論していましたが、今後の展開が楽しみです。

 はて?予防投与は推奨されてないの?との疑問が私の頭を過ります。

 私は手術前の、確か3日前から抗てんかん薬を服薬し、術後も現在に至るまで発作を起こしたことはありません。術前、術中、術後とも投薬を受けていたのですから、発作が起きることはないですが、ドラマにあったように血中濃度や脳波の検査も術後の1年くらいは受けていたと記憶しています。

 2018年(つまり術後9年経過)の西日本豪雨で、新幹線が足止めとなって出張から帰ることができず、抗てんかん薬が切れて2日間過ごしたことがありますが、発作が起きたらどうしよう、思っていましたが、杞憂に終わりました。もしかすると2日間は血中濃度が維持されていたのかも知れませんが。

 そんなこともあり、主治医に「いつまで薬は必要なのですか?」と聞いたところ、「正しい答えはありません」ということでした。ドラマでもあった「何かあったら・・・」という病院の方針なのでしょうか。

 入院中は、周りは脳疾患の方がほとんどで、夜中に痙攣を起こしてナースコールが鳴り響いていました。実際に痙攣されている患者さんを目の当たりにしたとき、とても恐怖を感じたのが15年経った今でも忘れられません。

 次回の受診が7月にあり、主治医に「発作がなくても予防投与は必要なのか、もし投薬中止するとしたら、確認の検査が必要になるのか、警察へ提出している診断書(てんかんの薬を飲んでいて発作は起きてないので運転は大丈夫、との証明。1年に1回の提出が今は5年に1回となった)も必要なくなくなるのではないか」と聞いてみようと思います。次回の診断書提出は来年の5月、それまでに、「もういいよ」と言ってくれないかなあ。我が家だけでなく、国も医療費抑制につながると思うのですけどね。

今回の放送は、アンメット第6巻に基づいていました。

 

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